キューバ日誌1999

最終更新20000219


メキシコとキューバに行って来ました。友人の井上君と。その報告。だいたい当時ひまなときにつけていた記録のままです。まだ説明が足りないかも知れません。わかんないところがあったら聞いて。

はじめのおまけ。パスポート取得編

1005
パスポートを申請に行く。非常に忙しいので窓口とは違うところ。居所申請と言うのをすれば住んでるところじゃなくても申請できるのだ。と思ったら窓口ではねられる。おばさんがだらだらと「住民票が近い人はみんな自分の所でやってもらってる(前例がない)」というようなことを言う。ほんとに言うんですねそういうこと。なんなんだ居所申請。ごねたが無理。できるのか出来ないのかと聞くと、オフィスの方に形だけ聞きに言ってまただらだらと同じようなことを繰り返すので時間もないし面倒臭くなって諦める。すぐさま実家に書類を郵送して代理人に申請してもらうことにする。

あとで聞いたところによると、こういう公共機関で何かを断られた時は、「そういう条例があるのですか」とやさしく聞けばよいらしい。公共機関は全ての仕事がマニュアル化されているのでやるべき仕事も決まっている代わりにやらないでよいと言う仕事も決まっているのだ。やらないでよい仕事以外はやらなければならない。

1109
パスポートをもらいに行く。国に支払うのは13,000円。収入印紙。それを200円、400円、600円の収入印紙で支払う。枚数は30枚くらい。当然ここに貼って下さいねと言っている枠には入らない。2,000円の県に支払う分は売店のおばちゃんから買ってそこで台紙としてB5の上質紙をもらう。パスポートもらうところで台紙にぺったぺったと楽しく収入印紙を貼り付けていると窓口の方で窓口のお姉さんが同じくおっちゃんに向かって「なななななんかいっぱい貼ってますよ」と焦って報告しているのが聞こえる。「ちょっと見て来なさい」「はい」小走り。「あの、貼り切れますか」「いいえ」「じゃあ、」「台紙あります」確認。また小走りで帰っていく。報告。「台紙ありました」こそこそ。ごにょごにょ。こそこそするなそこ。収入印紙はだいたいB5いっぱいだ。満足。用紙といっしょに提出。誕生日とか聞かれて代わりにパスポートをもらう。ひどい写りの写真だ。帰り際に窓口の方をちらりと見ると、おっちゃんが狂ったようにB5の台紙いっぱいに貼った収入印紙に受領スタンプを押しまくっていた。

ではアメリカへ

1123
出発。あたふたと家を出る。井上と落ち合って成田へ。父親につれられた子どものように何も分からないまま半分迷子で成田を通過。途中何度か自分の名前を書くがいつも間違える。偽名じゃないです。機内で映画を見たり音楽を聴いたりブラックジャック大会を催したりする。あと泥棒をはたらく。スプーンとフォークとナイフ。あと毛布。どきどき。ヒューストン到着。入国審査ではウィンドウズの調子が悪くていらいらのおっさんが口をきかないので無言で通過。この日はむりやりハバナまで行こうと予定していたのだがなんだか1時間間違って時計を読んでしまい台なしにする。ごめんよ井上。しかしやったーアメリカ初上陸。そのあとモーテルに言ってタコスたらふく食ってダウンタウンに出かけてトラベラーズチェック使えない。ヒューストン田舎丸出し。ホームレスに狙われる。帰りバス間違えて1730-2300まで番地で言うと4400番地から11000番地まで徒歩で帰ホテル。泥酔。

