京都産業 | VS | 流通経済 | ||
39 | 14 | 前半 | 14 | 28 |
2 | TRY | 2 | ||
2 | GOAL | 2 | ||
0 | PG | 0 | ||
0 | DG | 0 | ||
10 | 後半 | 13 | ||
1 | TRY | 1 | ||
1 | GOAL | 1 | ||
1 | PG | 2 | ||
0 | DG | 0 |
時間 | 試合経過 | 得点 |
1分 | 京産はFL池上が突破。一度ポイントを作り、SHからNO8平田、WTB坂倉とつないで、あっという間に左隅にトライ。G失敗。 | 5-0 |
10分 | 流経は中央15mPG成功。(ラインオフサイド) | 5-3 |
15分 | 京産は流経陣ゴール前でペナルティをもらうとスクラムを選択。ワンプッシュして右に展開。SO山岡がうまくタックルをかわして右中間にトライ。G失敗。 | 10-3 |
22分 | 京産は流経陣G前でのペナルティからNO8平田がチョン蹴りでそのまま持ち込み、左中間にトライ。G成功。 | 17-3 |
25分 | 京産は流経G前10m付近でペナルティをもらうと素早く右へ。ボールを受けたLO大内がタックルをかわして右中間にトライ。 | 22-3 |
30分 | 流経は左中間30mPG成功。 | 22-6 |
39分 | 京産は自陣から左オープンに展開。流経バックスがラック付近で巻き込まれていたせいか、CTBが独走になり、最後はディフェンスをステップで翻弄して50m走り切ってトライ。G成功。 | 29-6 |
HALF TIME | ||
3分 | 流経左中間30mPG成功。(オブストラクション) | 29-9 |
15分 | 流経は京産22mライン内でのラインアウトからモールを押し込み、サイドをFL横山が突破。そのままインゴールへ。右中間トライ。G失敗。 | 29-14 |
31分 | 京産は流経G前5m右サイドでのスクラムを押し込み左に展開。ボールを受けたSO山岡が逆にブラインドの右サイドに走り込み右中間にトライ。G失敗。 | 34-14 |
34分 | 京産はモールを押し込んでからサイドをFL池上が突進。最後はプロップが右中間にトライ。G失敗。 | 39-14 |
39分 | 流経は京産G前10m付近でのスクラムからサインプレー。真っ直ぐに走りこんできたFBニールソンがボールを受けると、そのまま突破してゴール下にトライ。G成功。 | 39-21 |
41分 | 流経は自陣から左に展開。FBニールソンが抜けると、WTB田嶋にラストパス。左サイドから中央まで回り込みトライ。G成功。 | 39-28 |
感想 京産はいきなりフルスロットルでエンジン全開。 試合開始早々のストレートパンチで京産が常に主導権を持ったまま、試合が流れました。 とにかく京産のフォワードの集散は、ラックであれ、オープンスペースであれ、常に流経に一歩先んじ、ボール支配力は圧倒的に京産大。流経が京産を破る為にはマイボールのセットプレーを確実にモノに出来るかどうかがカギと思っていましたが、そのラインアウトでミスが目立ちました。 スクラムも京産は破壊力十分で、流経ボールでも容易な球出しを許してくれません。なおかつモール、ラックでも完敗とあっては、勝てというのが難しい注文です。結局、後半、勝敗が決まった時間帯に連続トライをあげ、点数的にはそこそこの差になったものの、前半20分以降、常に京産がセーフティリードを保っての流れの中では、如何ともし難いものがありました。 流経は、リーグ戦でも見せていた、しっかりとしたディフェンスで終始踏ん張ってはいましたが、想像以上の京産のパワーとスピードに圧倒された感じです。時折、サイドを意外と簡単に抜かれる場面もあり、失点につながりました。 さすがに国立への道は生半可なものではないようです。 それでも最後まで勝負をあきらめることなく、終盤間際に2トライを返すところなどが、このチームの真骨頂。点差だけでいえば、昨年の明治との50点差を、今年は現時点での優勝候補筆頭(と、わたしは思います)の京産大と11点差と1年で大幅に縮めたことになります。 来年はニールソン君あたりが主将となって皆を引っ張り、今年以上の素晴らしいチームになってくれるのを期待したいと思います。 今年の京産大の強さは本物のようです。 特にこの日も目立ったのは岡本、池上、平田の第三列。間違いなく大学最強です。東の雄、明治にも川上、阮、斎藤という破壊力十分の素晴らしい第三列がいますが、総合力ではこちらの方が上ではないでしょうか?特に平田選手。スピード、突破力に加え、抜群のパスセンス。常にライン参加して、バックスに自在にパスを繋ぐ姿は見ていて惚れ惚れします。7人制なら今すぐにでもジャパン入りできそうです。 それと留年して残ったSOの山岡選手。状況判断の良さと正確なキック、華麗なステップが目に付きました。 次は関東学院戦。 立川主将や淵上選手の動きがどうも本調子になく、現時点では京産がやや有利と見ます。 |