ボーン・コレクター
監督 フィリップ・ノリス 出演 デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー
ヤチヨ(2001年2月7日)
評価★
面白くなかった。
「悪魔を憐れむ歌」「コレクター」を凌ぐと期待したのが悪かったのか?犯人結局逆恨みだけで殺人をしてたのか。不謹慎かもしれないけど、そこが妙に人間くさくて、冷めた。せっかくの不気味さが失せてしまったじゃない。あれだけの常軌を逸した殺人をするには動機にちょっと無理がないだろうか。A・ジョリーの存在も無意味。第1の殺人では素晴らしい判断力etc. 認めますが、後はデンゼルの操り人形か。セットがよかったので1つ星。
まりあ(2001年1月29日)
「悪魔を憐れむ歌」で初めてデンゼルさんを、「60セカンズ」で始めてアンジェリーナを観たが、どっちも好きな俳優さん。
私は某レンタル屋でバイトしており、このボーンコレクターは常に貸出し中という好評ぶりである。ストーリーうんぬんよりも、出演している人によって「観たくなるか」「観たく無いか」決まる部分も多いと思うが、この映画に関して、個人的に言わせていただくと、サスペンス大好きな私としては、スリルがあまり感じられなかったのが残念。なのでストーリーは100%面白かったとは思わないが、メッセージ性も含まれている印象をうけて、アンジェリーナ泣いたシーンでは、私も涙しました。グロイ犯罪ばかりで、さすがのデンゼルさんも元気になる気も失せる。しかし!アンジェリーナがあわられたおかげで、精神から回復していき、クライマックスははあそこまで元気になったのではないか?と思っている。彼が一番大事にして、頼っていた「黄金の人さし指」をアンジェリーナがカバーしていくという、それ以後の結末を匂わせたのがよかった。私的に★★★★ですね。
平岡 裕邦(2000年4月21日)
kasind@pg.highway.ne.jp
とにかく、アンジェリーナ・ジョリーが好い、演技ももちろんだがなにおおいても美しい!その他に良い所を探すのはむずかしい
さほどお金の掛かっている感じも無いしスリルもない、残虐な殺しのわりには動機が希薄!今にも死にそうなデンゼル・ワシントンは、どういう訳か、ラストでは、元気だしどう言うこと?間!女優さんだけでも、値段分あると思う!
★★★★
toto(2000年4月16日)
totoworld@yahoo.co.jp
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2808/
最近見に行った映画は、本当に外れがない。この映画も然り。
デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーの非常にバランスの取れた組み合わせと、よく出来た脚本が最後まで飽きさせない。
タイトルからするとモーガン・フリーマンの「コレクター」を連想するが、「羊たちの沈黙」にも勝る出来。(私の評価★★★★)
アンジェリーナ・ジョリー扮するアメリアの戸惑い、弱さが見ていてとても自然だったのが印象的。何よりも最も印象に残ったのはデンゼル・ワシントン扮するライムが迷うアメリアに「自分の運命は遺伝子が決めるのではない、自分が切り開いていくものなんだ」と言うシーン。ともすれば、見ていてしらけてしまうようなやりとりを、この二人は見事に説得力のあるシーンとして見る側に焼き付けてくれた。
デンゼル・ワシントンはいい役者です。
パンちゃん(★★)(2000年4月16日)
なぜか緊迫感がない。
犯人が殺人を犯す動機が最後の最後までわからないことに原因があると思う。
別に動機なんかどうだっていい場合もあるが、この映画は動機がとても大切な要素を占めているのに、それが最後にことばだけで説明されるので、ちっとも映画らしくない。
デンゼル・ワシントンの推理力も小説ならそれで充分だろうが、映画ではやはりことばだけなので、興奮しない。
細部を丹念に分析する周囲の行動をもっと綿密に描くと少しは違ってきたと思うが、映像で表現すべきものを表現していない不満が残る。
アンジェリーナ・ジョリーはとても新鮮な感じがしてよかった。