1998/10/4
関東学院大学 VS 山梨学院大学
関東学院VS山梨学院
6941前半1015
6TRY1
4GOAL1
1PG1
0DG0
28後半5
4TRY1
4GOAL0
0PG0
0DG0

久富(2年)FW手塚(2年)
下田(4年)武川(4年)
上田(4年)塚原(2年)
斎藤(1年)加藤(3年)
堀田(2年)駒木根(4年)
古島(3年)塩見(4年)
服部(3年)大山(4年)
山口(1年)丸山(2年)
池村(4年)HB佐藤(4年)
今村(1年)中村(4年)
萩原(3年)TB三木(4年)
萩谷(4年)平野(4年)
吉岡(3年)藤本(2年)
四宮(2年)北川(4年)
立川(4年)FB橋本(4年)


得点経過
前半
2分、山梨学院がPG成功。(0-3)
6分、関東学院はPG成功。(3-3)
13分、関東学院はハーフライン付近のスクラムから右展開。四宮が素晴らしいスピードで突破、そのまま50mを走りきりトライ。ゴール成功。(10-3)
?分、関東学院トライ。ゴール成功。(17-3)
21分、関東学院は山梨陣でのスクラムから右に展開して走りこんできたフランカー服部が相手ディフェンスを簡単に突破してトライ。ゴール成功。(24-3)
24分、山梨学院は関東のラックから出たボールをFB橋本がインターセプト。ゴール下まで独走してトライ。ゴール成功。(24-10)
32分、関東学院は山梨陣でのラックから左展開。ボールを素早く左ウイングまで回し、萩原が走り切ってトライ。ゴール失敗。(29-10)
35分、関東学院は山梨ゴール前ラインアウトからモールを作り、そのまま押し込んでトライ。ゴール失敗。(34-10)
40分、関東学院は自陣でのラックから展開。9-10-13-15-9-10-11-9-14-1-9-7-15-10-9-4-3-8-9-10-13、とラックを絡めながら延べにすると23人で繋ぎまくってゴール下にトライ。ゴール成功。(41-10)
後半
2分、関東学院は自陣からサイド攻撃。最後は左オープンで完全にあまってFB立川がトライ。ゴール成功。(48-10)
?分、関東学院はFWの突破で大きくゲイン。最後は右オープン展開で、立川のトライ。ゴール成功。(55-10)
?分、関東学院は左ライン攻撃で立川が突破してそのままトライ。ゴール成功。(62-10)
23分、山梨学院はゴール前でペナルティを得るとフランカー塚原がちょん蹴りから自分で持ち込みトライ。ゴール失敗。(62-15)
36分、ゴール前に攻めこんだ関東学院、最後はフッカーの下田が持ち込んでトライ。ゴール成功。(69-15)

感想
ブラウン管越し見た釜利谷グラウンドは美しかった。江戸川競技場などより遥かに上に見えました。
大学所有のグラウンドが、これほどまでに青々とした芝が茂っているものとは想像もしていませんでした。現在は他の大学のグラウンドもこのように芝が奇麗に生え揃っているのでしょうか?わたしの記憶の中にある砂埃の舞う大学のグラウンドとは隔世の感があります。

試合の方は、こんなものでしょうかね。
ラグビーのような競技では、いかにモチベーションが大事か、というのをあらためて思い起こさせてくれました。もちろん、山梨学院も健闘しました。前半終わった時点での41-10という点差から見れば、後半は大差がついて100点ゲームになる恐れもありましたが、個々のパワーなどでは劣るものの、全体的には意思統一され、まとまった戦い振りだったと思います。まだまだ力をつけていけるチームではないでしょうか?ただし初見としては、昨年度の流通経済大学の方が戦略的に面白味があったような気がします。

関東学院は、まだ選手たちの気合いが乗っておらず、体を張ったプレーを避けたような軽いプレーが随所で見受けられました。やはり日本一になった甘えというのが知らず知らずのうちに生まれているのでしょうか?ただそれもこれから強豪校との対戦になっていけば、徐々に解消されていくと思います。それほど心配することはないでしょう。

圧巻だったのは前半終了間際のトライ。兎に角ボールを繋ごうという意識が徹底されているようで、延べ23人という凄まじいまでの繋ぎのトライ。スケールこそ異なるものの、全盛時の釜石や神戸製鋼を彷彿とさせました。期待の今村君や山口君はまずまずというところ。この先、当たりの厳しいチームとの対戦になった場合、どれだけコンタクトに耐えられるかがカギになりそうです。

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