9月

 

 
 

1998-09-30(水) 天気:くもり/雨 気分:よい

 9月も今日を残すのみ。1年はほんとあっちゅー間である。ここ何年か、時の加速度が一段と増したような気がする。学生の頃はもっと1年が長かった気がするが、それは学校行事が常に季節感を忘れさせないからだという、前に飲み会で出した結論があったが、そうかも知れない。でも、もともと生物時計もそのように働いているのかもね。こんなことはどうでもよい。Kさんのお誘いで飲み会である。(ほんと飲み会日記だね、最近) ぼんぐりに行って、酒をひたすら飲む。ごきげんである。この面子は久しぶりの気がする。せめて月1ぐらいで飲みたいもんだ。
 23時を過ぎたのでお開きとなり、私とTさん、TKさんはつむぎに移動。私はカルピスばっかり飲んで休息モードに入ってしまったが、なんかディープな話をしたような気がする。が、すでに覚えていない。01時を過ぎたので退散。外に出ると雨が降っていて気持ちよかった。
1998-09-28(月) 天気:くもり 気分:?
 想像と実際。好ましい想像の場合はこのギャップが大きかったとき、好ましくない場合は一致したとき、ショックを受ける。私の場合、それがどんな些細なことであれ、かなりの痛手になる。いつも期待が大きすぎるのだ。当たっているといいなと。違っているといいなと。それが人に対する場合・・・
 他者に対する自分のイメージ。それが自分の中の他者をかたちづくる。他者に干渉することで、そのイメージ自体はいくらでも変えられる。が、それができなくなった場合、もうどうすることもできない。他者は自分ではない。勝手なイメージを持つしかないのだ。だから、想像が当たったり、はずれたりした場合、それは誰のせいでもない。自分のせいだ。干渉出来ずに勝手な想像をしていた自分が悪い。
 だが、当たったりはずれたりしても、それを上回る他の何かが存在したとき、その痛手はやわらぐ。その何かがたとえ未だ現実にはなっていない想像の世界であったとしてもだ。それがあったから、思ったよりもなんともなかった。それがなかったら痛かった。当たったことがなんともないと思わせてくれる、新しいそのイメージに感謝しよう。またそれが当たったりはずれたりしたとしてもね。
1998-09-25(金) 天気:晴れ 気分:よい
 Nおやじからお誘いがあったのでつむぎに行く。いつもと大して変わらない量だったと思うが、なぜかよっぱらい度が大きかった。非常に気分がよい。遅くなってからカラオケチームの一部がやってきた。さらにもっと早く来ると思っていたTsさんも登場。
 23:00過ぎてもまいちゃんがいたので「カラオケ行こうぜ」とお約束で言ったら、ほんとに行きたいみたいなので飲み会はあっさり離脱する。背中に非難の声をしょいつつアズーへ向かうが、だーれもついて来ない。おいおいおじさんを高校生と二人っきりにしていいのかい。知らないよ(笑) 歩いているとまいちゃんが「援助交際みたいですよね」と恐いことを言う。でも別にまだ何もしてないじゃん(笑) 確かにはたから見ればそう見えるだろうね。制服だしねぇ。
 部屋に入るとさっそく歌い始める。制服の高校生が自分の隣でかわいく歌っている。先月(8/19参照)からの夢だったんだよね。なんて幸せもんなんだろう。まいちゃんは起立して歌うので非常に悩ましい。先月の印象が強烈なので、椅子の上で立って歌ってくれとリクエストしたら、毛を剃っていないからとかゆーわけのわからない回答であった。どれどれとか言ってちょっと触ってみた(^^; すべすべじゃん。(9/29補足:足のことです(笑)) うー、おやじだ。いかんいかん。そんなこんなしていたらTsさんがやってきた。げ。気を取り直して、一緒にまいちゃんの熱唱を聞く。Tsさんは時間が来たのでさっさと帰ってしまう。まいちゃんもそろそろ時間がやばいらしくおうちに電話を入れる。なんかお泊り交渉してるぞ。うー、おうちのOKが出たら朝までカラオケってこと? 耐えられるのだろうか、いろんな意味で(笑) そんな期待は交渉決裂により脆くも崩れ去る。そりゃそうだ。俺が親だったら許さん。
