我らが日本国憲法の前文には二度も
『普遍的』というセリフが使われています。
『国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて・・・・これは人類普遍の原理であり、』
『いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない・・・・政治道徳の法則は、普遍的なものであり』
おお、思い込みここに始まると言っても過言ではなさそうです。
まずはじめに普遍的という言葉の意味を考えましょう。
同じ音の言葉を使っていてもその意味が異なっては話が合いません。
『解放する』というのは縛られている人を自由にすることと私は考えております。ところが世間では共産政権が武力で牛耳ることを『解放する』と呼んでいるようです。
その証拠にベトナムではアメリカ軍の撤退をベトナムは解放されたと言ってました。もう30年も前のことでしたが・・・・ところが国民は解放されなかったようで、今現在タイなどより低開発状況下にあります。
人民とは・・・・いわゆる民主主義ではなく共産主義国家に属する平民を呼ぶようです。
少なくともまともな民主主義国では人民という語を使いません。
具体的には北朝鮮や中国に人民はいますが、台湾や韓国そして日本には国民はいても人民はいません。
もちろんイギリスにもアメリカにもいません。

ところで『人民解放軍』という呼称があります。
これはまさか、人民を解放する軍という意味ではないでしょうね?もしそうなら共産主義に支配されている人々(人民)を解放するための軍隊なのでしょうか?
民主主義国の参政権を有する人々を『解放』するための軍隊なのでしょうか?でも、それなら国民を解放するのだから『国民解放軍』と自称しないと???
大分わき道にそれまして・・・
実はわき道にそれるのが『ステキ』なんておっしゃる方もいるんです(ホントです)
『普遍的』とはなんじゃらほい?
広辞苑を引いてみました。
★★あまねく及ぶこと・すべてに共通なこと
★★宇宙や世界の全体にいえること
★★あらゆることがらに共通な性質
なんだそうであります。
日本国憲法前文が正しいか、間違っているか?を考えるには、前文で普遍的とのたまわっている命題
(簡単に言えば文章)が正しいか否かを調べればいいわけです。
おっと、憲法を試みてはいけない!なんて聖書の文言を持ち出しちゃいけないよ

私は鼎(かなえ)の軽重を問うことを恐れない
鼎の軽重を問うとは、権威者の価値を値踏みすること、
権威といっていても実は『はりこの虎』かもしれないよね。
そういやあ『核兵器ははりこのトラ』という名言を吐いたのはかの毛沢東
ところが自分自身が一生懸命はりこ作りに励んでいるようで・・・
またまた、わき道だ(反省)
さあ、『普遍的』を検証しましょう。
ながながと語ってしまいましたが、もはや結論は出てしまったようです。
民主主義は普遍的ではありません。
そしてまた、政治道徳なんてものは存在しないようです。
私の経験からこの世の中で普遍的といえることは
人は働かねばならない。
自分を守るのは自分しかいない。
人のおかげで暮らしている人は分をわきまえなくてはならないということでしょうか?
最後の言葉はぜひ中国人民と中国の指導者にお伝えしたいと考えております。 
独り言の目次にもどる