お言葉ですね・解題


「(略)ことばのことは、しろうとでセンスがよくて、思い切り保守的な爺さん婆さんにきくことにすればよい。婆さんが「あたしゃそんなのはイヤでござんすよ。ぜったいに認めませんからね」と眉をつりあげる。それでもグズグズ言うややつがいたら、爺さんが「黙れ青二才!」とどなりつける。/それでもことばは変わってゆくだろう。それでちょうどいいのである。」(高島俊男著、文藝春秋刊『お言葉ですが…』より)

というようなわけで、まだ爺さん婆さんでもないしセンスのよさにも自信はないが(しろうとということには絶対の自信あり)、独断と偏見で思い切り保守的に眉をつり上げてみたい。(1996/11/23)

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