 古めの曲をリクエストすると工藤静香なら歌えるというので、黄砂に吹かれてをお願いする。「このとき小学生だったんですよね」とかゆー。げげ。あとは一緒にUFOを歌ったりして時間となる。携帯の番号を教えてくれと言ったらあっさり教えてくれた。体育祭の借り物競争について書かれたわらばんしに番号を書いて渡してくれる。うーん、わらばんし・・・なんか感動する。近いうちに朝までカラオケをする約束をして店を出た。華原を勉強しないとな。
 タクシー乗り場まで送っていく途中、つむぎメンバーと再会してしまう。なんで非難されなきゃならないんだ。来ればよかったじゃん。とりあえず次の移動場所を確認して、私はまいちゃんをタクシーに乗せて見送った。そしてドルフィンへ。店に着くと、ぐちぐち言われる。特にTKさんはことあるごとに「こいつは制服の高校生とカラオケに行ったんだ」とかさんざん言われる。必ず「制服の」とつけるところがいとをかし(^^; よっぽどうらやましかったのね。今度のには呼びますってば。Nおやじにもちょっとぶつぶつ言われる。でもあんたに言われたかないね。ほら今も見れば隣で爆睡中のからまん棒ちゃんにあやしい動きを見せているし。好かれていていいですねと皮肉の一つも言いたくなるぜ。そうこう過ごしていると死人が3人になってしまったので帰る。死人たちはゾンビと化し蛇行歩行をしている。やばいなあ。まだまだ元気なTさんにからまん棒隊員をちゃんと送って行ってねとくれぐれもお願いして私は離脱する。
1998-09-20(日) 天気:晴れ 気分:ふつー
 仕事が忙しくて買ってなかった谷山浩子さんのニューアルバムを買いに伊勢佐木町のヤマギワに行くがなかった。ハマ楽器にも行ったがここにもない。なんかこの近辺いいCDやさんがないんだよね。バイクでCDやを探していたらとうとう上大岡まで来てしまった。相変わらず鎌倉街道はここで混む。結局京急百貨店の新星堂で見つけた。なんでやねん。秋葉じゃ平積みだぞ、きっと。やっぱり客層の違いなのだろうか。
1998-09-18(金) 天気:くもり/雨 気分:疲れた
 なんだか最近疲れてしまう。残業規制をかけられた特注の仕事に。急ぎの仕事になのに残業せずに納期だけは守れなんて。ダブルバインドは心身によくない。1速のまま高速道路を走れとでもいうのだろうか。というわけで予定の仕事が終わらなかったが、規制いっぱいの22:00で仕事を切り上げる。絶対ただ働きなんかしないぞ。
 帰りやっぱりというかTさんについて行く。ちょっとだけの予定で(笑) つむぎに向かって歩いているとMくんが後からやってきたので一緒に行く。到着すると本社の連中がいた。勘定は別なので離れて座る。珍しいN(I)さんがやってきてMくんが飲まされる。へらへら笑っていたら、私もやられてしまう。酔っ払いのおば・・・おっと、おねいさんは恐いですね。なんだかんだ飲んでいたら、向こうはお開きとなり、Nおやじはこちらに移動。閉店までいてからドルフィンへ移動。おらの金当てにするでねぇ。03:00だかに終了して、ジョナサンに移動。ビール頼んでるぞ。まだ飲み足りないのか。飯もしっかり食うし。そのうちおやじは爆睡しだす。私も気分がすぐれないしTさんも風邪引きさんなためか、初電をまたず04:30に退散となった。
1998-09-1?(?) 天気:? 気分:?
