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「どちらに行ったらよいか、教えてもらえませんか」
「それはあなたがどちらに行きたいかによるんだよ」
(ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」より)

「驚くことなんて何もありはしない。 正しい鍵盤を正しい時に叩けば、後は楽器が勝手に演奏してくれる」
(ヨハン・セバスチャン・バッハ)

溜息をつき、悲嘆にくれ、手と眼を天にむけ、額か指かどちらかがこわれるほど こぶしで頭を叩いた。そしてこうつけ加えた。 「やっぱりここになにかがあるような気がする。 だが、叩いてもゆすぶっても駄目だ。 なんにも出て来やしない」
(「ラモーの甥」(ディドロ)より)

「コンピュータは使えない。答えを返すだけだから」
(パブロ・ピカソ)

「凡人だけが我慢することを知らない。 偉大な人間は待つことを知っている」
(パブロ・カザルス)

「指揮をする、 とは何もないところに棒や手を使って設計図を書くようなものである」
(フランク・ザッパ)

「私はあらゆるところに、音楽に、海に、花に、葉に、 優しい行為に神聖な源を見る。 こうした全てのものに、私は人びとが神を呼ぶものの存在を見る。 そして私はこの神聖な血筋を自分自身の内に持っている。 それがより高い何か、あまりにも高いのでその存在は信じるより 他にないような何かの存在を教えてくれるのだ」
パブロ・カザルス(チェリスト)

「覚醒は本能的に不快なものです」
真賀田四季(計算機科学者)

「また、白い小石を与えよう。 その小石には、これを受けるものの他は 誰にも分からぬ新しい名が記されている」
(新約聖書、ヨハネによる黙示録 2.17)

「なにしろあまりにどぎまぎしているものだから、 詐欺師では絶対にないと思ったのですよ」
(ブラウン神父、「ミダスの仮面」より)

「われわれの決定的に重要な局面において、 神は人類に確率の薄明かりのみを与えてくださった。 けだし、この薄明かりさえあれば、神が我らに賜えた凡庸さと 神に召されるまでの期間には十分だからである」
(ロック)

「日蝕を祈るのは馬鹿げていると思う反面、 降雨や晴天を祈るのは極めて当然だと考える人も多い」
ポアンカレ(数学者)

「あなたが今日、どの程度気分が良いかを考えなさい、、、 あなたの気分をより良くしてくれるものはいくつかあるだ ろうが、今の気分を害するものの数は無限大である」
トヴァスキー(心理学者、経済学者、予測理論で有名)

「様々な言葉を組み合わせて、自分の考えを理解させるように言語表現を 組立てることができないほど愚かで鈍い人間はおらず、 狂人さえもその例外ではない」
デカルト「方法叙説」第五部より

「その言葉こそ、人類の墓標に刻まれるべき一言です。
神様、よくわかりませんでした……ってね」
真賀田四季(計算機科学者)

「朝起きて、今日は会議もない、講義もない、 委員会もない、それに締切の原稿もない、、、
これ以上の幸せがあったら教えて欲しい」
犀川創平(那古野大学工学部助教授)

「私が言っている人を好きになるになるとは、そういうレヴェルの話だ。 他人の痛みを自分の痛みに感じて、呼吸さえ苦しくなり、 その悲しみと苦痛で相手と自分との位置を確認し合うような、 そういう種類の出来事だと」
島田荘司「御手洗潔のメロディ」より

「死はわれわれの内にあって、われわれの最も人間的な部分である」
ブランショ「焔の文学」

「この世は考える人たちにとっては喜劇であり、 感じる人たちにとっては悲劇である」
「書簡集」(ウォルポール)

「わずらいにわずらわされるまでは、わずらいをわずらわすな」
(イギリスの諺だと思う。私は「生き方のコモンセンス」(ミルワード)で読んだ)


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