●プラセンタとは
プラセンタとは英語で胎盤のことで、胎児の発育に必要不可欠な組織です。
母親のおなかの中でわずか10ヶ月の間に、1個の受精卵を平均
3kgまでに育て上げるための各種栄養素や生理活性物質を蓄えている
驚異的な働きを持っています。
胎盤は単に養分を供給、排泄するだけでなく、もっと多面的に総合的に
成長を促進し、免疫防御システムを調整、活性化する作用を備えていま
す。胎盤は本来生命がもっている総合的な力があると考えられます。
例えば、人間以外の殆どのほ乳動物では、出産後に母親が胎盤を食べて
しまいます。猫や犬の出産後、多くの場合、胎盤が放置されたままに
なっていないのはそのためです。牛や馬等の草食動物でも胎盤を食べる
ことが知られています。これは栄養豊富な胎盤を食べることによって
産後の体力回復に役立てるためとの説があります。
このように私達ほ乳類は胎盤のおかげでこの世に元気に生まれでることが
できるのです。
《妊娠中 胎盤が果たす各種臓器の役割》
☆肺の働き(呼吸作用)
☆肝臓の働き(代謝作用・解毒作用)
☆腎臓の働き(排泄作用)
☆脳下垂体や卵巣の働き(内分泌作用)
☆脾臓の働き(免疫作用)
☆小腸の働き(消化作用)