 すでにいつだか忘れたが、「綿の国星」を読み終えた。眠れない夜にぴったりの作品であった。しかし、まだ続きがあるような気がしてしょうがない。何も始まらず、何も終わらないかんじ。それがいいのかもしれない。不思議なものがたりであった。
1998-09-13(日) 天気:晴れ 気分:ふつー
 夕方、床屋に行く。しかしちょっと憂鬱である。ここの床屋の娘が最近実戦配備されたのだが、むちゃくちゃ下手っぴなのである。先月は見事に顔を切られたので、髭をきちんと剃って行き、今回は髭剃りパスという魂胆。現地に着き、びくびくして椅子に座ると、まずはおやじさんが最初の洗髪と髪切り担当。ひとまず安心して眠りにつく・・・ZZZ・・・いきなり乱暴な扱いに目を覚ますと例の彼女である。2回目の洗髪開始。なんか全然洗えてないし、耳の中に水が溜まったまま終了。さらに恐怖の髭剃り開始。いつもの半分の面積とはいえ、剃刀の当てかたがキャベツを切るがごとくである。顔が切れない方が不思議。でもどうやら今回は血は出なかったようだ。おお神よ。さらにマッサージを始めているらしいが、私に対してではなく椅子にやっているのかと思えるほどふにゃふにゃした感覚・・・と思いきや今度はぴしぴし指が顔に当たって痛いぞ。次に髪の生え際付近の剃刀攻撃。首をとんでもない角度に曲げられてゴキッという音発生。最後にドライヤーでセット。これは幾分まともかと思っていたら、顔に熱風が当たる当たる。終了。ほんと生きた心地がしなかった。
 夜、月曜日途中になっていた「アイコ16歳」の続きをみる。後半の暗い編である。アイコ、愛子、紅子の微妙な関係の描写が最高。見終えると元気が出る映画である。
 次に「ヒポクラテスたち」を見る。ひさびさに見たがやっぱり面白かった。キャラの設定がしっかりしているし、変なやつばっかなのもいい。何の職業でも修行時代の話は面白いものである。
1998-09-11(金) 天気:くもり 気分:へん
 朝起きて、このまま会社に行くと吐きそうな気がしたので午前休にした(笑<ぉぃ)。だめだね。こんこんと眠って起きると復活した。
 仕事をしていて急にエヴァを取りに行っていないことに気づき、無性に見たくなったので(こんなんばっかやね)取りに行くことにする。
 秋葉についてソフトワンに直行。みんなが微笑んでいるLDにちょっと感動。12月23日の劇場版BOXも予約して、ちょっとだけCDとLDをチェックしてさっさと出る。駅前ではペルーから来た人達がコンドルは飛んでいくを演奏していた。少しだけ見学し帰る。東京駅で、帰りの電車は混みそうだから一瞬グリーン車でリッチに帰ろうかとも思ったけど750円は大金なので我慢。でも品川についてやはり混んで来たので、横須賀線に乗り換えた。こっちは空いていて快適。バイクじゃなかったら最初っから迷わず京浜東北だったんだが。
 うちに着いてさっそく鑑賞。うーんこんなもんだったっけ? 映画館でみたときはもっともっとよかったんだけど。今度はAirから続けて見る。うーん・・・もっと開放感があったはずなのになあ。やはりでかいスクリーンででかいもの(笑)をみないとだめなんだね。それに最後の気まずさがないのも減点だ。期待しすぎは身を滅ぼすな。
1998-09-10(木) 天気:晴れ 気分:むかむか
 外でたばこを吸いながら、今週はまだ飲み会がない、何ヶ月ぶりかなと思っていたら、向こうからNさんが現れた。その場で無理矢理飲み会設定。通りすがりのただのおたくのMくんまで巻き込む。
 まわりに声をかけながら出発しようと思ったけど、みんなちゃんと仕事してるので(あたりまえだ)結局、デフォルトのTさんだけにした。つむぎにつくとNさんがすでにいて、梅サワーかなんか飲んでいた。いきなり日本酒にしようかとも思ったけど、喉がビールを欲しているため、ゆーとーりにする。そのうちUさんがTくんを連れてやってきた。影のウォッチャーNさん、あの話をしたそうだけど、当事者がいるんじゃできない。たまに私にごにょごにょ言うだけにとどまる。そのうちMくんも現れた。私はひとりで天恵水を飲み、だれも飲んでくれない。話がとりとめもなくおやじ話になってきて、やばいかんじ。私も4合飲んだところで、誰かがもう1本追加とかいう。みなさんも飲んでくれるらしいのでOKしたけど、殺すつもりか? しばらくして場はほとんどUさん演説会会場の様相を呈すが、少々ろれつがまわらくなっている。げ。話は戦争だの宗教だのなんで生きてるかだのというおやじ話だし、うわーってなかんじ。でも私は好きだから全然OK。酔っ払いじゃないと出来ないよ。
 誰がトリガをかけたか知らないが終了となり、追加の4合も無くなっていた。いったい誰が飲んだのだろう。私はTさんとドルフィンに行く。今日はまゆみちゃんの日らしい。しかし店につくとやめたという話。聞いていると私が好きそうな子な気がしてちょっと残念。そのうちTさんが私にとってむかむかする話をする。そっかそうだったのね。やっぱり邪魔するのね、Nおやじ。でもおやじが悪いわけではない。さすがに自分がかわいそうになり、残念ながらもう離脱することにする・・・たぶん(笑)。げにおそろしきお子よのぉ。リングいくつなんてもう全然関係ないね。優先順位が低いのはしょうがないけど、ちゃんとアプリに通知してくれー。
