不定時法和時計「日の丸」

旧暦、二十四節気と不定時法の時刻が表示される時計です。
お日様の光を活用して、自然を身近に感じる為の、ちょっとレトロで、エコな生活を手助けする時計はいかが?


iTunesへのリンク

今、なぜ、不定時法?

現在、時刻表時が正確となり電波時計等に見られる様に秒単位の誤差を補正する時計が多くなっています。

しかし、私たちの生活に必要な時刻は本当にこの様な時計だけなのでしょうか?
秒単位で管理され限界に達した電車のダイヤ、
時々見かける25時、26時といった不思議な時刻。

そんな定時法に疑問を投げかける、古くて新しい時計です。

不定時法和時計「日の丸」で見られる時間

あなたは、太陽の光を十分に活用していますか?
この時期、何時間後に夜が空けて、何時間後に日が暮れるかわかりますか?
そして、昼が約何時間で、夜が約何時間なのか?

明るくなったら行動し、暗くなったら休む。
そんな自然に従った生活をしてみた事はありますか?

昔の不定時法を考える

今は昔、和の国日本には、太陽や、月の動きから作られた暦や時刻を使用していました。
日の出が卯の刻、お昼が午の刻、日暮れが酉の刻。
夏でも冬でも卯の刻は夜明け、酉の刻は日暮れです。

西洋で発明された時計が入って来た後も、二挺天符や割駒式文字盤等の複雑な機構で実現されていました。
それが不定時法です。
今は廃れてしまいましたが、旧暦とともに日本の四季、自然に合わせた時法です。

現在でも、いくつかの言葉は残っていますね。
深夜を表す「丑三つ時」
日の出、日の入りを示す「明け六つ」「暮れ六つ」
そして最近は時刻から食べ物に意味が変わってしまった「お八つ」

そんな昔の時間を再現できる時計はいかがでしょう?

なぜ、旧暦?

旧暦は御存知ですね。
睦月、如月、…、明治時代に廃止された旧暦、でも、旧暦の日付とほとんど同じものが今でも多くの新聞に載っているのを御存知ですか?
それは、月齢です。
月齢は月の形、「三日月」、「十五夜」、これは、旧暦の日付から付けられた名前です。
旧暦は廃止されても、潮の満干を見る為には月齢は必要です。
海に出る人、海辺で過ごす人には欠かせない情報が旧暦だったのです。

海が旧暦なら、山は?

山は、季節に応じた農作業、種まきから収穫まで、春夏秋冬を細かく分けた二十四節気、七十二候です。
立春から雨水、啓蟄、春分と1年を24分割して季節を表し、農作業の目安として使われてきました。

千年以上昔から使われてきた暦と時法、それは、自然を知り、自然と一体となり生きてきた昔からの知恵。

その知恵を現在のエコに活用する為の時計。

それが不定時法和時計「日の丸」です。

太陽の動きを擬似的に表現した不定時法表示、そして月の満ち欠けを見る旧暦、季節を見る二十四節気を見る事ができます。

さらに二十四節気には、解説機能を入れましたので、季節をイメージしやすくなっています。
(二十四節気の解説には「こよみのページ」様より
 解説文を御提供頂きました。)


Appのサポートについて

不定時法和時計「日の丸」の不具合連絡、御意見、ご質問は、アプリケーションの「日の丸和時計について」のページからメールで御連絡ください。


データ提供:こよみのページ