フィールド・ノート (2002.06)     

2002/06/28(Fri) 08:15 - 13:10 羽村堰(曇)

旅行から帰って、昨日まで降り続いた雨がやっとあがり、3週間ぶりの羽村堰です。市営競技場の上を長い羽で、M型の尾羽の アマツバメ が3羽 キュリッキュリッキュリッ と鳴きながら飛んでゆきました。初認です。羽村大橋の橋桁裏で集団営巣している イワツバメ の雛たちの鳴声が大きく聞えてきます。親鳥たちもひっきりなしに餌を運んできます。河原のニセアカシアの梢では ホオジロ がいい声で、芦原ではあちこちで オオヨシキリ がうるさく囀っています。水辺では セグロセキレイ の幼鳥がよく眼につきます。単独で餌を啄んでいるのや、親鳥の後ろにくっついて廻っているのや。沢道の小さな流れで ヒヨドリの幼鳥 が2羽、交代でチョコッと水を浴びては、近くの枝で羽繕いをしていました。往き帰りとも カワセミ には会えませんでした。

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 スズメ・ヒヨドリ・ハクセキレイ・ムクドリ・ハシボソガラス・
 アマツバメ・カワウ・ウグイス(声)・イワツバメ・ホオジロ・
 シジュウカラ・トビ・ツバメ・オオヨシキリ・セグロセキレイ・
 コジュケイ(声)・キセキレイ・キジバト・カルガモ・イカルチドリ・
 エナガ・コゲラ・ハシブトガラス          (以上23種)


 * 6/19〜22 カミさん孝行をかねた 観光&鳥見チョッピリ 北海道旅行をしてきました *

2002/06/22(Sat) 08:20 - 11:30 ウトナイ湖(曇時々晴)

同期入社で退職後札幌にお住いのIさんご夫妻に車でウトナイ湖へ案内して頂きました。鳥獣保護センターの裏の湖岸に出ると、さっそく2羽の コブハクチョウ がお出迎え、すぐ近くまで寄ってきてくれます。右手の少し離れた水面には、越夏するらしい オオハクチョウ ヒシクイ マガン がいます。湖岸沿いにネイチャーセンターへの木道を辿ると コヨシキリ アオジ ウグイス が負けじと囀っています。4羽の雛を連れている コブハクチョウ の家族を撮っていると、目の前の水辺に アカハラ が出てくれました。ネイチャーセンターの近くの林の中で カケス と コゲラ の中間のような鳴声が聞えてきますが、姿を見つけることが出来ません。センターでレンジャーの方に尋ねると コムクドリ が営巣しているのだそうです。センターで一休みしていると、給餌台のヒマワリの種を エゾシマリス と エゾリス が食べに来ていました。 ノゴマ のポイントを教えてもらい、観察小屋への木道を辿ると、3mほど横の灌木の枝で エゾムシクイ が「フィフィフィ」と囀っています。しばらく肉眼で観察させてもらいました。観察小屋の2階の覗き窓から見ていると、さっそく ノゴマ がソングポストで囀り始めました。第一番のお目当てを間近に見ることが出来てバンザ〜イです。よほどお気に入りの場所らしく何回も繰返しきてくれてたっぷり堪能させてもらいました。その間には オオジュリン♂♀ ノビタキ♂ も顔を出してくれました。 最後に2羽の オオジシギ が水辺に降りてくれたのですが、すぐ灌木で見えないところに入ってしまい、証拠写真は撮らせてくれませんでした。昼前に鳥見を切上げ、千歳市街のレストランで昼食を摂りながら、懐旧談に花を咲かせ、空港まで送って頂きました。Iさんご夫妻に大感謝! 今回の旅行は大成功でした。

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 ハクセキレイ・コブハクチョウ・オオハクチョウ・アオサギ・ヒシクイ・
 マガン・カッコウ(声)・コヨシキリ・ハシボソガラス・ウグイス(声)・
 アオジ・カワラヒワ・アカハラ・ショウドウツバメ・トビ・
 コムクドリ(声)・エゾムシクイ・ノゴマ♂・オオジュリン♂♀・ノビタキ♂・
 オオジシギ               (以上21種)


2002/06/21(Fri) 08:25 - 08:45 納沙布岬(曇)10:00 - 12:30 春國岱(雨のち曇)

