「秘法十八」に戻る トップページに戻る 今日の日記


「インフレーションは、常に、何処でも、貨幣的現象である」
(フリードマン・経済学者)

「おん身らはわたしたちをこの生のなかに導き入れ、 哀れな者が罪を重ねるにまかせ、 彼らを苦悩の淵へと突き落とす。 罪はすべてこの地上でつぐなわなければならないからである」
(ゲーテ)

「そして、目には見えない真実の光が永遠を貫いて煌めいている」
(ポー)

「まだこの世です、、、しかし今、この世は調和に満たされています」
カザルス (演奏会の後、ベルギー女王に「今、我々は天国にいるのでしょうか」 と言われての返答)

「夏の盛りには、時間はほとんど停止してしまう。 たぶん一年の真中まで漕ぎ出してしまって、もう行くことも 帰ることもできないのだろう、とわたくしは思っていた。 あとで発見したのであるが、人生にも夏のような時期があるものです」
伊丹十三 (俳優、映画監督)

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」
夏目漱石「草枕」より

「独坐幽篁裏、弾琴復長嘯、深林人不知、明月来相照」
王維

「子曰く、未だこれを思わざるなり。夫れ何の遠きことかこれ有らん」
(孔子がおっしゃるには、 まだ思いがたりないよ、何の遠いことがあるだろう)
「論語」巻第五・子罕第九・三十二

「希望はすこぶる嘘つきであるが、とにかくわれわれを 楽しい小道を経て、人生の終わりまで連れていってくれる」
ラ・ロシュフコォ「道徳的反省」より

「どうか偶然なんてことをあてにしないで下さい。 偶然のない人生というのもあるのですから」
ドストエフスキ「賭博者」より

「一粒の麦、地に落ちて死なずば、ただ一つにてありなん。 もし死なば果を結ぶべし」
(「新約聖書」ヨハネによる福音書 12.24)

「ローマに通ずる道は多い。しかし私たちの芸術に呪文などはない。 あるのは他の道よりも比較的骨を折らないで、 より早くローマに達する二、三の道だけである」
(カール・フレッシュ「ヴァイオリン演奏の技法」より)

「わしは天国の門前に立たずんだ。 と、何とその中に住んでいるのは、ほとんど貧乏人であった。 また、わしは地獄の門前に立たずんだ。 と、何とその中に住んでいるのは、おおかた女であった」
(「千夜一夜物語」バートン版)

「何ごとも その核心まで / わたしはゆきつきたい / 仕事でも 方途の探究でも / 胸さわぎでも」
(パステルナーク詩集より)

「古典理論が想定している状態は、 多くの可能な均衡状態の中の一つの極限点にすぎない…」
(ケインズ「雇用・利子および貨幣の一般理論」の序章より)

「もし一個の人間のすべてがゼロかイチの長大な連鎖によって 表記可能であるとしたら、 個人個人の生(イチ)と死(ゼロ)の長大な連鎖はどんな生き物を 表すことになるのだろう。…(中略)…人はみな神のコンピュータの 1 ビット…」
(トマス・ピンチョン「ヴァインランド」より)

「オイラーは 2^31 - 1 = 2147483647 が素数であることを確かめた。 これが現在わかっている最大の素数である。(中略) …おそらく最大のものになるだろう。というのは、 こんな数は面白いだけで、何の役にも立たないから、 これ以上のものを見つけようとする人があらわれるとは思えない」
(Daniel Shanks, "Solved and Unsolved Problems in Number Theory" (1962))


今日の日記に戻る 「秘法十八」に戻る トップページに戻る