人間は考える葦である2001.10.26
昨日、シミュレーションと書きましたが、よくよく考えるとそんなたいそれたことじゃないんです。
簡単に「もっと考えよう!」と言えばよかったんです。
私少々碁をたしなみます。碁でも将棋でも「待った!は最低」とされています。マージャンだって同じですよね。「おっ、ロンだ!」と思った瞬間「ちょっと待ってね」と捨牌を拾われたんじゃ星一徹のごとくマージャン台をひっくり返しますよ!チョンボ料もらっても約満なら許せません!
「貴様、止めちまえ!!」と怒鳴られるか、ちょっと怖いお兄さんだったら殴られても仕方ありません。何事も実行する前は十分に考えて、実行したならば例え己が不利になろうともマッタはできません。
このところ、社眠党の女性議員の発言でインターネットの右から左までの沢山の掲示板が賑わっています。漫才師なら最高のパフォーマンスと言われるところでしょう。
でも彼女、発言する前に十分考えたんでしょうか??
まあ、考えてないから発言したわけでしょうけどね(^◇^)

人間は考えるからこそ動物から人間に進化したわけです。頭をぼうしかけに使うだけでなく、考えるのに使いましょうね。
考えることが効果があると言う例を、
- 昔、発明協会の豊沢豊男さんの本で読んだエピソードです。
あるとき豊沢さんに人生相談のお手紙がきたそうです。豊沢さんは「私は人生相談の任ではない。しかし、助言するとすれば問題の解決方法を最低30とおり考えなさい。それからまた私に手紙をください。」と書いて返事を出したそうです。後に「いろいろ考えた結果、道が開けました。」という手紙がきたそうです。
- ブレーンストーミングという言葉を聞いたことがあるでしょう。
問題があるとき、とにかくいろいろな対策方法を考える。実行不可能とか人アイデアの借用なんか気にせずに100も200もアイデアを出し合う。そしてそれをまとめて改善案を見つけるという手法です。
「効果がある?」かって、ありますよ、試してみてください。例を挙げれば片思いの彼女がいるとしましょう、彼女を遠くから見ているだけじゃダメです。気を引いていい仲になる方法を100とおり考えればきっといい案が出ます。「考えなくともすぐ話しかけるよ!」って?それが良いかもっと良い方法があるかは考えなくちゃわかりませんでしょう。
- 日の丸が戦争を起こしたとおっしゃる方がいます。
日の丸がなかったら戦争にならなかったんでしょうか?第二次大戦後56年間、実質的に日章旗が日本の国旗でしたが戦争はありませんでした。日本が対外的な戦争をしたのは日清戦争から終戦まで51年ですから、日の丸が国旗であっても戦争がなかった期間と戦争があった期間は同じです。日の丸が戦争したわけじゃありません。
ちょっと考えれば日の丸と戦争はカンケーないことが分かります。過去数百年の由緒ある日本のシンボルを理由なく嫌いになってはいけません。
- テロ犯人と話し合いをしよう!
強盗に入られて犯人も分かっているという時、犯人に会いに行って何を話すんですか?私の父があなたに殺されました、もうしないでください・・・まさかね?
なすべきことは警察によって拘束し速やかに裁判にかけるということでしょう。もし、犯人を匿っている共犯がいれば武力行使をしても引きずり出すんじゃないですか?
その時近所に住む無関係な人たちが被害に会わないように公権力が対応しなくちゃね。日本も協力しましょう。日本でテロが起きたならば世界の国々の協力が必要ですよ。考えればおかしなことはありませんよね。
昔のフランス人が言ってましたね、人間は考える葦であるって、
すると考えなしの人は人間じゃないんだ!
そういえば社眠党の国会議員、何か類人猿に似てません?
おっと、口は災いの元、そんなこと言ったら本物の類人猿に怒られちゃう!
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