根室駅前の宿を出るときは傘が必要なくらいの雨でしたが、納沙布岬行を強行しました。カミさんの晴女の霊験あらたかでバスが市街地を出ると降っていませんでした。車窓から オオセグロカモメ が飛んだり、民家の屋根に留っているのが見えてきました。岬に近づくと ショウドウツバメ がたくさん飛んでいました。低い崖の土が露出しているところがありましたので、たぶんそこで営巣しているのでしょう。岬の名碑で記念撮影をした後、すぐそばの岩山の上で休んでいたり、風に逆らってゆっくり飛ぶ オオセグロカモメ にスコープ無しでのモデルをお願いしました。バス停に戻ると、すぐ横の草地で2羽の ヒバリ がきれいな声で鳴き交しながらお食事中です。恥ずかしながらライファーです。リュックの底からテレコンを取出すひまもなさそうで、そのままデジカメで撮りましたが、とても証拠写真には成らない豆粒でした。
駅前に戻るとまだ雨は降っていました。タクシーで春国岱への途中、温根沼入口の水辺に タンチョウ のペアがいました。前夜の宿の食堂に、ご主人が今年撮られた、生後1週間の雛2羽と一緒の写真が飾られていましたが、その後雛は2羽ともいなくなったそうです。そのカップルのようです。なんとなく悲しそうに見えました。センターに着いてもまだ降っています。レンジャーの方にスライドを見せて貰ったり、備付けのスコープで、砂州の手前で餌を採っている ミヤコドリ と ホウロクシギ や、カラスにモビングされながらガラス窓の前を横切る オジロワシ を教えて貰いました。そのうち雨が止み、スコープをセットして、今回一番のお目当て ノゴマ のポイントをお尋ねしたら、とても残り時間で往復出来そうにありません。春国岱は広すぎます。少なくとも3〜4日、近くに宿を取って、じっくり取組まなければならないようです。翌日予定のウトナイ湖も ノゴマ の確率は高いと伺って、そちらに賭けることにしました。近くの小鳥の小道を覗くと、巣立ち雛を連れた ハシボソガラス に威嚇されました。ちょっとおっかなかったです。カラ類の中に ハシブトガラ ではと思われるのがいましたが、双眼鏡では コガラ と区別ができず、証拠写真も撮らせて貰えないので、ライファーでない コガラ ということにします。センター下の芦原で コヨシキリ をゲットしました。 オオヨシキリ と較べると格段に美声ですね。橋に留っている オオセグロカモメ にデジスコでのモデルになってもらいました。

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 オオセグロカモメ・ショウドウツバメ・ノビタキ♂・ハシボソガラス・
 ヒバリ・」 タンチョウ・ミヤコドリ・ホオロクシギ・オジロワシ・
 ウグイス(声)・ゴジュウカラ・コガラ・シジュウカラ・アオジ・
 コヨシキリ・ウミネコ・ハシブトガラス・カワラヒワ・ハクセキレイ  (以上19種)


2002/06/20(Thu) 04:30 - 05:30 阿寒湖畔ほか(曇時々晴)

朝食前にボッケ遊歩道を1周りしました。先ず「トルルゥ〜」とドラミングをしている コアカゲラ を見つけましたが、ピント合わせに手間取っているうちに飛ばれてしまいました。ボッケを廻って湖岸側の道を戻り掛けるとカラ類が枝の間を飛交っています。木の幹を逆さに降りる ゴジュウカラ と黒の縦腹帯がはっきりしている シジュウカラ はすぐ分りました。白い腹の鳥もいたのですが、特徴を確認できませんでした。少し戻ると虫をくわえた ニュウナイスズメ♀ がポーズを取ってくれました。ISO400相当、絞り優先開放、1/6秒でよくこれだけ止ってくれたと大感謝です。遊覧船乗場の湖面を ショウドウツバメ が飛回っています。近くにコロニーがあるのでしょうか。定期観光バスで屈斜路湖、硫黄山、摩周湖、釧路湿原と廻りましたが、前後は快晴だったのに摩周湖は霧で全然ダメ。展望台の売店裏で客の手からヒマワリの種を食べている エゾシマリス がとっても可愛かったです。客に連れられて大きなハスキー犬が来ると、慌てて笹藪に逃込んでしまいました。釧路から根室への1両だけのワンマン気動車の窓から霧多布湿原の タンチョウ のペアと アオサギ が見えました。鋭い警笛と急ブレーキに前方をみると、立派な角を持った エゾシカ がゆっくりと線路を横断するところでした。線路ぎわの牧場で牛や馬の近くでのんびりと牧草を食べているのを何頭も見ました。

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 スズメ・ハシボソガラス・トビ・ウグイス(声)・コアカゲラ・
 ゴジュウカラ・シジュウカラ・ニュウナイスズメ♀・ショウドウツバメ・
 ハクセキレイ・ハシブトガラス」 タンチョウ・アオサギ  (以上13種)


2002/06/19(Wed) 14:10 - 15:40 釧路鶴公園(曇)

釧路空港から阿寒湖畔へのバスを待つ間、タクシーで鶴公園へ、飼育されている タンチョウ を見学しました。生後1ヶ月の可愛い雛が親鳥から餌を貰っています。中程には生後2ヶ月の少し大きい雛もいました。一番手前のブロックのカップルは外界?と自由に出入り出来るそうで、お嫁さんは自然界出身だそうです。奥まで行って、戻りには後ろの林にも注意して見ると ノビタキ♂ が通路横の草地との間を行ったり来たりしていました。今春羽村堰を通過したそうですが、♀にしか会えてないので嬉しかったです。中程で一寸変った色の スズメ がいて、幼鳥かなと思ったのですが ニュウナイスズメ でした。出口近くの枝でいい声で囀っている アオジ とは2ヶ月ぶりの再会です。阿寒湖畔へ向うバスの窓から、道ばたに佇むエゾシカの可愛い子鹿を見ることが出来ました。

