えー、毎度ばかばかしいお話を・・・
私は過去を振り返ることなく、ひたすら前進する男である。
カッコいい!
このウェブサイトには書き散らしたおびただしい数のページがあるが、ほとんど読み返すことはない。最近、ふとしたことから開設当初のコンテンツを読み返したら、本当にばかばかしいことを書いていた。あまりのばかばかしさで恥ずかしくなったが、その熱気というかばかばかしさは半端ではない。
おお!おばQジジイ年をとったかとしばし感慨にふけったのです。 ウソ
ともかく、あの頃に帰ろうというのは無理としても、ばかばかしい原点に帰ってみようかと思い立ちました。
では、本日は当時書いたような四字熟語をもじったあほらしいエコ四字熟語でいきます。
いざ
- 主客点灯(しゅかくてんとう)
環境保護のために昼休みは消灯している真っ暗なオフィスに、お客さんが訪問してきて自分で照明のスイッチを入れる様。
ところで昼休みに消灯していかほどの省エネ効果、費用節約になるのでしょうか?
こんな明かりもつけないビンボー臭い会社とは取引したくないと思ったお客さんが去ってしまうと、四面疎寡となります。
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四面疎寡(しめんそか)
付近にお客さんがいなくて開店休業のこと・・嘘ですよ
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もっともお客さんが暗がりで転んでしまうと主客転倒ですわw
- 喚叫側面(かんきょうそくめん)
「環境側面は数値計算じゃないとだめだあ」「現実も知らないで側面なんて決まらないよ」「点数以下は足切りだあ」とみなが自分の主張を叫び混乱する様
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審査の際、審査員と組織側がバトルを始めてこの状態になることが多い。困ったことである。
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- 最盛紙(さいせいし)
環境負荷が少ないからと一回使われた紙をリサイクルして作った紙が喜ばれています。そういう紙を使う人がスマートで、新しいパルプから作った紙を使う人は悪い人らしいのです。
そんなわけで、現在はまさに再生紙の最盛期です。しかし回収した古紙が足りなくなったり、再生紙では品質が悪いために、新しいパルプから作った紙を再生紙ですと偽って売られているのが多いそうです。
そういう紙を最盛紙といいます。
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でも、良い品質のものをなぜ偽っているのでしょうか? 謎です。
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- 木々一髪(ききいっぱつ)
中国の砂漠化はとどまることを知らず、
過放牧、過耕作、上流で水を使いすぎて下流まで水が流れてこないなどの理由によるそうです。
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砂漠の最前線、今にも砂漠に飲み込まれそうな林がありました。
まさに木々一髪です。
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- 稀土哀楽(きどあいらく)
自動車の排気ガス浄化の触媒、半導体、レーザー、さまざまな新素材、いずれにも希土類元素が欠かせません。ところが稀(まれ)と書くわけですからこの希土類そのへんに埋まっているはずがありません。希土類の産出する国に笑みあり、埋蔵していない国に悲憤あり、
これを稀土哀楽と言います。
- 球体依然(きゅうたいいぜん)
今地球は危機的状況だそうです。人間は地球を破壊している、地球は苦しんでいる、地球を救え、ガラスの地球・・・まあいろいろな言い回しがあるものです。
でもよく考えると、温暖化しようと、オゾン層がなくなろうと、有害物質が満ち溢れようと、地球はちっとも困りません。
困るのは人間だけです。
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地球は永遠に存在するでしょう。そういうのを球体依然といいます。
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- 警天哀人(けいてんあいじん)
フロンが大変便利だと使い放題の付けが回ってきました。オゾン層が破壊されると人が哀しむよと天が警告しています。
だから天を敬い人を愛さなければなりません。あんまり関係ないか 
- 乾痕一滴(けんこんいってき)
原油価格上昇でガソリンも高騰しています。無駄使いなんてとんでもありません。
ガソリンタンクをからからに、跡も残さず一滴残らず使い切るドライバーが増えています。
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でも安い燃料が使えるような時代をもう一度と食糧からガソリンを作ろうと大勝負にでた大統領がいるらしいです。
この 大勝負って言葉が落ちなんですよ 
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- 港運流水(こううんりゅうすい)
エコロジスって知ってますか?
自動車輸送はガソリンや軽油をガバガバ使うので環境によくありません。
鉄道輸送はトラックの何分の一かのエネルギーしか使わないそうです。海運輸送になるとさらに少ない燃料ですむそうです。
環境に気を使うなら港運さらには河川の流れを使おうではありませんか。
空行く雲や流れる水のように、自然にまかせての輸送が一番なのです。
- 脅奸無恥(こうがんむち)
地球温暖化を止めるには二酸化炭素排出を少なくしなければいけません。ヨーロッパも減らしますから日本も減らしましょう。
ちょっと待ったあ!
