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オークス −東京 芝 2400M−

 毎年、桜花賞が終わると、桜花賞上位組みのオークスに向けての距離適性が 4歳牝馬クラシック戦線の話題となるが、今年は例年以上にそんな気がした。 私も例に漏れず、桜花賞上位組や他の路線からオークス向けの素材や桜花賞上 位組のなかからプラスがある馬、逆にマイナスな馬と自分勝手に採点する事を 桜花賞からオークスまでの間の楽しみにしていたりする。
 このレースはダンスパートナーが勝った時を最後に私は的中していないのだ が、それは余りにも距離適性を意識しすぎている為の様に思う。過去6年の1、2着 の種牡馬を挙げてみると、

98 ロドリゴデトリアーノ − ノーザンテースト
97 メジロライアン    − セレスティアルストーム
96 トニービン      − ダイナガリバー
95 サンデーサイレンス  − トニービン
95 ブライアンズタイム  − アフリート
94 トニービン      − サクラユタカオー

といった感じになる。桜花賞とSS産駒の相性の悪さは、過去最強の布陣で臨んだ 今年の桜花賞でも払拭できなかった。オークスはSSの初代にダンスパートナーが 勝っているせいで余り苦手にしているイメージはなかったのだがこうしてみるとそ の後連対はない現状。詳しく(といってもブックの過去10年)見てみるとその後 は連対はおろか、3着にも入っておらず掲示板にのった馬もオトメノイリ、 プライムステージのSS産駒初年度2頭と、他にはオレンジピールを加えるに過ぎ ない。この傾向は今年もそう変わる事はないと、今年の桜花賞の結果からは思わざ るを得ない。

ポイント1:サンデーサイレンス産駒は軽視

 競馬に興味を持ちはじめてから今年で7年目になる。その間のステップを 掘り下げてみると(といってもブックの過去10年(^^;;)ステップで有効な ものは自ずと絞られてくる。

[過去6年(94〜98)の連対馬(掲示板)]
パターン1: 桜花賞      → オークス        7(14)頭
パターン2: 桜花賞      → 4歳牝特 → オークス 1(4) 頭
パターン3: 忘れな草     → (?)  → オークス 3(4) 頭
パターン4: 上記R未出走   → 4歳牝特 → オークス 0(2) 頭
パターン5: スイトピーS   → オークス        0(4) 頭
パターン6: チューリップ賞  → オークス        1(2) 頭

の6パターンであることが分かる。これ以外のステップで掲示板に載った馬は 過去10年で92年のヤマニンドリーマーの4着、90年のビクトリヤシチー4着 のみとなる。連対経験に限っていえば、パターン1〜3と6以外にはなく、過去10 年に広げてもこれは変わらない。

[今年の出走馬の分類]
パターン1:プリモディーネ(1)、トゥザヴィクトリー(3)、ゴッドインチーフ(4)、
      ウメノファイバー(6) 以上4頭
      注:( )内は桜花賞着順。
パターン2:スティンガー(12,1)、フサイチエアデール(2,2)、エイシンルーデンス(9,5)、
      ワンダーガール(16,11) 以上4頭
      注:( )内は桜花賞着順,4歳牝特着順。
パターン3:エフテーピルサド(1)、エイシンワンシャン(3,1)、コウヨウヒロイン(4,4)
      以上3頭
      注:( )内は忘れな草、前走着順。一つしかない馬は忘れな草から
パターン4:クロックワーク(3)、ピサノガレー(6)、リワードハミング(9)
      以上3頭
      注:( )内は4歳牝特着順。
パターン5:フレンドリーエース(1)、サクラセレブレイト(2)、カシノリファール(10)
      以上3頭
      注:( )内はスイトピーS着順。
パターン外:スターバイオレット 以上1頭