アメリカ終了。堪能。ヒューストンなんか二度と行かないぞ。豆知識。アメリカで徒歩は×。ではメキシコへ

1124
カンクン行き1130より早い便に乗りたければ0830にコンチネンタル窓口に来なさいと言われたので0700に起きる。さむい。余裕があるのでヒゲをそったりする。空港までホテルの来るまで送ってもらってちょうど0830。しかし飛行機に空席はなく1100まで御飯を食べたり英スパニッシュ辞書を買ったり煙草を買ったりしてトラベラーズチェックを崩す。ごはんはついついサブウェイに行ってしまう。「タマネギ?」「ピーマン?」と聞かれてはじめてこれは日本語でも困るんだと言うことを思い出す。とりあえず適当にイエスイエス言ってたらおばちゃんに「イエスしか言わないのね」と冷たく言われる。全然だめ。雑誌を買った時の店のおばちゃんは1954年から4年間くらい横浜にいたのでちょっと日本語がしゃべれるた。日本好き、日本人好き、なんだって。それにしてもスパニッシュが日常会話なのだここでは。客相手の時だけ英語だ。ちいさめの飛行機に乗りカンクンへ。地面の低い湿地のヒューストン、カリブ海、メキシコの森林を越え、ものすごききれいな珊瑚礁湾のカンクンへ。カンクンで日本にいる間には送ってこなかったカンクン→キューバのチケットを作ってもらう。きのうの便を予約してたが乗れなかったのでめんどくさい。できたチケットが昨日のやつだ。昨日のチケットが作れてしまうのもどうかと思う。今日の空きはないので明日以降になるそう。メキシコを先にすることにして金曜夜のチケットを作ってもらう。空港を出る。まぶしい。40分くらい歩いて高速へ。たぶん高速。バスをつかまえるかヒッチするか。と言っていると車が止まってくれたので当然乗っていく。ラッキー。まじめそうなおにいさん(おっさん)だ。ラジオが無茶苦茶によい。歌謡曲さいこー。カンクン市街。T/Cをペソと思ったがドルをペソに。バスステーションへ。スペイン語ばかりで何も分からない。全部井上任せ。ヒッチしたおっさんの相手も井上だった。井上任せ人任せ。1700発のバスでメリダへ。横断歩道が高くなってる(バンプしてる)ので市街はスピード出せず。遅い。走りながら普通の人も乗せる。遅い。寝る。人里離れてようやくスピードが出る。2300着。停留所そばの売春宿にあやしげなジェスチャーで誘われるが辞退して近くの安いホテルに泊まることにする。となりの食堂で潮食べる。オリジナルソース(トマト)と豆ペーストがうまい。うまー。帰ってすぐ寝る。つかれた。

1125
6時に起きる。市街を散歩。学生が出勤時間。コギャルのメイクがきつい。眉細い。ぷらぷらしてるとバスが来ると言う8時に近くなる。キャッシングでお金を作りバス停へ。すぐに出るのでそのまま行くことになる。忘れ物をしたのでホテルへ走る。ジェスチャー会話でまた帰ってくる旨をホテルのおやじに伝える。バスに乗っていざウシュマルへ。またもバスは遅く、9時にウシュマル、11時30分位にもっと小さい遺跡からツアースタート。 持ち時間は30分。ひとつめはこじんまりして○。ふたつめお金が惜しくてパス。みっつめ広すぎ。よっつめKABAHはお金を払わなくても見えちゃってるので入り口でだらだらする。その場で売り物の彫刻を彫っている。その場で彫って5000円(くらいだった気がする)だ。そしてウシュマル。すごいすごいぞ。高い。森の中にぽつーん。この日は遺跡を小→大でなかなかよかった。そしてマリオ。たぶん親族友人旅行のイタリア人集団のひとり。バスの中でもバカそうに椅子からはみ出て話してるし遺跡で登っちゃいけないって書いてあればちゃーんと登るし。しかもはぐれるし。遺跡と言う遺跡で「ヘーイ、マリオー」の声がどこでも響き渡る。イタリア人はなあ。全く。メリダに帰ってCD買ったりして旧市役所と思われる位置に立つ建物の1階のピザボーイとかそういう名前のところでスープと肉。スープはオニオン。チーズたっぷりのフランスパンがとろとろになて入っていてものすごくうまい。もいちど言う。ものすごくうまい。そして帰って寝る。あしたは5時? ムリムリ。

