なんだかんだ言っても、学問の自由が保障されないのは共産主義でしたね、
ルイセンコって知ってますか?
科学は、政治や歴史などの人文的な学問や芸術などと違って完全に客観的なもので、イデオロギーなど無関係のはずです。しかし、社会主義のソ連で政治的な力を背景に獲得形質が遺伝すると唱えたのがルイセンコです。メンデルの法則はこのイデオロギーのもとでは認可されなかったのです。
なんか地動説を禁じていた中世のヨーロッパみたいですね。
こんな社会体制は困ります。
日本では社会主義の人ほど『学問の自由を!』って叫んでいますが、学問の自由が制限されていたのは本当は社会主義国家でした。
すみません、なかなか本題にたどり着きません。
ボケが始まったせいかなんて再三さん突っ込まないでくださいね。
社会主義がとんでもないものだ、とひとこと言っておきたいためですよ
本条の「学問」の原文は
「academic」であり、その意味は英英辞典では「特に学校や大学における教育に関わること」さらに「技術的あるいは実用的なことよりも好奇心にまつわるテーマ」とあります。
ところで好奇心とは俗っぽいことですね、学問と関わるのでしょうか?
科学とは何でしょうか?
・新しい発見をして人間社会に貢献すること?
・特許を取って会社を興すこと?
・賞をとって名を残すこと?
違います。
科学とは好奇心そのものなのです。
・なぜ磁石がくっつくのか?
・なぜりんごは落ちるけど、月は落ちてこないのか?
ニュートンはそう疑問に思ったのですが、今では前半しか引用されません。
・地中から出てきた大きな骨はいったいどんな生き物だったのだろうか?
・星はどんな物質からできているのか?
そういった好奇心を持ち、知りたいという欲求が科学でありましょう。
アルキメデスもダーウィンもアインシュタインも好奇心の塊だったに違いありません。
人間社会と関わった瞬間、それは技術と言うカテゴリーになります。
ちなみに古代ギリシアでは科学とは上流階級がたしなむもので技術は奴隷のものだったのです。
また、話がそれてしまいました。
さて、本条では学問の自由と言っておりますが、日本国憲法ではこの他にたくさんの自由を保障しています。
第19条 思想及び良心の自由
第20条 信教の自由
第20条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由
第22条 居住、移転及び職業選択の自由と外国に移住し、又は国籍を離脱する自由
う〜ん、これらの自由は種類が異なると言うより、ただ羅列したと言う感じが否めません。
学問と思想は何が違うんでしょうか?あるいはこれらを区別する必要はあるんでしょうか?
13条で既に「生命、自由、幸福追求の権利」を認めており、クダクダと年寄りの繰言のごとく書き連ねるのはいかがなものか??
この条文の羅列をみると山口百恵の
「何度も何度も繰り返す母〜♪」というフレーズを思い出してしまいました。
これはボケとまではいえないにしても、完全に老化現象の現れです。
現憲法はボケた人が作ったせいか冗長なところが多く、無駄な条文、言い回しが多すぎるようです。
冗長が悪いとはいえません。ロケットやサーバーなどではひとつの機能に対して複数の機器を備えていて、故障が発生してもシステムとしてダウンしないようになっています。
でも一般的に言えば法律などではフェイルセイフを備えていることはありません。
法律で既に規定していることを、更に施行令や規則でダブって定めたら笑いものです。
本日の結論
同じことを繰り返し言うのはボケの始まり、
嗚呼、日本国憲法は制定時からボケ憲法だったのだ!
これをお読みになった皆さん、切れが悪いと突っ込まないでくださいね
(^^)
オレンジ様からお便りを頂きました(2004.06.21)
学問の自由
おばQさんこんにちは。オレンジです。
さて、私は法学部の3回生になりました。
今頃ですが、1回生のときに履修しなかった専門科目「憲法?(人権)」を履修しています。
毎週憲法の授業がある前日に、おばQさんのサイトで予習しています^^
憲法23条、学問の自由は不要というおばQさんの意見ですが、大学の講義ではこう教わりました。
「確かに、学問の自由は表現の自由、思想・良心の自由で置き換えることが可能という批判がある。しかし、わざわざ書くことによって保障される範囲が広がり、また内容が深まる」と教えてもらいました。
これは私に想像ですが、少し前の世代は学生運動が盛んだったと聞きます。そのとき、学生たちの後押しとなったのが女の子たちではなく、この条文だったのではないでしょうか?
学生運動がなくなったということは、世の中が改善されたのか、ひ弱な学生が多くなったのか・・。
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わざわざ書くことによって保障される範囲が広がり、また内容が深まる
なるほど・・・・なんてウソです。
どう考えても保証される範囲が広がり、内容が深まるとは思えません。
ちなみにアメリカ憲法にはそんな文言はありませんが、日本より保証されておらず、内容が浅いとは・・・思えません。
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