時事用語解説2001.11.13
日頃使われる言葉は広辞苑や英和辞典を引いても意味がよく分からないものがあります。
今日は銀田一教授の講義を受けましょう。


国語学者の銀田一先生です。
- 戦後民主主義
中国、ソ連の思想を広めようとする人々、運動を言います。ノーベル文学賞をもらった某小説家は「私の誇りは戦後民主主義者であること」とのたまわっていましたが、外国の手先になることが誇りなのか疑問です。
- 護憲
★尊敬する上川様からのご提案です。
現代用語ではもっぱら「憲法を守る」と言いつつ、第一条から第八条をないがしろにすることを言います。
- 市民団体
ヘルメットをかぶり、マスクを着用し場合によっては棍棒、鉄パイプなどを持った人たちを言います。
なお、本来の市民とは地方自治体の単位である「市」に住んでいる人を言うのではなく、国家に対して責任を果たすことを誓った人を言います。
- 右翼
メディアで言う右翼とは上記「市民団体」に属さない人々を言います。
つまり、あなたも右翼ですよ。
一般的に軽蔑的、忌み嫌うようなニュアンスで使われますが、見かたによれば最高の尊称でありましょう。
- 民族解放
自分たちが虐殺や粛清をして負い目のあるとき、自らを正当化するために使う言葉です。意味するところは「おれたち、政権とったもんね〜」と同義です。
ただし、共産主義またはそれに類する勢力のみが使うことができ、自由主義勢力が内戦に勝った時は使うことができません。謎です。
- 民族浄化
人間を洗うことではありません。
気に入らない人を殺すことです。怖いですね〜。今に始まったことではなく、ソ連では粛清、中国では文化大革命ともいいました。幸い日本ではまだ発生したことはありません。
- ハトマンダー
選挙に勝つために選挙区割りを都合のよい形にすることです。最近、某政党が中選挙区と小選挙区をミックスしようとか言い出しました。民主党の鳩山さんこれに反発したのはハトマンダーが頭に浮かんだためでしょうか??
ご存じない方へ
昔、アメリカのゲリー知事が自分に有利に選挙区を作ったとき伝説のトカゲ(サラマンダー)に似た形になったとさ。それをゲリマンダーと言いました。日本では昔の鳩山内閣が自党に有利な選挙区割りをしようとしたときハトマンダーを呼ばれました。この鳩山さんが現在の民主党の鳩山さんと関係あるのか私は知りません。(^^)
- 政治
難しく考えることはありません。政治とは人を動かすことです。
これを学ぶ一番の方法はカーネギーの「人を動かす」を読むこと。これは冗談
人を動かす方法は多々あります。脅して動かす恐怖政治、情実で動かす政治、議論で進める方法、反対者を殺してしまうもの、お金で納得させる金権政治、
でも、きれい事を言ってるだけで人を動かせないのは政治家とは呼べません。
- テロ
非合法な暴力を用いた政治手段、主義
本来は重大な犯罪として犯人を捕らえ、法の下で裁くべきですが、最近はテロを受けた人が自業自得といわれ、テロ犯人が偉人のように称えられています。
一般の強盗とテロ犯の違いは明確ではないが、社会主義系、宗教系の殺人はマスメディアがその罪を責めないことが多い。これも謎です。
- 性差別または女性差別
本来は女性または男性であることをもって、社会的、家庭的に不利益を受けることを言う。
最近は議論に負けたときや、相手にしてもらえない時の叫び声として使われることが多い。
なお、議論相手を「ジジイ」とか「○ジイ」などと呼ぶことは差別ではなく、誹謗(ひぼう)といいます。
- 憲法違反
少数政党が自分たちが不満な決定をされた時に使う言葉。
もし、多数党が憲法を改正したら使えなくなる言葉だが、多数党も温情があり角を立てないようにしている。
なお、少数政党が国の法律に反して国旗、国歌に敬意を表しないのは「恥知らず」といい「法律違反」とは言わないのが通例です。
- 平和主義
中国や韓国のいうことを聞くこと。またはそういった人々。
平和とか独特の主義と言った意味合いはありません。
なお、中国、韓国の言動行動に疑義を表することを軍国主義といいます。
いや〜、日本語って難しいですね!!
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