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| 日本 | VS | スペイン | ||
| 30 | 13 | 前半 | 0 | 7 | 
| 1 | TRY | 0 | ||
| 1 | GOAL | 0 | ||
| 2 | PG | 0 | ||
| 0 | DG | 0 | ||
| 17 | 後半 | 7 | ||
| 2 | TRY | 1 | ||
| 2 | GOAL | 1 | ||
| 1 | PG | 0 | ||
| 0 | DG | 0 | ||
FW  | 1 | 中道(神戸製鋼 28) | 
| 2 | 薫田(東芝府中 32) | |
| 3 | 中村(サントリー 30) | |
| 4 | ゴードン(東芝府中 33) | |
| 5 | 大久保(サントリー 23) | |
| 6 | 渡邉(東芝府中 25) | |
| 7 | 石井(トヨタ自動車 29) | |
| 8 | ジョセフ(サニックス 29) | |
HB  | 9 | バショップ(サニックス 31) | 
| 10 | 広瀬(トヨタ自動車 26) | |
TB  | 11 | 増保(神戸製鋼 27) | 
| 12 | 元木(神戸製鋼 27) | |
| 13 | マコーミック(東芝府中 32) | |
| 14 | 大畑(神戸製鋼 23) | |
FB  | 15 | 松田(東芝府中 29) | 
| 時間 | 試合経過 | 得点 | 
| 14分 | 日本は、ハーフライン付近のラックでターンオーバー。広瀬ーマコーミックからライン参加した松田ー大畑と渡り、ライン際で相手ディフェンスを振り切り、右中間にトライ。G成功。 | 7-0 | 
| 22分 | 日本、中央22mPG成功。(オフサイド) | 10-0 | 
| 34分 | 日本、左中間40mPG成功。(オブストラクション) | 13-0 | 
| HALF TIME | ||
| 6分 | 日本、左中間30mPG成功。(オフサイド) | 16-0 | 
| 11分 | 日本は、相手陣10m付近でのラックから右展開。FB松田が抜けて、ラック。FL渡邉がサイドをスピードで突破。そのまま相手ディフェンスを振り切って右中間にトライ。G成功。 | 23-0 | 
| 15分 | 
日本は、日本陣左サイドでのでのスクラムから、左8-9。 FB松田がライン参加してゲイン。相手10mライン付近でWTB増保にラストパス。追いかける相手ディフェンスを凌いで走りきり、左隅にトライ。G成功。  | 30-0 | 
| 42分 | スペインは日本ゴールライン付近でのマイボールラインアウトをキープ。右に展開しラックの後、WTBがサイドを抜けて中央に回りこみトライ。G成功。 | 30-7 | 
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感想 続々と人の波が押し寄せる信濃町駅。 ラグビー人気回復か?と思いましたが、半分は隣接する神宮球場へ向かう野球ファンの人波でした。 それでも、試合開始前の自衛隊の生演奏がテストマッチの雰囲気を盛り上げ、江戸川競技場とは比較にならないほど明るくライトアップされた緑の芝を見た時には、久々の高揚感が湧き上がりました。 時折吹く心地よい風は秋の香りを漂わせ、これ以上ないシチュエーションの中で、ジャパンが素晴らしい戦い振りを見せてくれるのを多くのファンが期待したことでしょう。 ところが、ところが・・・・。 さすがにテストマッチになると海外のチームは気合の入り方が違うようです。メンバーも江戸川の時とはだいぶ変わっていました。特にフォワードが手強く、なかなかジャパンのリズムで試合をさせてくれませんでした。 40日前の壮行試合という設定自体に無理があるのかもしれません。ジャパン勢は、先日の選抜の試合を見て「スペイン組みし易し」と思ったのか、或いはやはりここで怪我をしてチャンスをふいにしてはならぬと思ったのか、定かではありませんが、終始気合の入らない戦い振りでした。 (お陰で「72―8」という予想スコアはおお外れ。まさかこんな僅差になるとはねえ・・) ただ、ここではそのことをあまり責める気はありません。 本大会のことを考えれば、問題点がまだまだあることの再認識と、大勝しての慢心がなくなったことは、逆に良かったのではないかと思います。何度も書いた、第一回ワールドカップの二の舞にならなかったことは喜ぶべきことでしょう。(-_-;) そうは言っても、どちらもお粗末な試合でした。 スペインがもう少しまともな状態ならば、負けてもおかしくない試合内容。ジャパンがピンチになる度に、スペインがまるで高校生チームのような基本的なミス(イージーなノックオン、パスミスなど)を冒してくれたのは幸いしました。 ジャパンも何度か良い攻撃の形を見せながら、要所で同じようなミスを連発。 スタンドはかなり涼しい風が吹いていましたが、ピッチはやはり蒸し暑く、ボールが滑りやすかったのかもしれません。 前半、13―0という僅差で折り返した段階で興味は半減。残るは、スペインがトライを奪えるかどうか、だけでした。 幾度かピンチを乗り越え、後半ロスタイムまで持ちこたえたジャパンでしたが、最後の最後でついにトライを許したのは、いろいろな条件を割り引いても、やはり残念です。 あの場面を凌げるかどうか?結局はそこが本選での勝敗の分かれ目になるのでしょう。 気になるのは石井選手の怪我の具合。かなりひどそうな状況だったので、経過が危ぶまれます。 さあ、もう待ったなし。ワールドカップまで残り一ヶ月あまり。 初戦のサモア戦にすべてがかかります。 何とか頑張って日本中のラグビーファンの期待にこたえて欲しいものです。 行ける方はウェールズまで応援に行きましょう!! わたし? わたしはちょっと無理かなあ・・・・。  |