1126
早起き失敗。目覚まし時計が壊れてる。6時30分起床。ばたばたと7時のバスでchichenizaへ。10時30分くらいにつく。手始めに一番でかいピラミッドに登る。下りるのが大変そうだ。高い。へろへろになりながら一気に頂上へ。なんだか昨日のウシュマルほどの感動がない。うーむ。森林(Jangle)に乏しいからか。こっちのほうがすごーくでかいんだけど。つかれてるので下りてメシ。出入り管理は紫外線スタンプ。ディズニーランドと同じやつ。係のおじさんが異常に笑顔。ビールは「レオパルド」がうまい。アメリカ食は×。ラチョス○。当然だが地元のものが安くてうまい。遺跡にバック。大きくひと回りしてスプライト飲んでおしまい。カンクン行きのバスまで時間があるので途中までいく別のバスを捕まえる。降りてから田舎の食堂でごはん。マカロニ(へにゃへにゃ)入りスープ、豚挽き肉タコス。安くて美味しい。1530カンクン行きプリメーラ(一等車)。プリメーラのくせにおんぼろでしかも逆方向のMerida方面へ飛ばすので不安になるが有料高速に入ってから立派なバスに乗り換え。テレビつき。さすがプリメーラ。「ATOMIC TRAIN」という電車暴走もののアメリカのドラマを上映され、無理矢理に見せられる。スペイン語字幕で声は英語のままなのでいちおう話はわかる。しょぼいどらまだがロケの規模や爆発だけは豪華。さすがアメリカ。1730過ぎ、ドラマ途中で結末が気になったまま到着。下車。空港ではキューバのトラベラーズカードを15$/人で。キューバに入るにはそういうものが必要なのだ。手荷物は一つまで。ケチ。そして3時間late。空港No.9 Gateで寒く待つ。なんだそのエアコン。そして平気なやつら。飛行機。メキシカーナスチュワーデスポップ過ぎ。はねすぎ。ハイヒール。はしゃぎ過ぎ。急ぎ足でアテンション。サンドウィッチ配って酒配ってもらってもらって食って飲んで到着。町の灯が小さい&少ない。広めだがぽつりぽつり。うーむ。と。時間は1h+で翌日へ続く。

ようやくお待たせのキューバです。夜です。

1127
ハバナ着。荷物を全部調べられる。エロ本没収。観光業者にカモられる。40$のホテルに着。くやしく寝る。起きて散歩。車が全部古すぎ。Exchante 20 dolleres→420 peso。切手激安。?円くらい。サンドウィッチフランスパン風パンバキバキ。1ペソでさとうきびジュース。ビンを切ったコップ。高いホテルはさっさとチェックアウトして市街へ。目星をつけてあったホテルに向うが改装中。お兄さんが15$でプライベートルームを用意してくれるとのこと。ついていくと、駅の近く、国会議事堂の見えるすごくよい場所に到着。階段をずーっと登って建物の屋上に部屋。すごーくきれい。かわいすぎ。出かけて20ペソ中華風ランチボックス大ヒット。炒飯みたいなの。肉つき。あと日本人を珍しがられながらコーラを買う。社会主義なので形だけの国会議事堂を偵察(見学)して議事堂カフェでコーヒーを飲んで街に出かける。坂を下って湾岸道路をおそるおそる渡って海へ。カリブ海を眺めているとちびっ子たちが集まって来て小銭をせがむ。なんか嫌な感じ。追い返すと井上のカバンが開いている。おい。カバン開いてるぜ。カメラが盗まれている。国会議事堂まで帰ったがカメラはなく、やはり盗まれたみたいだ。落胆。帰ってベッドにものすごく可愛いシーツで少し気まずくなる。道を挟んだ向かいの部屋でラジオDJ大フィーバー。深夜までにサルサ→2100レゲエ→2200ディスコ→サルサ。そういえばお兄ちゃんに2030にサルサホールに誘われていたが風邪っぽいのと奴が来ないのできっと彼はドイツ人の友だち(女)と仲良くしていると言うことでラムとコーラを日本人又来たとか言われつつ買って来て屋上で飲む。ビールも買ったかも。白くまビールは甘い。さとうきびだ。そして就寝。うーん風邪だ。

