「秘法十八」に戻る トップページに戻る 今日の日記


「わたしは、完全な意見の一致に達した二人の男を知っていますが、 むろん、その一人が相手の男を殺すという結果になりました」
(謎の男、ポンド氏。「ポンド氏の逆説」(チェスタトン)所収、 「博士の意見が一致すると、、」より)

「私がいつも夢見ていたのは、砂漠に生きることができたら、 というものだった。そしてお人好しの夢想家なら誰もが、 おなじ夢を胸に抱いたことがあると認めるだろう。 しかしわが兄弟たちよ、私の言うことを信じてほしい。 われわれはあまりに情に溢れた心を持っているので、 互いの存在なしにはやっていかれないのだ、、、」
(ジョルジュ・サンド、「マヨルカの冬」より)

「それからというもの、わたしはお祈りをして、頭を地につけて お辞儀をするときには、いつも地面に接吻するようになったの、 接吻しては泣くのよ。でもね、シャートゥシカ、あんたに言っておくけど、 この涙には悪いことは何もないのよ。だから悲しみなんか何もなくても、 ただもううれしくてはらはらと涙がこぼれるのね」
(狂女マリヤ、「悪霊」(ドストエフスキ)より)

"The only thing to do with good advice is pass it on. It is never any use to oneself."
(by Oscar Wilde)

「A を成功と等しいとすると、公式は A = X + Y + Z である。 X は仕事、Y は遊び、そして Z は君の口を閉じておくことだ」
(by Albert Einstein)

「かにかくに人は云ふとも織りつがむ我が機物の白麻衣」
(柿本人麻呂)

「解説、批評、鑑賞などは二流の仕事である」
(G.H.ハーディ、数学者、「ある数学者の弁明」より)

「例えば教授にとっての第一の義務は、どのような分野であろうと、 自分の専門分野の重要性と、その分野における自分の重要性を、 多少誇張することである」
(G.H.ハーディ、数学者、「ある数学者の弁明」より)

「実生活は部分的には芸術的だが、全体としてはそうではない」
(謎の男ポンド氏、「ポンド氏の逆説」(チェスタトン)所収、「愛の指輪」より)

「言語は考え方を形造り、考えられるものを決定する」
(B.L.Whorf)

「嫉妬するわたしは四度苦しむ。嫉妬に苦しみ、 嫉妬している自分を責めて苦しみ、 自分の嫉妬があの人を傷つけるのを恐れて苦しみ、 嫉妬などという卑俗な気持に負けたことで苦しむのだ。 つまりは、自分が排除されたこと、自分が攻撃的になっていること、 自分が狂っていること、自分が並の人間であることを苦しむのである」
(ロラン・バルト「恋愛のディスクール・断章」より)

「ワトソンに言わせると、ぼくは実生活における劇作家らしいんだ。 ぼくの内部で芸術家精神がむらむらと湧きおこっては、 いつも芝居がかった演出を要求してやまないのだよ」
(シャーロック・ホームズ、「恐怖の谷」(コナン・ドイル)より)

「登場人物が疲れている恋愛小説を私は知らない」
(ロラン・バルト、「恋愛のディスクール・断章」より)

「孤独を知っているものは泣きません」
(真賀田四季博士、計算機科学者)

「人間は変化を求め、それを受け入れなくてはならない。 自分にそれだけの価値があると信じなくてはならない」
(「スロー・リバー」(ニコラ・グリフィス)より)


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