(C)Gallaudet University
ギャローデット大学
GALLAUDET UNIVERSITY



800 FLORIDA AVE.
NE WASHINGTON, D.C.
20002-3695 U.S.A.






http://www.gallaudet.edu

設立以来140年を超えるギャローデット大学は、アメリカのワシントン特別区に位置しており、世界唯一のろう・難聴学生のための教養課程(liberal arts)大学です。同大学のプログラムとサービスが学生のニーズに配慮した特別な設計になっています。

歴史 History
1864年4月に連邦議会で可決された議会法にリンカーン大統領(Abraham Lincoln)が署名したことにより、ろう者のための大学「国立聾唖大学」(National College for the Deaf-Mute)が設置されました。のち、大学同窓会の要望で現在の名称に改名されました。

管理職 Administration Office/Deans
学長:Dr. Robert R. Davila
暫定副学長:Dr. Michael Moore
管理財政担当副学長:Paul Kelly
施設開発事務部長:Catherine Sweet-Windham

学部:Dr. Karen Kimmel
大学院:Dr. Thomas Allen
ローラン・クレーク国立ろう教育センター:Dr. Katherine Jankowski 
学生部長: Carl Pramuk


プログラム Programs
・大学学部では、学位取得可能な専攻科目が40以上あります。また、学部から科目を選択するか、あるいは首都圏大学コンソーシアム(Consortium of Universities of the Washington Metropolitan Area)に加盟している11の一般大学で履修し専攻することもできます。新入生の最高5%の聞こえる学生の入学が認められています。

・ろう・難聴学生が聞こえる学生とともに学ぶ大学院では、教員養成・教育学・行政官・オ-ジオロジー・通訳・カウンセリング・社会福祉・心理学・教育工学・言語病理学・言語学の分野で「ろう(deafness)」に焦点をあてた専攻科目があり、ろう・難聴者へのサービス提供を含むさまざまな領域で修士号、スペシャリスト認定書、修了書、博士号が授与されます。

・ギャローデット大学では、ろう・難聴生徒が幅広く学ぶ教育が行われています。ケンドール実践小学校(Kendall Demonstration Elementary School: KDES) では、乳幼児と親のための教育および第8学年までの教育が行われ、モデル中等学校(Model Secondary School for the Deaf :MSSD) では、第9学年から第12学年までの教育が行われています。いずれの学校もローラン・クレーク国立ろう教育センター(Laurent Clerc National Deaf Education Center)に附属する教育施設です。同センターは連邦政府の助成により改革的なカリキュラム教材と指導技術方法を開発し、全米各地の学校に広めています。


テクノロジー Technology
ギャローデット大学では、講義とサービスにおいて技術を積極的に応用しています。およそ70%のコースはオンラインで行われ、ほとんどすべての学生が黒板でのオンライン学習システムを使用した、少なくとも1つのコースを履修します。そのような技術の活用は全国平均の大学の二倍にあたります。多くの学生と大学組織やクラブが、「my.Gallaudet」というウェブサイトを通じて連絡を取り合ったり、オンラインで情報を共有しています。

2つのメインコンピュータ室、および15以上の学部のコンピュータ室を使用することができ、また、多くの教室にはコンピュータ、プロジェクター、DVD/VCRなどの技術が装備されています。すべての校舎にはワイヤレス・ネットワークアクセスがあり、さらに、最先端のテレ部電話リレーサービスがギャローデット大学とワシントン都市エリアで行われています。


学生数 Enrollment
2006年秋現在の統計データは次の通りです。

学部生 1,206人(正規 1,138人)
院 生   430人(正規   404人)
専門研究生 187人
留学生は学生総数の7%(27カ国)
総計 1,823人


教職員 Employees
ギャローデット大学とローラン・クレーク国立ろう教育センターの全教職員数は1,147人で、そのうち42%はろう・難聴者です。教員は289人。


コミュニケーション Communication
創設以来、学長、教職員、学生などすべての人たちがコミュニケーションできるギャローデット大学では、アメリカ手話(American Sign Language:ASL)と英語が併用されています。
手話コミュニケーションに関して、大学は次のとおり3つの基本方針を掲げています。

1. 教育は効果のあるコミュニケーションに支えられていること。
Effective sign communication supports education.

