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vol.1 no.0024/20011023
ブッシュ大統領にアドバイスするキリスト号

蔵本
2001年11月08日 福田 美蘭 様
本文
2001年10月23日 朝日新聞夕刊
製本
2001年11月03日 book bar 4
表紙
記事中にある福田氏の「え」を表1に。表4は番組欄。
記事要約
新聞で出会う広告 二つで一つの信頼 福田美蘭

 毎朝、目が覚めると、新聞が届いています。朝の光りで読む文字。印刷や色彩もアナログ的なのに、逆にその物質感、身体的なものが、読む側を能動的にさせます。...広げた新聞は、私たちが身近に手にするモノとしては最大のサイズ。これも、身体感覚と結びついている。新聞広告も、その一部となっています。
 新聞広告は、次の新聞が来るまでの一日間、または数時間の命です。でも、その間は、何百万の人たちと共有している、という一種の連帯感があります。「今日の広告」という感覚。...いま社会には大量の情報があふれています。そのなかで一番大切なのは、自ら選択するということ。......広告のない新聞は味気ない。新聞広告の変化は、時代の変化です。これからも記事と広告は、共存関係を築いてほしい。二つで一つ、なんです。(談)
え・福田美蘭 「ブッシュ大統領にアドバイスするキリスト」(著者が今出したいと思っている新聞広告)

折本動機
記事を読んで、じゃぁどんな感じになるのか、福田氏の「え」が「広告」となった日の新聞折本を作ってみた。キリストくん、ブッシュくんにきちんとアドバイスしてください。右写真は、折本のなかの福田氏の記事頁を開いたところ。
福田氏の本〜『Picturesque Miran Fukuda 1992-1998』、個展〜「Prints」「たくみなたくらみ」―福田美蘭と墨田の伝統工芸職人による―など、多数。
返信葉書要約
「私の”広告”としてのイラストを、新聞折本プロジェクトに選んでいただけて大変嬉しいです。...」「...夢のあるプロジェクトを是非続けて...」と身に余るお言葉を頂いて感動。ありがとうございました。やめるまで、続けます。 (2001.11.11記)