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Featuring British Rock, Folk, Pops and more...
MU the disc review from MUNO Corporation 1998/7/22
GALLAGHER AND LYLE / Willie And The Lap Dog
(1973) A&M![]()
私がアナログ盤を買い集めるきっかけになったともいえる思い出深い1枚。世の中には未だCD化されていない名盤がたくさんあるということを認識させてくれた作品です。
ギャラガー&ライルは70年代後半にヒット作を出してそこそこ名が知れるようになったフォーク・デュオですが、やはり彼らの持ち味が最大に発揮されているのは初期の作品。マギネス・フリント時代から、70年代前半くらいまでが聴きどころでしょう。メリー・ホプキンがシングルで出した「Field of St.Etiennne」「Sparrow」なんかもオリジナルはこの2人です(どちらも名曲!)。
ほのかに土臭く、それでいて英国特有の哀愁を感じさせるギャラガー&ライルの楽曲は、万人に受け入れられる暖かみを持っていると思います。CD化が待ち望まれる作品です。
DUNCAN BROWNE / Give Me Take You
(1968) Immediate![]()
レコードに針を落とした途端に聞こえてくる清楚な女性コーラスと麗しいガット・ギターの響き。もう1曲目冒頭からしてノック・アウトされそうなダンカン・ブラウンの1stアルバムです。
ジャケットのイメージとぴったりのファンタジックな名作なのは言うまでもありませんが、また裏ジャケに写ってる若き日のダンカン・ブラウンが驚くほどの美形! このルックスでこの音楽ってんだから・・・もう言葉が出ませんね、こりゃ。中でも3曲目の「Dwarf in a Tree」なんて、実にクラシカルで絶品としか言いようのない雰囲気。失神寸前の美しさです。
ソフトロック方面のファンからも評価の高い作品ですが、オリジナル盤が超レアというこの1stも、アメリカ盤ならそれなりに数が出回っているようなので、探せば比較的安価で入手できると思います。必聴。
TIM HOLLIER / Message To A Harlequin
(1968) United Artists![]()
これもアメリカ盤(?)が多く出回っているようで、けっこうよく見かけるティム・ホリアーの1stアルバム。存在がマイナーなのと市場価格が安めなので軽く見られがちかもしれませんが、実は聴けば聴くほど味が出てくるハイグレードな名作、と私は思います。
店によってサイケの棚に入っていたり、アシッド・フォークに分類されてたりと、いまいち掴みどころのない作品ではありますが、基本的には穏やかで聴きやすいフォーク・ロックと考えて良いでしょう。ストリングスやフルートなどを配したミドルテンポの楽曲に、いかにもイギリス〜!ってかんじのジェントルな歌声。とにかくこの人は声が良く、これだけでも及第点をあげられると思います。
ティム・ホリアーが全部で何枚のオリジナル・アルバムを出しているのかは不明ですが、とりあえずこれの他に2枚だけは確認しています(どっちも高い…)。どなたかちゃんとしたディスコグラフィーをご存じの方がいたら教えてください。
BREAD LOVE AND DREAMS / Same
(1969) Decca![]()
憧れの1stアルバムをついに入手しました。やはりアメリカ盤で、買値は5千円。盤質が悪かったので少し迷ったんですが、結局、アメリカ盤といえどもこれ以下の値段で出ることはあまりないだろうと判断して購入に踏み切りました。
さすがに名作と言われる3rd『アマリリス』には及ばないものの、相変わらずの「ふぬけ」フォークが爆発していて良い手応えです。むしろ、このへんの「ふぬけ」具合に関しては、女性ボーカルが2人いるぶん『アマリリス』より勝ってるといえるでしょう。特にA面後半は、長く聴いてるとこちらまで「ふぬけ」になってしまいそうなので注意が必要です。
友人のBEN氏も同じ時期に同じくらいの値段で、同じくらい盤質の悪いのを買っていましたが、どこかのアメリカ人が大量放出でもしたのでしょうか。
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