こんちわ。「おかえりの、スケぼん」は覚えてくれたかな。ボクの独り言に登場するそれぞれの本のタイトルをクリックすると、この頁の下にある紹介部分にジャンプするよ。
おかえりのスケ本「2001年宇宙一瞬旅」の巻。
楽天ブックス「2001年に読んで心に残った本ベスト3」にbookbar4は『未来映画術「2001年宇宙の旅」』もあげてたね、4年前に読んだくせに。いーのいーの。

2001年ってどんなにかスペイシィ〜できらきらしていていることカ...と思ってたらしいよ。なにしろ小学校入学のときにもらった本で一番大切にしてんのが『なぜなに月と宇宙のふしぎ』。こんな頁(右写真)6才で見てたらまぁそうなるかも。

ボクはそうゆーのないし、ただモノリスがあんまりツルツルなんでよ〜し登ってみっかーって、1×4×9の9の部分を駆け上がったの。ピラミッド型をわざわざ替えたキューブリック監督への”りすぺくと”よ。結構ラクチンに登っちゃったら「ウィ〜ンウィ〜ン地球人初登頂!」って声、誰?キミ...。

『宇宙生物大集合』『SFムービー史』で探してみたけど該当なし。『たのしい人生』で地球を金メッキしようとやってきた金星人でもなし、『fantastic planet』(右写真:`98公開時のチラシ)のドラーグ族でもなさそーだけどま、かわいいからいっかヨロシク。

すっかりピース&ラブになったのでわが世界遺産ツアーに出掛けます、まずはバーミヤンで中華。「『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない。恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』と思う?」って聞いたら「そうかも。このギョーザうまい」とヤツ。「この岩山も壊れた仏像もおまえもギョーザも、皆同じだろ」と言われた。なんかダマクラカサれてるような気もしてきてヤバい感じなのでこのツアーはここで終わります。

心機一転「月のモノリス埋めに行こっか」と誘う。『「2001年宇宙の旅」講議』で予習していろいろシッタカして挽回すんの。映画版「2001〜」は`68公開で土星に向かったけど、そういや工作舎ってマークが土星で今年は創業30年記念で『オデッセイ1971-2001』を出したね。30年ってのは土星の周期なんだと。じゃ土星行く。

旅のお供に本。宇宙に在して読むにはぴったしの『宇宙を呑む』『日本人の宇宙観』を持ってきたんだけど目回ってちっとも読めねぇです。『「めくるめき」の芸術工学』の世界よ。もうヤです。



...............おかえりのすけ(c)eno
やっぱ地球がいいワ。なので途中でバイバイして戻っちゃいました。で、早速本屋でお立ち読み〜。なんたってこちとら土星帰りだからね、レジ前に積んである『天文手帳』は買いよ。レジで「やっぱ地球が一番住みやすいっすね」って言ったら「あたりまえだコラー」って。なんであたりまえって言えるの?いつきみはわかったわけ?あたりまえだとしてその不思議さとか貴重さには思い及ばんの?という気持ちをまとめて「そっすね」と答えた。

携帯電話は私たちを分厚い手帳から解放してくれたみたい。だからこれからは天文手帳見ながら日に何度も空を太陽を月を星を見て、アトムの誕生を待とうと思う。
じゃぁまたね。風呂入れよー宿題しろよー。

