BIOS Features Setup (BIOSフィーチャーの設定)


Virus Warning (ウィルスの検出と警告)

Virus Warning

Enabled
Disabled

ウィルスの侵入が検出された場合に警告メッセージを出すようにするには, このパラメータをEnabledにします。これによりウィルスがハードディスクのブート・セクターと パーティション・テーブルに侵入するのを防ごうとするものです。 ブート時にハードディスクのブート・セクターに対して書き込みをしようとするとシステムを止め, 次の警告メッセージを表示します。問題を突き止めるためにはウイルス対策プログラム (anti‐virus pfograms)を実行してください。

 

(この画面の出た時,危険な書き込みを拒絶するには"N"をタイプします)

! WARNING !
Disk Boot Sector is to be modified
Type "Y" to accept write, or "N" to abort write
Award Software, Inc.

External Cache (外部キヤツシュ)

EXternal Cache

Enabled
Disabled

(現在はPBSRAMになっている)二次キャッシュを有効にするには,このパラメータをEnabledにします。 Disabledにするとシステムは遅くなります。問題があって調査診断の目的の場合以外は, Enabledにしておくことをお勧めします。

 

Power‐On Self Testd (源投入時自己診断)

Quick Power‐on Self test

Enabled
Dlsabled

このパラメータをEnabledにすると,通常時にチュックしている項目を省くことにより, POSTに要する時間が短縮されます。

 

Boot Sequence (ブート時のサーチ順序)

Boot Sequence
A,C,SCSl
C,A,SCSl
C,CDROM,A
CDROM,C,A
D,A,SCSl
E,A,SCSl
F,A,SCSl
SCSl,A,C
SCSl,C,A
C only

このパラメータによって,ブートアップ時のサーチの順序を指定することが出来ます。 ハードディスクのlDは次の通りです:
C:プライマリー(主)チャネルのマスター装置
D:プライマリー(主)チャネルのスレーブ装置
E:セカンダリー(副)チャネルのマスター装置
F:セカンダリー(副)チャネルのスレーブ装置

 

Swap Floppy Drive(フロッピードライブの交換)

Swap Floppy Drive

Enabled
Disabled

この項目でフロッピードライブの指定を交換させることが出来ます。 例えば,AとBの2台のフロッピードライブのある場合,1番目をBにして,2番目をAにする, あるいはその逆に設定することが出来ます。

 

Boot‐up Floppy Seek(ブート時FDシーク)

Boot‐up Floppy Seek

Enabled
Disablcd

これをEnabledにするとBlOSはPOST時に指定のフロッピードライブに対してシーク・ コマンドを送り,ヘッドを前後に動かすことが出来ます。

 

Boot‐up NumLock Status(ブート時NumLock)

Boot-up NumLock Status

On
Off

このパラメータをオンにすると,テンキー部の機能は数字キーモードになります。 オフにすると数字キーとしてではなく,カーソル制御の機能に変わります。

 

Boot‐up System Speed(システム・スピード)

Boot-up System Speed

High
Low

ブートアップ直後のシステムのスピードを,高速(High)または低速(Low)に設定します。

 

Typematic Rate Setting (キーのリピート繊能)

Typematic Rate Setting

Enabled
Disabled

キーボードのリピート機能をオンにしたりオフにしたり出来ます。 Enabledになっていると,キーボード上のキーを押したままにしていると同じキーを何度も タイブするのと同様の動きになります。

 

Typematic Rate(キーのリピート速度)

Typematic Rate
6
8
10
12
15
20
24
30

上の設定でキーのリピート機能がオンとなっている場合,自動的に作られる キーの打ち込みスピードを指定できます。デフォルトの設定では,30文字/秒となっています。

 

Typematic Delay(リピート開始遅れ)

Typematic Delay
250
500
750
1000

先の設定でキーのリピート機能がオンとなっている場合,最初に実際にキーを 押した時から自動的なキーリピート機能が始まって2番目のキーが生成されるまでの時間遅れ を指定します。選べる値は250,500,750,及ぴ1000msecです。

 

Security Option(セキュリティ・オプション)

Security Option

Setup
System

この画面でSystemのオプションを選ぶと,システムのブートやBlOSのセットアップ操作に対して アクセス制限を行います。ブートアップの都度,画面にはパスワードを入れるよう求めるプロンプトが現れます。 Setupのオプションでは,BIOSのセットアップ操作に対してのみアクセス制限を行います。 このセキュリティ機能をオフにするには,メイン画面のパスワード設定メニューを選ぴ,パスワードとしては 何も入力せずにただ<Enter>キーを押します。

 

PCl/VGA Palette Snoop

PCl/VGA Palette Snoop

Enabled
Disabled

この項をEnablcdにすると,パレット・レジスターに変更が加えられた時にPCl VGAカードが 反応せず(従ってコンフリクトも生じず),通信の信号に対しては応答すること無しにデータを受け入れるよう セットします。これは例えばMPEGかビデオ・キャブチャーなどの2枚のディスプレイ・カードが同じパレット・ア ドレスを使用しており,同時にPClバスにつながっている場合にのみ効果があります。この場合PCl VGAカ ードは黙っていますが,MPEG/ビデオ・キヤプチヤ一・カードは通常機能にセットしておきます。

 

OS Select for DRAM64MB(OS/2使用)

OS Select for DRAM64MB

OS/2
Non‐OS/2

OS/2オペレーティング・システムをお使いで,64MB以上のメモリーのある場合には, ここでOS/2の方を指定してください。

 

Video BlOS Shadow (Video BlOSシャドウ)

Video BlOS Shadow

Enabled
Disabled

VGA BlOSシャドウとは,ビデオ・ディスプレイ・カードのBlOSをDRAM領域にコピーして, システムのパフォーマンス(性能)を上げようとするものです。これはDRAMのアクセス・タイムが ROMよりも速いからです。

 

C800-CBFF Shadow (シャドウ・工リア)
CC00-CFFF Shadow
D000-D3FF Shadow
D400-D7FF Shadow
D800-D8FF Shadow
DC00-DFFF Shadow

C8000-CBFFF Shadow

Enabled
Disabled

ここに上げた6項目は,ROM内のコードを他の拡張カードにシャドウさせるものです。 このパラメータをセットするには,前もってそのROMコードの特定アドレスを知っている必要があります。 その情報を持っていない場合には,ここのROMシャドウ設定をすべて,Enabledとしてくたさい。

 

注:セグメントF000とE000は,BIOSコードがここを占めているので,常にシャドウ領域となります。


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