1128
8時過ぎ起床。のんびりして1$/人で荷物を預けて外出。金にせこい。電話。中華街でコーヒー。激しく砂糖いり。ここでCafeとはこれらしい。海の近くで子供が凧上げと野球をしている。野球は地元ルール。ゴロを取ってアウト。チェンジ。おなかへったので中華街へ向い25ペソでチャーハン(ランチボックス)豚(骨つき)のせ。今日のところのはしょっぱい。さらに帰りに10ペソで昨日のチャーハンの肉の乗ってないプレーンなのを買って公園で食べる。ビールは品切れ。旧市街へ。$バーで音楽鑑賞&おごり。荷物返してもらって駅へ。Sgo(サンティアゴ・デ・キューバ、キューバ第二の都市)駅ではカリダさんが待ってるらしい。電車のスチュワーデスじゃなくてなんだっけ? 女の方が網タイツでかっこよすぎ。もちろんあたりはずれはあるが。1630発車。1645停車。一時間くらい止まってて再発車。眠る。

1129
車中で爆睡。0100寒さに耐えきれずコンチネンタル毛布、パーカーで防備。再び寝る。ジャングル。サバンナ。ジャングル(ってほどでもなく森)...と抜けて、山を越えてSgo de cuba0830着。風邪治った。Caridaさんちにタクシーで。タクシー? 手配されていたらしい。日本人だから目立つのですぐにわかったらくちん。タクシーはよく見かけるOldiesアメ車。加速最悪。3$。Caridaさんちに着。コーヒーを頂く。もちろん砂糖入り。だらだらして昼食探しがてら出かけるがSgoなにもなく。$メシやで鳥を頼むがまずすぎ。脂ひどすぎ。衣ばりばり。とりあえず腹減ってるので食べるが井上Take outして脱落。その後そのまま廃棄。食べ終わってホテルでおちあう。いっしょに紅茶飲んで変える。井上体調不良によりダウン。19時くらいまでごろごろしてひとりで外出&おつかい。水とジュースとランチボックス買って帰宅。$ショップも1730に閉まるSgo。最悪。ランチボックスまずい。いものような緑バナナ。シャワーを浴びて洗濯してこれをいっぱい書いてます。Caridaさんはおばあちゃんと2230まで1時間半ドラマでした。おばあちゃんは椅子で寝てました。途中爪切り借りに邪魔しました。ハサミを出されましたが頑張って切りました。すっきり。寝ますかね。BGMは矢野顕子。つかれた。