それぞれのさらなる詳細は、タイトルをクリックして見てね。bookbar4楽天ブックスのカートに進みます。
no.201『 未来映画術「2001年宇宙の旅」』
ピアース・ビゾニー 、浜野保樹 /晶文社/1997
スケッチなどの一次資料も含めて図版がとにかくきれい。シノプシス全文、当時のレビュー記事もあり、これがまた『キューブリック・ミステリー』なども著した浜野保樹氏によって訳されているところがいい。
全くの余談だが、95年頃銀座シネパトスで公開されたときに作られたポスター(AD:松本弦人氏たぶん)が桃色系でかっこよく、誤植があってレアだった気がする。
no.202『なぜなに月と宇宙のふしぎ』
監修:村山定男、指導:相島敏夫/表紙:梶田達二/小学館/1971
「ぼくたちは、いつ月へ行けるのですか」「アメリカのこう空うちゅうきょくのえらい人は、あと三十年もしたら、一人が三百六十万円くらいのお金で月りょ行ができるだろう、と話しています」全てこの口調なんだから、子供はワクワクしちゃうでしょう。bookbar4所蔵。
no.203『たのしい人生 Rarities』
本秀康/青林工藝舎/装丁:原口健一郎/2001
お、前回の『レコスケくん』大人気のためまたまた登場!『たのしい人生』発行3年目を記念してつくられたこの本は千部限定サイン入、私が持っているのは偶然にも444番とはvv。残り物原稿をまとめたと言いつつ、亡くなったリスのディオールへの熱烈オマージュ。bookbar4所蔵。
no.204『SFムービー史』
北島明弘/芳賀書店・シネアルアム89メリエスから「スター・ウォーズ」へ/1982
圧倒的な図版とデータ量でSF映画については貴重な資料としてずいぶん使わせていただいた。大きさのわりに重たいんだこれが。前後はやっぱり『2001年〜』の写真で押さえてある。bookbar4所蔵。
no.205 『 宇宙生物大集合』
北島明弘 /キネマ旬報社・キネ旬ムック/1999
エイリアン映画をまとめたものだが、エイリアンを性格(敵対、友好)、目的(征服侵略、探検観光、逃亡、不時着)、形態(ヒューマノイドornot)、舞台(地球、宇宙空間、惑星)と分類したり図版や豆知識が多様されていてやっぱり楽しい。
no.206 『ファンタスティック・アニメコレクション 』
発行:ザジフィルムズ/2000
2000年3月に六本木・俳優座トーキーナイトにて開かれた「ファンタスティック・アニメコレクション」のジャバラパンフレット。「ファンタスティック・プラネット」「ガンダーラ」「親指トムの奇妙な冒険」など上映。ロシア・東欧SF関連ニュースはこちらが詳しい。
no.207 『 アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』
著:モフセン・マフマルバフ/翻訳:武井みゆき、渡部良子/現代企画室/2001
2002年1月公開の映画『カンダハール』(監督:マフマルバフ)の配給を担う武井氏がこのレポートを翻訳中に9/11はやってきた。多くのひとに早く読んでもらいたい思いから緊急出版。ペルシャ語原文との比較を含めた渡部氏のコメントが非常に参考になる。かのカンダハールに「フェリーニ学校」が建てられる日を願う。現代企画室はこちら
no.208『2001年宇宙の旅』講義
巽孝之/平凡社・平凡社新書/2001
例えばモノリスにたいして私たちが抱いてきたイメージってあるわけだけど、それってまさにクラークとキューブリックが目論んだモノイスにやられてんじゃないか、と思わせるような第1章がとくに面白い。「『2001年宇宙の旅』講義」書評集
no.209 『 「めくるめき」の芸術工学』〜神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ
監修:吉武泰水、編:杉浦康平/工作舎/1998
8つのめくるめくイメージを細やかな図版をちりばめて構成。筒井康隆・メタフィクション、香山リカ・パニック、高山宏・メラヴィリア、巽孝之・ハルシネーション、山口昌哉・フラクタル、田辺仁夫・三菱エレベーター、川口博羲・ローラーコースター、大橋力・トランス。神戸芸術工科大学レクチャーシリーズについてはこちら
no.210 『 オデッセイ1971ー2001〜工作舎アンソロジー』
編:工作舎/協力:編集工学研究所/編集:米澤敬、小林恭子/2001
『遊』創刊号からフランシスコ・ヴァレラまで工作舎30年の出版物より厳選した断片集。見開きを4つのテーマに分けつつ読み方を限定しない構成頁のあとに、松岡正剛氏と十川治江氏の対談が『遊』の図版とともに。工作舎はこちら
no.211 『宇宙を呑む-アジアの宇宙大巨神の系譜』
著:杉浦康平/造本:佐藤篤司/講談社/1999
ぱっと目を引くインドの細密画などの図版がまずあり、頁をめくり目を上下に動かす読み手の動きにリズムを与えるような文字組みに導かれて、細密画が呑み込む世界の謎を読み解く長い旅に引き込まれていく。杉浦氏の仕事はいつもそうだが、製作に直接間接に関わった全ての方々の名前が記されている。
no.212 『日本人の宇宙観ー飛鳥から現代まで』
著:荒川紘/装丁:妹尾浩也/紀伊国屋書店/2001
中国の天文学や仏教、キリスト教、近代西洋科学など外来の宇宙思想を受け入れつつ、基層に流れつづけた日本的感性の本質から宇宙観をあきらかにしている。難しいので読みきってませんケド。
no.213『天文手帳(2002)』
地人書館/2001
星座早見盤、月齢早見、月々の星空、ガリレオ衛星の動き、月面図などなどもりだくさん。「曇った夜のために」って、自社本を紹介しているのもいい。さらにカバーには「点線で切り取ってしおりにお使いください。」と、M33の美しい写真が。地人書館はこちら