The Killing fields (1984)
キリング・フィールド（オリジナル・サウンドトラック）
Pran's Theme
Requiem For A City
Evacuation
Pran's Theme 2
Capture
Execution
Bad News
Pran's Departure
Worksite
The Year Zero
Blood Sucking
The Year Zero 2
Pran's Escape/The Killing Fields
The Trek
The Boy's Burial/Pran Sees The Red Cross
Good News
Etude
カンボジア内戦での英国人記者と現地人アシスタントとの友情を描いたデヴィッド・パットナムプロデュースの映画の
オリジナルサウンドトラック。当然サントラといっても当時はやっていたヒット曲集のような作風であるはずはなく、
オールインストルメンタルの作品となっています。なぜ、オールドフィールドがこのサントラを手がけることになったかは
よく知らないのですが、当時彼が興味をもっていたと思われるエスニックなサウンドを使えることが
一つの理由じゃないかと思っています。
曲はデヴィッド・ベドフォードアレンジによるオーケストラパートとオールドフィールドのフェアライトによるパートに大きく分かれますが、
前者がいかにも劇伴風の雰囲気重視のものが多いのに対し、後者はオールドフィールドらしい音像となっています。
特に最後の2曲、Good News、Etudeは印象深い曲になっています。
Etudeはギター曲で有名な『アルハンブラ宮殿の想い出』をエスニックにアレンジしたもので、
非常に特徴的な音色をフェアライトで作り上げています。