ThinkPad 701CS (2630-5SW)

DSTNバタフライ Windows95モデル

発売当初は結構な価格だった 701Cですが、コストダウンのためにDSTNモデルも後から登場しました。
それがこの ThinkPad701CSで、プリインストールOSや内蔵モデムの有無の違いにより、いくつかのモデルが登場しました。

 

最近は少なくなってきたみたいですが、一頃、ジャンク扱いで 1万円を切る値段で入手できるバタフライとして店頭で見かける機会のあったモデルの殆どが、このDSTNパネルの 701CSのようでした。
(自分も結構買い込んでしまいました、、、(^^;)

さすがにジャンク同然ということで、状態もピンキリといった感じでしたが、よ〜く探せば手元の本機の様に比較的キーボードの綺麗な状態のものもありました。

 

 

この 5SWはモデルを内蔵しているモデルで、ちょうど 7TWのDSTN版そのものといった感じです。
7TWとは液晶パネルの他、モデル番号から推察できるようにハードディスク容量が小さい(540MB)という違いがあります。

701C(S)シリーズは、モデル番号が分かりやすく振り当てられていますので、初心者の方でも元のスペックのチェックがしやすいんじゃないかと思います。

 

 

PCカードスロットカバーの状態。
ジャンクや中古では紛失されがちなパーツです。

底面シリアル番号シールの上にはゴム脚があるはずなんですが、この個体では無くなってしまっています。
中古では剥離していたり、粘着材が緩んでしまってあらぬところにゴム脚がくっついていることが多々あります。(^^;

 

 

なんだかピンボケになってしまいました、、、(DSTNパネルだからここまで画質が悪いという訳ではありません)
TFTに比べると視認性は落ちますが、実用上は問題ないと思います。

とは言ってもさすがに初心者には難しいモデルですし、能力的にも限界があるので、やっぱり部屋のオブジェと化してしまうのかなぁ・・・と考えるとちょっと寂しい気がしてします。

 

本機の基本スペック (2630-5SW)

CPU    Intel DX4-75MHz
RAM    8MB Max 40MB (72p/SO-DIMM/3.3V)
HDD    540MB (E-IDE)
CD-ROM  無し
LCD    10.4" DSTN-VGA
VGA   CT65545  (V-RAM : 1MB)
MODEM  内蔵 14.4k

セットアップやメンテナンスのポイント

DSTNモデルですが、比較的 TFTモデルとの差異は少ないので、セッティングの勘所は同じと考えても構わないと思います。

(2001/11/23 記)

 

 

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