1998-09-07(月) 天気:雨 気分:いやーんなかんじ
 急に「ペーパームーン」が見たくなったので見た。大昔、SONYが深夜に映画内でCM1回のみで提供をしたときのやつだ。このオニール親子が演じる映画、もし日本語版じゃなかったら好きにならなかったかも知れない。アディー(テイタム・オニール)の吹き替えをした冨永みーなの演技がやたら好きだったからだ。今じゃ、お局さん状態のやなかんじのみーなさんではあるが、ほんとうますぎ。また笑いころげた。字幕版があったら今度見てみよう。
 引き続き、急に「アイコ16歳」が見たくなったので見た。富田靖子がいいのは言うまでもないが、この映画の雰囲気が大好きである。原作の堀田さんと監督の今関さんに感謝します。それと音楽の原さんにも。
1998-09-04(金) 天気:くもり 気分:ふつー
 飲み会である。つむぎに行くとNおやじとY君という珍しいペアがいた。予定どおりに生一杯だけ飲んで日本酒に切り替えた。ここでの話は予想通りというか、からまん棒ネタが絶えず、ほんとみんな好きなんだな。いやじゃないけど、聞きたくないことまで聞かされてしまうので複雑なかんじである。日本酒は6人で4合5本。なかなかすごいのぉ。前からやってみたかった豚キムチ&ライスというのをはじめて試したが、納豆卵に負けないパワーを持った魅惑の逸品であった。うーんうますぎ。ぺろっと食う。
 飲みすぎ&食いすぎで調子が悪いかなと思ったけど、思ったより好調なので予定どおりドルフィンに行く。興味の対象であったランちゃんは確かにかわいいし、声もサラウンドがかかっているアニメ声でへんでいいのだが、おじさんの好みではなかったのでちょっち残念。話はN&Tおやじの両巨頭にまかせて、(つーか、話の走りにさっぱりついて行けない)ずっと黙ってしまう。NおやじにT状態とか言われてすごくムッとするけど、好きなわけじゃないから用法違いでしょう(笑) ここでもさらに強烈なからまん棒ネタが出るが、もうどーでもいいや。
 店を追い出され、すでに時刻は3時過ぎ。なんだか知らんが、私もジョナサンに行ってしまう。予定調和ともなりつつある、からまん棒ネタは極悪レベルに達し、私は気絶してしまう。起きたら5時だった。ネタは私の気絶中になんらかの結論をみたらしく、いちいち発表してくれる。リング1の私としてはどうでもいいことだ。セカンドコンタクト以降、すでに見切っていたことである。でも、リング1なりの活動は継続するから邪魔だけはしないでね、Nおやじさん江。
 さわやかな朝の雰囲気の中、さわやかでないおやじ3人道を行く。駅に着いてうだうだしてたら、向こうよりじゅんこさんがさわやかに登場(^^; 暫し、酔っ払い的会話をしたのち解散となる。
1998-09-03(木) 天気:くもり 気分:悪い
 おやじ言動と思われようが、やはり最近の若いやつらはばかばっかなような気がしてならない。人の迷惑を考える回路が欠損している病気もちなのではないか。なんでも自分さえ良けばいいという自分中心の考え方しかできないんだな。ほんと立派なきちがいである。
 まあ、道を歩いただけで、車に乗っただけで、店に入っただけで、そこらじゅうわがままなやつのオンパレード状態だから、若いやつらだけを非難するのは間違いかもしれないが。
 やはりゼーレの計画のように、人類は、少なくても日本は、一度リセットした方が子孫のためになるように思えてならない。今日ある出来事があってちょっと考えてしまった。
1998-09-01(火) 天気:くもり 気分:ちょっといい
 私と同じくいろいろ疲れているらしいY君を飲みに誘った。気になっていた店さくらに行く。なかなか料理が旨い。日本酒も私の好きな酔鯨がありごきげんである。そして、まじめな話から、たくな話、最近飲むと必ず聞くことになる、とあるレースの話などをして有意義であった。人間生きているといろんなことがあるよね。会計するとつむぎ以上の値段となりびっくりしてしまう。次にそのつむぎに行ってみるが、Tちゃんは出社されていない。まいちゃんもいない。ちっ。駅前でうだうだしてたらTさんと出会う。誘ったが、結局今度ということになってしまう。ハンクに素直に向かうことにした。途中プレッツォで、からまん棒みたいな猫ちゃんに電話してみたがお外にいるご様子。相変わらずですな。あんまり変なもん食うなよ。さびしく二人で店に行き、さっきの話の続きをする。年がかなり離れたY君と、最近同じ感覚でいたらしいことがわかり、ちょっと動揺するがちょっとうれしい。おぬしもなかなかよのぉー。なんだかんだで夜も遅くなってきたので帰る。うちに着くといきなりゲロる。やっぱり混ぜこぜはまずいよ。少し下の方で誓ったはずなのにねぇ。

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