関東学院 | VS | 筑 波 | ||
56 | 21 | 前半 | 17 | 17 |
3 | TRY | 2 | ||
3 | GOAL | 2 | ||
0 | PG | 1 | ||
0 | DG | 0 | ||
35 | 後半 | 0 | ||
5 | TRY | 0 | ||
5 | GOAL | 0 | ||
0 | PG | 0 | ||
0 | DG | 0 |
狩野(2年) | FW | 今尾(2年) |
下田(4年) | 小柳(3年) | |
上田(4年) | 大谷(3年) | |
堀田(2年) | 井上(4年) | |
宮村(4年) | 大久保尚(4年) | |
古島(3年) | 広瀬(2年) | |
宮下(4年) | 中山(4年) | |
山口(1年) | 向井(3年) | |
池村(4年) | HB | 松澤(3年) |
淵上(3年) | 松岡(1年) | |
矢口(3年) | TB | 安曽(3年) |
萩谷(4年) | 福永(4年) | |
吉岡(3年) | 杉山(2年) | |
萩原(3年) | 横須賀(4年) | |
立川(4年) | FB | 今崎(4年) |
時間 | 試合経過 | 得点 |
2分 | 関東は筑波陣左サイド22mライン付近のラックから右展開。SO淵上からWTB矢口へのややタイミングのずれたシザースパスが決まり、矢口が中央にトライ。G成功。 | 7-0 |
7分 | 関東は筑波陣でのラックから矢口が大きくゲイン。再びラックになってSH池村が左サイドを自ら突いて左中間にトライ。G成功。 | 14-0 |
12分 | 筑波、中央10mPG成功。(ラインオフサイド) | 14-3 |
18分 | 関東学院は筑波のキックを22m陣内でSH池村がフェアキャッチ。そのボールを受けた淵上がやや判断に迷ってキックに時間がかかり、CTB福永がチャージ。そのままインゴールへトライ。G成功。 | 14-10 |
20分 | 筑波はラックから左展開。ラックを連取して、NO8がゲインして最後はFB今崎がトイメンを振り切り、中央に回り込んでトライ。G成功。逆転。 | 14-17 |
33分 | ずっと筑波ペースで進んでいたが、関東FB立川のロングキックを筑波WTBがノックオン。左サイドでのスクラムからラックを連取。最後は左展開でSO淵上から矢口へパスが通り、左隅にトライ。G成功。再逆転。 | 21-17 |
HALF TIME | ||
3分 | 関東は筑波陣22mライン内右サイドでのラックから大きく左へ。CTB吉岡が内へ切れここんでゴール左にトライ。G成功。 | 28-17 |
21分 | 関東は筑波ゴール前左サイドで敵ボールのラインアウトを奪い、モールを組んでから右展開。10-12と渡ってゴール下にトライ。G成功。 | 35-17 |
28分 | 関東は筑波陣22m付近右サイドでのラックからSO淵上がパスダミーでディフェンスをかわし、そのままゴール下にトライ。G成功。 | 42-17 |
34分 | 関東はラックを連取して左に展開。FB立川が抜けてフォローしたFL宮下が筑波バックスを振りきり30m走って、左隅にトライ。G成功。 | 49-17 |
37分 | 関東は筑波ゴール前左サイドでのラインアウトからモールを押し込み、最後はLO宮村が押え込んでトライ。G成功。 | 56-17 |
感想 強風が吹いたためか、前半と後半ではかなり試合内容が異なりました。 前半風下に立った関東学院は、18分のチャージを受けてから、期待のSO淵上選手に冴えが見られず、筑波が厳しいディフェンスをしていたこともあり、前半20分に筑波が逆転してからは筑波ペースで試合が進みました。しかしそこをしのいだ関東。立川選手のロングキックを処理しようとした筑波WTBのファンブルで一気に形勢逆転。そのチャンスを活かした関東がしっかりとトライを決めて、何とか21-17と僅か4点差での折り返しとなります。 一つのミスが流れを変える典型ともいえる展開でした。 ようやく後半20分過ぎから、関東のトライラッシュが始まり、最終的には40点近い大差がつきましたが、ゲームとしてはそれほど差のある内容ではありませんでした。 それでも、後半筑波を完封したディフェンス見事。さすが昨年の覇者です。流経戦の完敗から少しずつ持ち直してきました。 筑波は立派な戦い振りだったと思います。 ディフェンスが早い出足で淵上選手にプレッシャーをかけ、体を張ったタックルでピンチを未然に防いでいました。 選手では、早稲田戦で若さを見せた1年生SO松岡君がしっかり成長していたのが印象的です。今日の試合では、やや硬さも取れたのか、ラインをうまく操っていました。来年以降が非常に楽しみな選手です。 関東学院は、能力的には今年も1、2を争うものの、まだ万全ではないようです。立川主将の足の具合の回復が思わしくないようで、春のケンブリッジ戦で見せたワールドレベルの走りには程遠い印象です。淵上選手も昨年ほどの煌きがなく、やや迷いのあるプレー振り。バックスのコンビネーションも今一つでした。ここらあたりはリーグ戦途中から負傷者が相次いだ影響がまだあるのでしょう。 WTBの矢口選手が素晴らしい切れ味を見せましたが、全体的にはやや不安が残ります。京産戦ではポイントゲッター四宮選手も復帰できるようですが、現時点ではやや京産の方が有利ではないでしょうか? ただし、僅差の争いになった時には、この強風の中、難しい位置からのキックもありながら、100%の成功率を記録した吉岡選手の右足が勝敗を左右することになるかもしれません。 |