毎度、くだらないことを書いてますが、本日はまことにくだらないお話を、、
私の住んでいる近くに喫茶店があります。
はやっているのか、はやらないのか、いつ見ても客が入っている気配はないんですが、私が知ってから早や20年になりますからつぶれない程度には客がいるんでしょう。
さて、この喫茶店がそこらにある喫茶店と違う点がひとつあります。
何だとお思いでしょうか?
まず、あたらないと思います。
この喫茶店は警察署、あるいは市役所はたまた自衛隊のごとく、毎日国旗を掲揚しているんです。
晴れの日も、雨の日も、木枯らしの日も、
もちろん四六時中あげたままにしているようないい加減ではなく、毎朝国旗を揚げて夕方には国旗を降ろすという律儀なお店です。
毎日その前を通るわけではなく、たまに通勤時にその店の前を通ると
『おっつ、今日は旗日か!休みだっけか?』と一瞬迷ってしまうのです。
なぜ、国旗を揚げているんですか?と聞きたい気もします。
実を言って過去20年間、近くにありながらこのお店に入ったことがありません。
仮に聞いたらどういう答えが返ってくるでしょうかね?
想像しますと・・・
- 「元自衛官でその習慣です。」
同類として「元海上保安官・・」あるいは「会社の守衛でした。」というのもありですね。
う〜ん、これじゃ面白みがないか?
- 「他の店と変わったことを示したいのです。」
でも、右翼の店と間違えて客が入らなくなったりしてね?
- 「私は右翼ですから」
これまた、返す言葉もなさそう、
- 「日の丸が好きなので・・・」
「私もです」といいそうですが、まさか一年365日国旗を揚げるまでは・・・
- 「親の遺言です。」
カラオケの下手な私は、『歌え!』といわれるといつも「親の遺言で・・」と断っております。
- 「看板を作るより安上がりです。」
確かに旗の端は痛んでいますが、まさか20年間も同じものを使ってはいないでしょう。
- 「なぜ、あなたは国旗を揚げないのですか?」
と逆に聞かれたりして?
いずれも想像です。本当はなんでしょうか?
聞くに聞けず、私は悶々として20年が過ぎました。
そして今日も私は、疑問を持ちながらその謎の喫茶店の前を通るのでした。
このお話はまったくの事実で、フィクションではありません。
ネタに困った私に、娘が「あのお店のことを書きなよ」とアイデアをくれました。
北斗様よりお便りをいただきました。(2002.03.18)
日の丸・君が代(その4)とても良いお話でした。
北斗様、お便りありがとうございます。
書いたことに、うそはないんですが、何か不気味な感じしませんか?
とてもよい話とばかりは言えなさそうで????
北斗様から(2002.03.19)
> 書いたことに、うそはないんですが、何か不気味な感じしませんか?
>とてもよい話とばかりは言えなさそうで????
僕が数年前行ったヨーロッパの某国では、商店街等の街の中では毎日国旗が多数ひるがえっていました。
健全な愛国者の佐為さんにまで不気味と思わせるようでは、戦後民主主義・日教組の平和教育大成功といったところでしょうか。
そう言われると返す言葉がありません。
右左というのは結局相対的なものですね。
私は右と思っていましたが、これが真ん中かもしれません。
すると辻元は???
この拙文に人生の先輩から二つ案をいただきました。
どちらもなるほど!と思えるものでここに追記します。
- 黄色いハンカチ
喫茶店の奥さん(もしくはだんな)が殺人の罪に服し、いつ帰ってくるかわからない。
だんな(もしくは奥さん)は「あなたが帰ってきてくれることを歓迎する場合は日の丸を揚げて待っているわ!」と彼(もしくは奥さん)が刑務所に行くときに伝えたのです。
- 犯罪の連絡
シャーロックホームズの書いたものにはいろいろな暗号がでてくる。きっと日の丸も暗号なのだろう。
店の右側に上げるときは今日は警察の手入れがあるので犯行は中止とか・・・
そう思うと、これは意味深長な・・・・
新たなご提案をお待ちします。