- 第二 坂本事件とTBS問題
- 一 事実経過
- 1989年
- 10月26日 坂本インタビュー録画。早川、上祐、青山らTBSの千代田分室を訪れ、抗議。TBS坂本インタビューの放映中止。

- 10月31日 早川、上祐、青山ら横浜法律事務所を訪れ、坂本弁護士と交渉
- 11月 4日 坂本弁護士一家殺害事件発生
- 1995年
- 10月12日 TBS、地検へ坂本インタビューテープ提出
- 10月19日 日本テレビ、TBSが放映前の坂本インタビュービデオをオウム幹部に見せたと報道。同日、TBSは直ちに否定の報道。
- 1996年
- 3月11日 TBS、坂本インタビュービデオを見せた事実はでてこなかったとの「社内調査概要」を発表
- 3月12日 中川公判。TBSのプロデューサーら及び早川の供述調書の要旨告知。横浜法律事務所、TBSに対して公開質問状。
- 3月19日 TBS、横浜法律事務所の公開質問状に対する回答書提出。坂本インタビュービデオを見せた事実はでなかったと回答。TBS大川常務、衆議院法務委員会に参考人招致。社内調査概要に従って発言。
- 3月25日 TBS磯崎社長、坂本インタビュービデオをオウムの早川らに見せたことを認める内容の記者会見。
- 3月28日 TBS大川前常務、衆議院法務委員会で陳謝。
- 4月 2日 TBS磯崎社長ら、衆議院逓信委員会に参考人招致。
- 4月 3日 TBS磯崎社長ら、衆議院逓信委員会に参考人招致。
- 4月30日 TBS、坂本インタビューテープ問題についての社内調査概要など発表、特別報道番組「検証」放映。
- 5月24日 TBS、横浜法律事務所に公開質問状に対する再回答書提出。三月一九日の回答書を全面的に撤回し、坂本インタビュービデオを見せたことを認めるとともに、遺族、横浜法律事務所などに謝罪。
- 12月18日 TBS「放送のこれからを考える会」(座長・堀田力弁護士)が、報道現場における「個の確立」を求める提言