 いままでの連対パターンと今年の出走馬のパターン分けが済んだところで さらに細かく見ていく事にしよう。
 まず桜花賞からの直行組でオークスで上位に顔をだす為には桜花賞で 掲示板は確保しておきたい。特にスタミナに不安がある場合は3着まで には入っていたい。逆に3着に入っていればスタミナ不安説が流れても そのままオークスで上位に食い込む事が可能だ(ユキノビジン、ファイトガリバー)。 トニービン産駒の様に桜花賞よりオークスの方が条件向く場合にのみ桜花賞で 掲示板(ユウキビバーチェ)という見立てをしたい。
 今年の場合はプリモディーネ、トゥザヴィクトリーということになろうか。
 桜花賞から4歳牝特をつかって連対したのはここ6年でゴールデンジャック の1頭だけ。そのゴールデンジャックは桜花賞で13着で惨敗しながら 前走1着と上昇気流に乗せてきた。これを今年に当てはめるとスティンガーと いう事になる。しかし、桜花賞2着のフサイチエアデールも気になる存在では ある。
 わすれな草賞は隠れたオークスTRだという認識はちょっと競馬をかじった 人ならば持っているだろう。実際に過去6年に3頭の連対馬と4頭の3着以内 馬をだしているのだから下手にオークスTRを使うよりこちらの方が良い。 但し連対した4頭は全て当レース3着以内だということは大きなポイントだ。
 今年の場合、エフテービルサド、エイシンワンシャンがこれにあたるが、 ヤマニンゼファー産駒のエフテーピルサドよりは府中があうトニービン産駒の エイシンワンシャンの方を上に見たい。
 桜花賞を使わずに4歳牝特で権利を取った馬は得てして穴人気になりがち だが、結果の方は思わしくない。桜花賞、忘れな草賞共に使わずにこのレー スからオークスに駒を進めた馬で掲示板にのった馬はここ6年でたった2頭 (メモリージャスパー、ナオミシャイン)でやっと掲示板にのっただけ。 距離伸びて楽しみがある馬でも掲示板がやっとという結果がでており 今年のクロックワークも掲示板までかというイメージで臨みたい。
 同様にスイトピーSも掲示板には4頭のせており、頭数的にはパターン4 よりは良さそうだが4頭とも4、5着で馬券には絡めず。4頭中3頭が 連対馬を考えればタマモクロス産駒のフレンドリーエースや、 SS産駒でも距離持ちそうで、あら削りなサクラセレブレイトは押えて 置きたいきはするが・・・。

ポイント2:桜花賞上位組、忘れな草賞上位組みが中心

[レース分析]
 当方は記憶力が余り良くない為、競馬には向いていないとは常日頃から思 っている。しかし、馬柱から読み取るのはちょっと特異^H^H得意にしている。 あの馬の走りはよかったとか、あのレースで3角ごちゃついんたからなぁと いう話は余程好きな馬出ない限りなかなかついていけないのだが、馬柱に書 いてある事でレースの比較等をするのは割と好きである。
 オークス出走馬を計る為にポイントとなる馬が2頭いる。
 桜花賞2着、4歳牝特2着のフサイチエアデール
 わすれな草賞4着、4歳牝特4着のコウヨウヒロイン
である。わすれな草賞はエフテービルサドの絶妙の逃げ(3F〜6Fまで全て13秒台)が まんまとハマリレースの上がりが35.5と前にいないとどうしようもなかった。 そのレースで4角5番手にいたのがエイシンワンシャンと、コウヨウヒロインで 結果0.1秒差でエイシンワンシャンが3着にこらえきった。そのコウヨウヒロインが オークスの出走権を求めて東上。しかし、4歳牝特では勝ったスティンガーから 0.2秒差の4着で入線。この時の上位の位置取りは勝ったスティンガーが4角5番手、 フサイチエアデールが3番手、クロックワークが5番手、コウヨウヒロインが8番手 で上がり3Fがフサイチエアデールが35.4秒でその他の馬は35.3秒と殆ど差はない。 後は馬の気力と、4角の位置取りの差だろう。そして、2着に頑張ったフサイチエア デールが当時−8Kの馬体減で距離不安をささやかれながら前々で受ける競馬をした とあっては、このレースで一番評価してよいのは叩かれた上積みがあったスティンガー でも、3走目で3着したクロックワークでもなくフサイチエアデールだと判断したい。 ここで、コウヨウヒロインをものさしに単純に比較すると4歳牝特上位と わすれな草賞上位はほぼ同等の実力といっていいのではないだろうか。
 フサイチエアデールをもの差しにして桜花賞と4歳牝特をみると叩かれた 上積みがあったスティンガーに逆転されこそすれ桜花賞上位の馬は距離不安が あっても実力でなんとかなると踏みたい。

ポイント3:忘れな草賞上位=4歳牝特上位。
ポイント4:桜花賞上位馬は潜在能力で距離克復可能なレベル

[最終結論]
 うだうだと書いてきたがちょっと納得できない事もあるでしょうが それは各自つっこんで頂くとして(不利な材料は提供してなかったりします)。 今年のオークスをまとめます。

◎エイシンワンシャン
○プリモディーネ
▲トゥザヴィクトリー
△スティンガー
△クロックワーク
△サクラセレブレイト
△フサイチエアデール
△エフテービルサド

 正直言うと、エイシンワンシャンなんて眼中になかったんですが、、、。
 色々とみていく内に好材料がぶつかるぶつかる。忘れな草からぶっつけでない のがあれなんですが、ローテーションと着順がナナヨーウイングにそっくり。 夏に短いところを使われていた為総合成績はパッとしないが叩き上昇型の馬で 距離伸びて良さがでてきて復帰後は1-0-1-1とまずまず。前走平場で2着とタイム 差が0.1秒しかないので際立たないが3着とは0.5秒差をつけておりスローな流れ を好位で折り合い上がり35.0は中々優秀。同日に行なわれたスイートピーS組に 注意が行きがちだが種牡馬トニービンの府中との相性の良さも手伝って、激走を 期待したい。単複は勿論総流しまで・・・(^^;;;
 


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