戸隠民族館・
戸隠流忍術資料館

横線






“忍者”その姿を写真に捉えた 戸隠神社・奥社の参道に道を挟んだ前にある。民族館と、資料館は同じ敷地内にある。大きな杉並木の参道を持つ戸隠神社の前で、あまりにもミスマッチな施設のように感じるが、戸隠流忍術というのがあるらしく、戸隠に関係のあるテーマを扱った施設なのである。
戸隠民族館には軍服やらチョウチンなど、昔の人々の様々な生活用品が所狭しと、ケースなどに入れずに、その気になれば触れるくらい無造作に置かれている。
忍術資料館(左写真参考)は、すごい。手裏剣や吹き矢といった忍術用品各種の展示はもちろん。忍術を行う忍者の写真が“実写”で展示されている。それは、顔面に向かって投げられてきた手裏剣を木の棒を持ち直前で止めた忍者の写真や、雪の中、石仏の術を使い石仏と化して座り込んでいる(どう見ても忍者が座っているようにしか見えないのだが)写真や、傷だらけ(?)になりながら頭突きの練習をする忍者の写真など、見ごたえ十分に数十点にわたり展示されている。
忍者屋敷もあり、隠し扉など、一部屋ごとのカラクリを解かないと先に進めない。これが結構難しく、お客の多い休日なら誰かが探し出してくれるので何とか進めるが、もし、他に人がいない時に入ってしまったら、なかなか出られないかもしれない。
手裏剣道場では、150円で7個の手裏剣を直径30〜40pの的に向かって投げる。5個以上で小さなウチワ。7個すべて当てると大きなウチワがもらえる。手裏剣を投げるなんて新鮮で単純だが楽しめる。
忍者屋敷を入れて入場料は大人500円。お勧め度は★★★★★だ。
資料館内の目立たない所にも演出が…
長野県戸隠村 1998年8月


買ってちょうだい!!
忍術ガイド写真
戸隠流忍術ガイド(630円)  チョット図が少なくて分かりにくいが、この一冊で忍術を身近に・・・。


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