今週の1枚

いっぺんにたくさん更新するのがシンドいので、毎週ちょっとずつでも更新しようと、こんなコーナーをはじめました。基本的には、その週に、少なくとも2〜3週間以内に購入した中から紹介していくつもりです。
週替わりにするので毎週チェックして下さいませ。(但し、仕事が忙しいときはこの限りではありません)


99.7.20


DR.STRANGELOVE...MUSIC FROM THE FILMS OF STANLEY KUBRICK
Silva Screen Records FILMCD303

収録曲

2001年宇宙の旅
スパルタカス
時計じかけのオレンジ
バリー・リンドン
フルメタル・ジャケット
現金(げんなま)に体を張れ
非情の罠
突撃
FEAR AND DESIRE
DAY OF THE FIGHT
シャイニング
ロリータ
博士の異常な愛情

演奏:THE CITY PRAGUE PHILHARMONIC

先ごろ亡くなったスタンリー・キューブリックの作品集。
「シャイニング」のスコアや、初期作品でコンビを組んでいたジェラルド・フリードの曲など、なかなか聞くことのできなかった作品が多く、マニアにはうれしい1枚。
が、なんといってもこのCDの最大のウリはCDタイトルにもなっている「博士の異常な愛情」だっ!
おなじみ「ジョニーが凱旋するとき」(男性ハミング付き)もうれしいが、エンディングに流れた「また会いましょう”We"ll Meet Again”」まで収録されてるんだからタマラナいです。ま、ちょっと難を言えば、バックの男性コーラスが奇麗すぎること。本編エンディングでのあの半ばヤケクソ気味で調子っぱずれのコーラスが再現されてればもっとよかった。
演奏は毎度毎度の企画物の帝王、シティ・プラハ・フィルだが、演奏レベルは以外と上がったんじゃないの?。
ジャケットデザインが(裏も)B−52爆撃機というシャレの効いた、某国内メーカーに見習ってもらいたい出来です。
12ページにおよぶブックレットがついた(ジェラルド・フリードの顔写真もアリ)追悼にふさわしい便乗CDです(^^)。