ART織田の


週末画廊日記


わしらの福岡アジア美術館

福岡アジア美術館が胎動。ボランティアとしてそれに参加する予定なので、これから随時レポートしていきたい。


9月12日
講習会二日目。履歴書とホームページの見本を提出する。「アジアはどこのあるか」というテーマで説明をうける。地理的にはトルコまでだが、観念的にはどうだろう。なんとなくご近所意識という感じがする。あと、アジアという区切りがボクシングの「アジア」チャンピオンみたいに、福岡市美術館に対して非ワールドワイドにも思えてしまうのはいかんですね。買い上げがあっても「アジアどまりだったかぁ」なんて。まあ、そこまで悪く捕らえることもないか(^_^;)
8月8日
これからはボランティアの時代である。国政もビジネスにも限界を感じる現代日本では遅れ馳せながら、ボランティアの時代が始まろうとしている。
諸外国では美術館の入場料は無料であると聞く。本来、美術館で金を取るという考え方そのものがおかしい。貧しい私は、すでに入館料1000円以上の企画には行かないようにしている。数億という金をかける映画じゃないんだから。なにかまちがってるよ。
福岡アジア美術館はボランティアを活用しようとしている。ビジネスな美術館にへきへきとしてきた私にとって、これはうれしい企画である。貧しい我々が労働力を持ち寄って、安価に運営できればこれはきっとすばらしいことに違いない。ということで、今日は説明会に参加した。

始まってまずびっくりである。なんと800人を超えるくらいの希望者が集まった。老若男女いるが、これだけの人間が本気で働けば、会社の一個か2個くらいは運営できるのではないだろうか。まさにボランティアの労働市場は活気に満ちている。しかしさらに全員キープという姿勢の美術館側にも驚いた。はたしてこれだけの人数を掌握できるのだろうか。ちゃんとまとまっていくのだろうか、それとも・・・。と謎をのこしつつ、次回は9月12日だ。ほんとどうなる?


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