「楽器の最も優れた能力を発揮させようとするなら、
演奏家の方がヴァイオリンに適応しなればならない」
ルジェロ・リッチ (ヴァイオリニスト)
「人の不幸を祈るようにだけは、なりたくないと思ってきたが、、、」
中島みゆき「れいこ」より
「私はどうして現代なんかに生まれてしまったのだろう」
(オスカー・ワイルド)
「このケーキを食べてしまって、しかもこのケーキを残しておけないかなあ」
レイモンド・スマリヤン(記号論理学者、奇術師)
弟子が師に尋ねた。
「師よ、Emacs に仏性はあるでしょうか」
「ないとは言えんな。あんなにたくさん機能があれば仏性くらいあるだろう」
(詠み人知らず)
「創造し、抵抗する。両方すれば良いではありませんか」
(パブロ・カザルスがシュバイツァーに)
「実験をやめたとたん、私たちの歩みは止まってしまう」
(パブロ・カザルス)
「年をとるのも芸のうち」
(詠み人しらず)
「単純な部分的解の方が、完全だが迷宮のような解よりも、
本質を照らし出す」
ケルナー「フーリエ解析大全」より
「人間は秩序的な動物であり、
自然の無秩序を模倣することは大変苦手である」
ホルデン「遺伝学的諸結果の捏造」より
「ぼくは店を開けたばかりのバーが好きなんだ。
店の中の空気がまだきれいで、冷たくて、何もかもぴかぴかに光っていて、
バーテンが鏡に向かって、ネクタイがまがっていないか、
髪が乱れていないかを確かめている。
酒のびんがきれいにならび、グラスが美しく光って、
客を待っているバーテンがその晩の最初の一杯をふって、
きれいなマットの上におき、折りたたんだ小さなナプキンをそえる。
それをゆっくり味わう。静かなバーでの最初の静かな一杯、
こんなすばらしいものはないぜ」
テリー・レノックス、「長いお別れ」(チャンドラー)より
「酒を断った人間なのかもしれない。
病的に潔癖になる人が少なくないのです」
フィリップ・マーロウ(私立探偵)、「長いお別れ」(チャンドラー)より
「応用数学の進歩には二つの大きな流れがある。
一つをクラシカル、もう一つをロマンティックと呼ぶ」
ジョージ・テンプル(数学者、オックスフォード教授就任演説にて)
「チェスのはめ手のようなもんさ。
ぜんぶで五十くらい知っているが、みんなおもしろくない。
みんないんちきで、相手のすきをねらうやり方なんだ」
フィリップ・マーロウ(私立探偵)
「博打がしたいなら、カジノごと買うよ」
ポール・ゲッティ(大富豪)