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 スズメ・ハシボソガラス・タンチョウ・ハクセキレイ・アオサギ・
 ウグイス(声)・キジバト・カッコウ(声)・ツツドリ(声)・トビ・
 ノビタキ♂・ニュウナイスズメ・アオジ    (以上13種)


2002/06/08(Sat) 06:10 - 11:40 二子玉川(晴)

世田谷のKさんから可愛い雛の画像付の コアジサシ の情報を頂き、再度二子玉川へ出掛けました。河原に降ると、今日は先ず キジ が出迎えてくれました。'泥縄'ならぬキジ・スコープで、横目で見ながらセットしたのですが、近くで鳴いているもう1羽に気を取られていたのか、10分あまり同じ所で待っていてくれました。おかげで羽村堰ではなかなか撮らせてもらえなかった写真をものにすることができました。中州には前回は抱卵中だった コアジサシの親子 が少なくとも20組以上いるようです。ただ大部分が遠いのと親鳥の羽の下にいるときが多く、可愛い雛の姿をカメラに収めるのは辛抱強く待つしかありません。日差しが強くなってくると、親鳥は川面をかすめるように飛んで、自分の羽を濡らし、雛の暑さを防いでやっているようです。親鳥が魚をくわえて来て、雛に給餌するところも見せてくれたのですが、見とれていてシャッターを押すのが遅れ折角のチャンスを逃してしまいました。アッという間に5時間経っていました。

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 スズメ・ムクドリ・ヒヨドリ・キジバト・シジュウカラ・
 ツバメ・ハシブトガラス・キジ・ダイサギ・コアジサシ
 ハシボソガラス・カワウ・コサギ・イソシギ・イカルチドリ・
 カルガモ・コチドリ・セグロセキレイ    (以上18種)


2002/06/05(Wed) 06:05 - 11:00 羽村堰(晴)

手前の池でスコープをセットしていると、目の前に カワセミ が顔を見せてくれました。堰上の中州の中程でも、飛んで通り過ぎました。水辺では キセキレイ が餌集めに忙しそうで、口一杯に銜えて飛んで行きます、まだ巣立ち前の雛がいるんでしょうか。河川敷林の足環の ウグイス に15分ほど遊んでもらいましたが、写真が撮れるところには出てくれません。沢道では センダイムシクイ の声がしていますが、今日は姿を確認出来ませんでした。

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 スズメ・オナガ・ツバメ・ムクドリ・ヒヨドリ・
 ハシボソガラス・キジバト・イワツバメ・カルガモ・キジ(声)・
 オオヨシキリ・イカルチドリ・セグロセキレイ・ホオジロ・コゲラ・
 シジュウカラ・カワセミ・キセキレイ・カワウ・アオサギ・
 イソシギ・ホトトギス(声)・ウグイス・エナガ・メジロ・
 センダイムシクイ(声)・トビ・ハシブトガラス    (以上28種)


2002/06/02(Sun) 06:00 - 11:30 羽村堰(晴)

今日は河原の鳥さんたちには堤防の上から挨拶だけして沢道の方を先に登ってみました。浅間神社の近くでは ヤマガラ が一寸だけ顔を見せてくれました。その少し下で「チョチョチィ〜チョチョ、チョチョチィ〜チョチョ」と センダイムシクイ がいい声で囀っています。双眼鏡で一生懸命に探して、それらしい鳥影を見つけましたが、葉陰の暗いところからなかなか出て来ず、しばらく粘っても写真は撮らせてもらえませんでした。あとから河原を一回りしましたが、堰上の中州で イカルチドリ の幼鳥2羽をみかけました。親鳥と殆ど同じ大きさでちゃんと飛べるようになっていました。孵化後40日あまり経っているのに、親鳥はまだ心配そうに付添っています。帰り際、河川敷林の笹藪で周りの オオヨシキリ に負けまいと大きな声で囀っている ウグイス がやっとそれと判る姿でカメラに収ってくれました。(^o~)/ しかしこの子、別の画像では足環を嵌められてます。何時、何処でバンディングされたのでしょうね、それとも飼われていたのが脱走に成功 ???

今日、会えた鳥たち:(出会った順序)
 スズメ・ツバメ・ムクドリ・ヒヨドリ・ハシボソガラス・
 キジバト・カワラヒワ・セグロセキレイ・キジ(声)・カワウ・
 イワツバメ・カルガモ・ホオジロ・オオヨシキリ・シジュウカラ・
 エナガ・メジロ・コゲラ・ヤマガラ・ハシブトガラス・
 センダイムシクイ・トビ・キセキレイ・イソシギ・イカルチドリ・
 ノスリ・ウグイス        (以上27種)


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