◎８月になりました。いよいよつくばエクスプレスも開通です！
　始発列車に乗るという夢は叶いませんが、先日の一時帰国の際
　毎日の出社の合間を縫ってたえなまと取材行してきました。
　「花はさかりに月は隈なきをのみ見るものかは」の心境です。
　待ち焦がれていた開通とはいえ、初日の大騒ぎに巻き込まれる
　よりも、静かに開通を待つ、車両基地のTXの姿や夕闇の試運転
　開業前の新駅の佇いを見る事ができて逆に満足感がありました。
　広州で開業のニュースを眺めることにします。

　「夏の野の　繁みに咲ける　姫百合の

　　　　　知らえぬ恋は　苦しきものぞ」(大伴坂上郎女)。



◎7/31〜8/14で５０６アクセスでした。
　 いつもお立ち寄り本当にありがとうございます。
　 思いきってスタイル変更してみました。
　

◎週末「靖國論」に続き帰国時に購入した「戦争論」「戦争論２」
　を一気に読了。といってもクラウゼヴィッツではない。
　「おぼっちゃまくん」小林よしのりである。しかし、良いもの
　は良い。表現形態がなんであろうと、本物には感動させる力
　がある。国関で戦後外交史が専攻だなんて言うのが恥ずかしい。
　それこそ学生時代には大学の教養過程で「戦争論」
　（クラウゼヴィッツの方）を教えないのは日本位だとか教官に
　言われつつ、スイスの民間防衛に感動したり、国連憲章の
　敵国条項に愕然としたり「嵐の中の北欧」(岡崎久彦)を読んで、
　善意の第三者が国を滅ぼす事もあるんだとリアリストぶったり、
　昨年の「ミズーリ艦上の外交官」出版の調査を通じて、開戦前後
　の国際情勢についてはそれなりに了解し、開戦の背景についても
　自分なりの意見を持っていたつもりだったが...。それでも心を
　揺さぶられた。自分だけで分った様な気になっていた薄っぺらい
　荒削りの像に魂を入れられた様な気がする。少し泣きました。
　中でも深く心に染みたラジャー・ダト・ノンチック氏の詩を今回
　掲示してみます。

◎９月衆議院議員選挙があるということで、在外投票の連絡有り。
　 初めて海外で投票するという経験を。またレポートします。
　（元々登録済みだったのですぐに届きました）