●長崎の児童文学散歩●
近代活版印刷の祖・本木昌造
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児童文学とは直接関係ないけれど、本がらみということで、ちょっと紹介しておきたい人物。 近代印刷の先駆となる活版は、この長崎が発祥の地である。幕末の頃、オランダ人の通 訳をしていた本木昌造は、和文を西洋の活版のように印刷できないかと、活字づくりに挑戦しはじめた。そして長年の研究の末に活字づくりに成功し、印刷技術が長崎から発展していった、というわけである。 写真の立像は、長崎公園内(諏訪神社の隣)。活字の碑のほうは、長崎グランドホテル横にある。 また、長崎公園すぐ下、県立長崎図書館の郷土資料室には、本木昌造に関する貴重な史料や「解体新書」などが展示されている。 ![]() |
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諏訪神社横・長崎公園に建つ本木昌造立像。 |
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左の写
真は長崎グランドホテル前の本木昌造碑。 上の猫は長崎公園の猫。 |