本機は先に紹介しました
2603-08Nのハードディスク強化版です。
ThinkPad500は ThinkPad220の
US版といったところですが、220とは異なってディスク容量が複数用意されている点が注目に値します。
ハードディスク容量が強化されている(80MB=>170MB)以外は
2603-08Nと全く同じです。
(細かいディティールは 2603-08Nのページもご覧ください)
手元の
17Nは非常に調子が悪く、滅多に電源が入ってくれません。(涙)
健全な08Nもあるので、本機は残念ながら「お飾り」状態になっています。
CPU IBM 486SLC2-50MHz
RAM 4MB Max.12MB(D-RAM Card)
HDD 170MB
FDD 外付け(要専用ケーブル)
LCD 7.2"モノクロSTN
VGA WD90C26 V-RAM 512KB?
510Csに比べると日本国内に入ってきた数は少ないようですが、それなりの台数が入ってきているようです。とは言っても、比較的入手は難しいと思います。
- スペック上、Windows3.1程度が限度と思われます。
- PCカードは PlayAtWillを入手すれば使用可能です。
インストール時に ThinkPad500を選択しましょう。- 首折れが発生しやすい傾向があります。早めに修復すると良いです。
- メモリは D-RAMカードで8MBまでしか増設できません。(計12MBまで)
パリティなしのカードでOKのようです。- HDDは E-IDE未対応です。内ネジで15mm以下のドライブが組み込みできます。
12.7mmでは隙間が開いてしまいますが、問題ないと思います。
9.5mm以下のものは隙間が空きすぎて、ボディ全体の剛性が落ちる(キーボードが撓む)可能性がありますので要注意です。
(アクリル板等でスペーサーを作って挿入すると良いと思います)- もしも入手される際には、FDD/シリアルケーブルが紛失しておらず、断線が無いことを確認しておきましょう。
(2001/07/29 記)