2. 手話コミュニケーションは包括的ものとし、コミュニケーションにおける個々人のニーズを認め、各人の手話スタイルを尊重し、だれもかもすべて理解できるように柔軟的であること。
Sign communication will be inclusive, recognizing the individual's communication needs; respectful of each person's sign language style; and flexible so that public discourse is fully accessible to everyone.

3. 相手と直接に交わすコミュニケーションはギャローデット大学の構想の中心である。それ故に、大学構内ですべての人が手話に堪能になるように訓練・評価プログラムを受けることができること。
Direct sign communication is central to Gallaudet's vision, therefore, training and assessment programs provide the opportunity for everyone on campus to become fluent signers.


施設とサービス Resources and Services
主な施設とサービスは以下の通りです。 
 
*ギャローデット大学研究所(Gallaudet Research Institute:GRI) :ろうに関する諸課題に焦点を当てた研究活動の中心として国際的に知られています。全米各地のろう・難聴学生の統計と学力に関する研究を行うとともに、教職員や学生たちが重要な研究をすることができるように助成金の手配をします。

*ギャローデット大学の図書館:ろうに関する資料が世界でも最も多くそろっています。

*聴力言語センター(Hearing and Speech Center):大学生、教職員、ワシントン在住の住民に、聴力検査、補聴器検査、発音訓練、読話クラスなどを含む包括的な発音、言語、聴力に関するサービスを行っています。

*人工内耳教育センター(Cochlear Implant Education Center):2000年にローラン・クレーク国立ろう教育センターに併設。人工内耳移植に関する技術、こどもの教育・生活における移植技術の役割、特に人工内耳の子どもの手話の役割に関する有用な実践の調査・評価を行っています。

*アメリカ手話センター(Center for ASL Literacy):大学内外でアメリカ手話能力の評価と指導などを行っています。

*職業開発センター (Career Center)
:進路に関する相談、実習機会などを提供しています。

*国際プログラムサービスオフィス(Office of International Programs and Services):教科プログラム学生サービスセンター(Center for Academic Programs and Student Services)の一つとしてギャローデット大学の国際的な焦点のハブであり、以下の部門から構成されています。

・グローバル教育センター(Center for Global Education)
学習と専門的技術を高めたいギャローデット大学の学生、教授陣、および専門家にプログラムを提供し、新しい技能を獲得するか、または知識を国際的に適用するように援助します。さらに、学生、学者、研究者や専門家のために短期・長期のプログラムを組みます。

・英語学院(English Language Institute)
外国の学生に対して、第二言語としての英語による包括的なイマージョン教育を行っています。また、アメリカ手話(ASL)と文化研究コースの提供により、ギャローデット大学か他の大学に入学する資格をとるために英語とASLを習得するか、会話力を高めるようにしています。

・国際サービス(International Services)
入学申請をする外国の学生に対して移住手続き段階からサービスを行っています。確実にすべての留学生と学者が移民局規則に従うように留学生と各学部などと連携しています。
 

*ギャローデット大学リーダーシップ学院(Gallaudet Leadership Institute:GLI):個人的、専門家としての必要性に具体的にあわせたリーダーシップ開発プログラムをろう難聴者に提供する唯一の適した実体です。


卒業生・同窓会 Alumni

1889年に設立されたギャローデット大学同窓会(Gallaudet University Alumni Association:GUAA)には15,000人の同窓生、53の支部があります。
2001年9月から2002年8月までの間に卒業した国内外の学生の89%は就職か、大学院に進学しました。