1130
井上復活。ホテルに言って朝バイキング。屋上。8US$。さもしい。かえってに持つ全部まとめてCaridad夫婦は仕事らしく留守なのでおばあちゃんと写真を取って出発。バスsta.まで歩く。3kmくらい。バスsta.には人がまばら。窓口のおばちゃんによると「バスはない」とのこと。満員? しつこく言い寄る「グアンターナモー」のお兄ちゃんと交渉と言うか粘って二人で5$まで値切ってジープに乗車。道の悪い高速に乗る。車もまばら。途中突然10$を請求される。車を止めさせて話したが無駄。黒人の客寄せはただの客寄せだったらしい。くやしい。峠のグアンタナモバスsta.到着。そこから歩く。へとへと。馬車に乗る。快適。町には馬糞と馬の足跡。どこだここは。いつなんだ今。無茶苦茶注目されながら駅へ。途中井上が電報を打つ。現地価格。切符を買って(0.5c)電車にのって警察官に見付かってアウト。基地の町に行くには何か紙が必要らしい。中国系のお兄ちゃんを通訳に立てたが訳が分からない。お兄ちゃんも何か必要だと言う。降りていじけて食堂(定員制、外待ち、冷房有り、トイレ電灯無し)でコーラ(カフェイン抜き)とスパゲティ(うろ覚え。ちょっと深い皿に4cmくらいでブツ切れにした上で茹で過ぎたパスタもしくはうどんを土手に盛り、中央にスープ(て言わないか)。ここに8mm角くらいの牛肉(たぶん缶詰)がいくつか入っているかどうかで2種類ある。トマト不足なのか薄味)を食べる。3ペソ。ちなみに近くの席にはダブルデート。気が抜ける。疲れた気持になる。その後イミグレオフィスへ乗用車連結式タクシー。あとは親切なおばちゃんに無言の笑顔で案内してもらう。オフィスではパスポートを紫外線当てたりオフィスにまわしたりして調べられ、「英語ちょっと」のお兄さん(軍人)に「あそこはねー。アメリカ軍と港があるからねえ立ち入り禁止なんだ。僕が行きたくっても行けないんだよ。だからさあジャパニーズ、君たちは行っちゃいけないんだよ」というよく分からない説明(anybody can't go there, you are not possible to go.)により、入域不許可。エロ本のせいか? 馬車で停留所まで戻り、その間C100FMのTシャツを着たガキ(たぶんスリ)にチャリで追跡されたりしたがバスsta.へ。赤シャツの白タク元締めが5$*2を要求してくるがむかつくので呑まないでいると共産党的戦いを経験したに違いないおじいちゃんたちが「国の人間は20c(センターボ)で君ら5US$だろ。そんな話はないんだ(以下長くなるので略)」と同情し交渉してくれようとするがダメ。結局10US$を400ペソで払ってやってSgoへ。バス停からまた歩いてCaridadさんちへ。天の河が見えるほど暗いと思ったらCaridaさんちまで真っ暗。Sgo全域停電。驚かれる。息子がガールフレンドを連れて帰っている。ホテルに飯を食いに行く。と、通電。レストランでスープ(○チキンvsベジタブル×)メシ(○イカサルサvsナポリタン×)、ビール(○白マヤベvs黒マヤベ×)を食す。黒マヤベは黒砂糖水。帰って寝る。疲れたからほんとすぐ寝る。

1201
8時前に起きてホテルでコーヒーとピザ(1.6$)ピザはケチャップとチーズだけで生地も柔らかめだけどあったかくて味もまあまあ。駅まで歩いてチケットを買う。ものすごく待たされる。ようやく買える。せっかくおじいさん駅員が英語うまくて面白い。駅付近はここでも馬車。たまに馬車はここ、とか馬車禁止の看板がある。変。またホテルへ。ビール(マヤベ)、Cuba sand(ハム3種とチーズを挟んだやつ)を食べる。で、Caridadさんちに帰ってヒゲそってこれから駅に行こうかと。馬車にのろうかと思ってます。駅前売店で死人みたいな酔っ払いと遭遇。電車は予定の5分前に発車。遅れるのも困るが早いのも困ると思う。車内で空手家(松涛館)にからまれる。相手にしているとCDプレーヤーくれとか電池くれとかイヤホンくれとかなんかいやな感じになって来たので言葉分からないふりしてたがジェスチャーのみで攻めてくる。それでそれはおかしいがうざいので無視することにする。ごほごほして眠れなかったが矢野顕子聴いてるうちに眠る。

1202
0710ハバナ着。5分早く出て20分早く着く電車。レイナさんちを起こしてみる。部屋は満室。奥の部屋を使うことになる。テラス無し。ダーク。屋上目当てで帰って来たのに。やる気無くなる。国会議事堂へ出勤。そして取りあえず出かける中華街。ウソラーメンとか。うーむこれが限界か。そして捕り物。カメラが盗まれる。おばちゃん逮捕。カプチーノと言う甘いお菓子(円錐形のスポンジケーキに蜜がしみ込んでいる。けっこう美味しい)を食べて帰る。と、なんと荷物はupstairsよ。と来たもんだ。移動。ナイス。夜も中華街。なんだか本格メニューの並ぶ店へ。おやじがチャイナルック。中に入るとお姉さんたちもチャイナドレス。やったー。そしてキューバ初の業務用クーラー。そして業務用冷蔵庫。チャイナパワー爆発。しかしラーメンの麺はパスタ。きっと穀物は厳しく統制されているのだろう。チンジャオロースは本物。チャーハンも本物。塩加減らへんが特に。いえーい。帰って酒飲んで寝る。すごく早く。

