パーティーへ行こう

パーティーへ行こう


何度か画廊に行ったらオープニングパーティにも呼ばれたりする。さあ、どうしたら よいのか。パーティマスター(バスターともいう)のアート織田が正しいパーティへの 行き方をアドバイスしよう。

持っていくもの

とりあえず。酒か料理をもって行こう。出来れば両方というところだが、どちらでも良い。ただし、料理は画廊か作家が用意する場合もあるので、余る可能性もある。もちろん酒も余る事もあるが、保存性もよい分、酒の方が外れはない。直接紙コップで飲めるワインか日本酒ならさらに適切だ。また予算だが、あまりはることはない。無理のない予算でいきたいところだ。

服装について

無論自由だが、何事にも節度は大切だと思う。町へ遊びに行く感覚で服装を選びたい。燕尾服なども面白いが、しゃれの範疇にはいるだろう。一方、何も着ないというのも面白いかもしれない。そっちは芸術の範疇にはいるだろう。

行ったらどうするか

まず、作家に丁寧に挨拶し、画廊の人にも挨拶しよう。そして、画廊の人に持参した酒を渡して、おもむろに展示した作品をじっくりと見まわし、すべて見おわったらあなたの知った人を探そう。では、知った人がいない場合はどうするか。あなたが女なら、誰かが声をかけてくれるだろう。あなたが男なら、気の弱そうな人を探して話し掛けよう。しかし、その勇気がない人は、とりあえず何か食べて、何か飲んで、ぶらぶらしてよう。かくいう私もその範疇の人間だ。グッドラック

画廊へ行ってこんなにかわりました

我々はサラリーマンである。油断すると、飲んで騒ぐ友達は会社関連だけということになりがちだ。だからというわけではないが、画廊へ行って絵を買えば、そんな日常が変わるかもしれない。私が始めて画廊で絵を買ったとき、ふと世界が広がった感じがした。それは「絵の世界に踏み出した」という感覚だ。それは生活に幅が出るとよくいわれるのだが、「生活のハードディスクを外付けで増設した」という表現が一番近い。どうだろう絵をかってみないか?


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