90年のヨーロッパはエネルギー効率が悪い発電所、工場ばかりだったでしょう。日本は当時すでに省エネが徹底されていたので改善の余地が少ないのですよ。
地球温暖化で海面が4メートルもあがります。温度も6度も上がりますよ。日本の夏は毎日40度以上になります。IPCCがそう言っていますよ。
へえ、報告書のどこにそんな数字が書いてあるんでしょう?
そんなふうに平気で人を脅して詐欺的な交渉をするあつかましく、恥知らずでずうずうしいつらの皮の厚いこと人を脅奸無恥といいます。
- 高原冷触(こうげんれいしょく)
お客さん、21世紀は海面上昇だ、地球温暖化だと言われてますよ。でも売り出し中の土地は海抜が高いですから海面が5メートルくらい上がったって心配ありません。山岳ですから温暖化しても涼しいですよ・・と山奥の土地を売りつける悪徳不動産業者の話
- 迷彷公私(めいぼうこうし)
京都議定書を達成する術がなく、官民とも迷い、目を見きらき歯をくいしばって彷徨っているさまをいう。
目を見きらき歯をくいしばってが要点ですよ。目と歯がないと明眸皓歯(めいぼうこうし)に関係なく、単なる語呂合わせになってしまいますから・・
- 誤称大事(ごしょうだいじ)
地球温暖化というのは間違った言い方らしい。本当は異常気象とか気候変動というのが正しいらしい。
だって、ノーベル平和賞もらったゴア先生も、これから温暖化するところも寒冷化するところもあると言ってましたよ。
でもこれだけ広まっちゃった言葉を言い換えるのはもう無理みたい。
誤称であってもずっと使い続けないといけないのかしら?
- 対岸成就(たいがんじょうじゅ)
日本の黄砂は中国から来ます。それは中国の砂漠化のせいです。
朝鮮の林が枯れるのも中国が石炭を燃やした酸性雨のせいです。
中国がしっかりとしてくれないと困りわすわね、お隣の奥様♪
対岸がちゃんとしてくれるようお願いしましょう。
- 大儀明分(たいぎめいぶん)
「家庭から出るごみはちゃんと分別するんですよ!」
「ごみの袋を開けて点検しますからね。」
「ほらそこ!ペットボトルのふたが付いているじゃないの、罰金よ」
いやあ、ゴミを明確に分けなくちゃいけない分別回収に疲れてしまいます。昔なら大儀というのでしょうか。
でも環境保護っていう大義名分で町内ごとに独裁者が現れるってステキ!
- 代減相互(たいげんそうご)
「もうこの国では炭酸ガス排出が限界で、これ以上減らすは困難です」
「私の国は資金がなくて排出量を減らすことができません。ぜひ援助してください」
「じゃあ、資金援助しますからあなたの国で減った炭酸ガスの分を我が国に下さいね」
「安心してください、あなたの国の京都議定書の割り当ての何倍もお返ししますよ」
いくらなんでもそれは大言壮語でしょう。
あなたに代わって炭酸ガスを減らしてお互いにWINWIN(ウィンウィン)でハッピー
この方法、俗にCDMなんてもいいます。
えー、本日の出し物はこれで終了です。
ばかばかしさはいかがだったでしょうか?
5年前のあほらしさが復活したでしょうか?
我が師匠、Yosh様からご参加いただきました。(2008.01.30)
- 思考策誤(しこうさくご)
とうた様、
暇でひねくり廻してみました。
例へば、再生紙を使用すれば自然破壊を防ぐ効果ありとか、「一面だけの思考で短結な策を出し現実や他の面を考慮せずに其の策が誤りて居る」昨今の日本の環境保護政策の現状、を意味する。
これはこれはYosh師匠ありがとうございます。
日本政府にないのは決断です。ブッシュさんもクリントンさんも、私の尊敬するレーガンさんも決断はいといませんでした。
お隣韓国の歴代大統領も決断はしましたね。ただ残念なことに決断に間違が多く、その結果刑務所に入った方も多いようです。
まあ、日本の首相とアメリカ大統領の違いは、雇われ経営者とオーナー社長の違いのようです。
tono様からお便りを頂きました(08.01.30)
ちょっと苦しいなぁ・・
- 一練宅焼
一つの練炭でも家が焼けるという事。
転じて省エネの基本「火の用心」
- 有余曲折
何でも有り余ると王道を外れ出すと言う事。
環境問題の基本は「必要にして十分」を踏み外したところにある。
- 金下玉上
男なら、だれたり、縮上がったりする程の、異常気温の事。
環境破壊への警鐘語で「防ごう金下玉上」等と言う。
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tono様 毎度ありがとうございます。
金下玉上というのを女性上位かと思いました。
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