ほぼ5年振りに新記事です。不定期更新の「逗子田越村新聞」ですが、5年間も放置されっぱなしの「新聞」は他にないでしょうね。

さて、ドッグランの話です。

前の犬(てつ)が死んじゃってからおよそ8年犬を飼いませんでしたが、魔が差して再び2匹飼い始めました。

「てつ」は引き綱をつけずに私のスクーターの横を器用に走っていましたが、今回は2匹ですし、そうもいきません。

あ、「ノーリードは8年前とはいえマナー違反だぞ」とかの善人ぶった退屈なメールは送りつけないでくださるようお願いいたします。その類は受け付けていません。

ともかく、犬に運動をさせなきゃ、ということで逗子の第一運動公園の中にあるドッグランを利用させてもらっています。

手続きとしては逗子の市役所へ行って登録し、使用許可証を発行してもらいました。大型犬が奇数日、小型犬が偶数日、という決まりです。

駐車場もあり、重宝です。桜が満開の頃はとても綺麗です。

しかし難は「少々狭い」ということと、「1日おきにしか利用できない」ということです。また、雨上がりには地面がグシャグシャでなかなか乾きません。

ご近所の方から「葉山のドッグランがいいよ」と聞きました。

葉山の町役場で講習を受け、狂犬病予防の注射証明を提示して、逗子のドッグラン同様にドッグヤードの利用許可証を発行してもらいます。

葉山のドッグランは町営で、南郷上ノ山公園の中にあります。名称は「ドッグラン」ではなく、「葉山町ドッグヤード」といいます。管理はもちろん葉山町ですが、有志が運営している施設です。

はじめて葉山の南郷上ノ山公園へ行きましたが、山の中腹をたっぷりと贅沢に使った美しい公園です。駐車場もたっぷりあります。余裕のある立派な施設であることに驚きました。葉山町、たいしたものです。

肝心のドッグヤードですが、大型犬用と小型犬用に別れています。正直な話、たいした広さではありませんが、犬達がノビノビと駆け回るだけの面積は確保されています。逗子のドッグランとは比べものにならないほどの大きさです。

できることならば丘の中腹をそのままフェンスで囲ってドッグパークにしてしまうとさらに素敵だと思いますが、犬連れでない人達の賛同を得ることはできないでしょうね。おまけに、こちらは葉山町民でもありませんし。

横須賀はあれだけ大きな町ですがドッグランがありません。住民が「ドッグランを作って欲しい」と役場に要請したところ「犬を飼っている人達だけを優先させることはできません。有料の施設でも自分で探してください」という役所の答弁の手本となるような素敵な対応をされたそうです。ということで横須賀から犬を連れて葉山町ドッグヤードに来る飼い主にもお会いします。

もちろん近隣の越境者である逗子市民、鎌倉市民もこのドッグヤードにはお世話になっています。「葉山町民でなくても利用可」という太っ腹の葉山町には敬意を表したいと思います。

犬達が遊ぶのをボンヤリと眺めているのにも退屈してきたので、「葉山町ドッグヤード非公式ウェブサイト」を立ち上げ、ここで毎日出会う犬達の写真を載せ始めました。題して【HAYAMA-K9】。果たして、いつまで飽きずに続く事やら不明です。

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