1203
6時くらいに起きると停電していた。首都停電。水タンクがからでポンプも動かないのでトイレが流せない。困った。レイナさんよくあることよって首都だろここ。とりあえず出かける中華街。午後は海(ビーチ)に行く予定だったが曇りだし体調悪いしげほげほとダウン。小説読んだりしているうちに寝る。19時くらいに起こされてバーへ。とりあえずシーフードを求めてドル街へ。小エビたちとステーキ。ステーキマジうまいレア。肉汁。踊る切れたバーテン。キューバリブレは80%ラム。止(と)めるおやじに止(や)めないおやじ。お腹はまだ減ってるので暗い中華街でランチボックスとリフレスコ(さとうきびジュース)。うまいのと甘いの。お腹いっぱい。帰って飲みながら停電眺めて寝る。

1204
なんとなく。いや。蚊のせいで朝早く起きてしまう。外のテラスで井上とべラド(another 市街)の電気がついているのと国会議事堂付近も復旧しているのを眺める。街のどこかで宴会が開かれている。と。0534突然テラスに光が。付近が一斉に明るくなる。ようやく24時間に渡る首都停電の復旧だ。宴会からも歓声が上がる。やったー。シャワーだ。ひとまず寝直す。が眠くならないので真心聴いて推理小説を読む。真心は矢野さんに比べりゃまだまだだ。と思う。ライブ感も少ない。うーむ。うとうとする。8時くらいに起きてテラスで読書。ポンプも動き始める。テレコで録音もしてみる。しばらくすると屋上用タン(ドラム缶*2)にも水が入りはじめる。やったー。シャワーだ。シャワー浴びてからとなりのアメリカ人にもシャワー使えると教えたげる。パッキング仕手1045にうちでて1100からバスえんえん待って1200くらいに乗って1300に空港着いて(ひとつ停留所のがして余計に歩いた)まちがえててタクシーで移動してduty freeのお姉さんの眼鏡をバックパックでひっかけて壊して偉いことに。そのまま逃げる。その後ultima(最後)で飛行機乗ってちょっと飛んでメキシコへ。曇り。バスを待つ。雨。スコール。バスに乗ってカンクンセントロへ。メキシコは豊かだ。車には強化ガラス! メシ屋で牡蠣や魚白身ステーキを喰う。メキシコはメシがうまい! 大いに感動する。自動車も新しいし。大いに感動する。店がたくさん。大いに感動する。店がキレイ。大いに感動する。しかしインディオの手作り雑貨売りが悲しい。そういうのがないキューバの貧しい社会主義がよいのか。それともこういう豊かさがよいのか。そのあとホテル群へ出かけてふらふら飲んだりして疲れて空港へ帰って煉ることにする。この空港エアコン効き過ぎ。はやく帰りたいよー。

1205
寒い中持っていった探偵小説を読了。寒い。井上はコンチネンタル毛布で熟睡。起きているので警備の人達から2-3回どこ行くんだとか聞かれてうざい。6時までうとうとしてチケット並んで一緒の飛行機で日本に帰る人達と話す。チケットおやじがツアー客のバゲッジだらけできれてる。飛行機の中では隣のおばちゃんがミルクの脂肪分のことで揉めている。前の席は巨大なおやじで後ろから観て席の両側から腕がはみ出ている。降りてU.S。イミグレ通らずツアー状態で護送される。そしてでかいコンチネンタルの777に乗ってrunnawey bride観たり矢野顕子聴いたりもう一本映画観たりうとうとしたりする。北アメリカ縦断。クソがたくさん出る。その度に飛行機のトイレの真空吸入具合に感動する。紙も平気。すごい。そして成田。そこは日本。


トップ | 戻る | コンタクト