留学について
次のギャローデット大学HPに留学に関する英文情報が載っています。

・入学希望学生情報:http://www.gallaudet.edu/x1843.xml
・入学申請情報:http://www.gallaudet.edu/x134.xml
・学部留学情報:http://admissions.gallaudet.edu/UG_application_info/International.asp

1/必要費用概算(2006年8月〜2007年5月)
http://finance.gallaudet.edu/sas.html

学部生 院 生
授業料  $10,220 $11,230
部屋代(相部屋) $2,500 $2,500
食事代 $1,880 $1,880
健康保険料(1年分) $1,698 $1,698
その他 $171 $171
合計 (一学期あたり)  $16,469 $17,479
1ドル=120円で換算 (約198万円) (約210万)


なお、2007年8月〜2008年5月の必要経費は以下の通りです。

学部生 院 生
授業料  $10,530 $11,580
部屋代(相部屋) $2,575 $2,575
食事代 $1,940 $1,940
健康保険料(1年分) $1,698 $1,698
その他 $188 $188
合計 (一学期あたり)  $16,931 $17,981
1ドル=120円で換算 (約203万円) (約216万)

1年間はおよそ2倍になります。
その他に入学手数料50ドル(学部生)・100ドル(院生)、登録料10ドル、新入生オリエンテーション代50ドル、教科書代300〜400ドルなどの経費がかかります。だだし、冬休みや夏休みの経費はのぞきます。


2/入学申請について

(ろう難聴者が申請するもの。聞こえる方は別の書類になります)

1.学部(Undergraduate Students)
大学学部への入学条件は、高校を卒業した(またはこれと同等の教育を受けた)ものであること。

提出する書類は次のとおりで、すべて英語で記入します。

1.入学願書(所定の用紙に記入)
2.出願料 $50
3.作文2題
4.高校の成績証明書
5.推薦状2通(教師・校長・カウンセラー・職場の上司等によるもの)
6.学力テストのスコアー
 ACT(American College Test)SAT/TOEFLのいずれかのテストの3年以内のスコアー


日本では、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)のみ受験が可能です。
上記のテストが受験できない場合は、ギャローデット大学が行う入学試験を受けることができます。

7.オージオグラム(聴力検査結果)
8.経済証明書
9.F-1フォーム(アメリカ内の大学より転入学の場合)

秋学期に留学する場合、すべての書類をその年の3月15日までに大学入学課に提出しなければなりません。

オンラインで申請できます。
詳細については、下記の大学HPでごらんください。
http://admissions.gallaudet.edu/UG_application_info/International.asp


2.大学院(Graduate Students)
入学資格はろう・難聴者または聴者で、大学卒業の資格または修士の資格を有する方です。
TOEFLのスコアー、3通の推薦状の提出が必要です。出願料は$50ですが、学科によって以上の提出書類の他に必要な提出書類もあります。
http://www.gallaudet.edu/x572.xml


.英語学院(English Language Institute: ELI)

授業料 $6,350
部屋代(相部屋) $2,500
食事代 $1,880
健康保険料(1年分) $1,698
その他 $171
合計(一学期あたり)  $12,599
1ドル=120円で換算 (約150万円)

1年間はおよそ2倍になります。
その他に入学手数料50ドル(学部生)・100ドル(院生)、登録料10ドル、新入生オリエンテーション代100〜300ドル、教科書代250ドルなどの経費がかかります。だだし、冬休みや夏休みの経費はのぞきます。

入学手続きなどについては、以下のHPをご参照ください。
http://eli.gallaudet.edu/Index.htm



問い合わせ先(メールアドレス):
入学関係:
学部   admissions.office@gallaudet.edu
大学院  graduate.school@gallaudet.edu

見学関係:
大学案内センター Visitors Center: visitors.center@gallaudet.edu

ギャローデット大学ケロッグ会議センター (宿泊設備あり)
Gallaudet University Kellogg Conference Center:
http://www.gukcc.com



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