関東学院 | VS | 大東文化 | ||
48 | 27 | 前半 | 10 | 24 |
3 | TRY | 1 | ||
3 | GOAL | 1 | ||
2 | PG | 1 | ||
0 | DG | 0 | ||
21 | 後半 | 14 | ||
3 | TRY | 2 | ||
3 | GOAL | 2 | ||
0 | PG | 0 | ||
0 | DG | 0 |
時間 | 試合経過 | 得点 |
3分 | 関東学院、中央15mPG成功。(オフサイド) | 3-0 |
8分 | 関東学院は大東G前スクラムからSH増田が右ブラインドを突いてパスダミーですり抜け右中間にトライ。 | 10-0 |
11分 | 大東文化、右中間20mPG成功。(ノットリリースザボール) | 10-3 |
18分 | 大東文化は、ハーフライン付近でのスクラムから左展開。右WTBがライン参加して大きくゲイン。最後は左WTB五十嵐が中央まで回りこんでトライ。G成功。 | 10-10 |
23分 | 関東学院は、ラックを連取して右に左に連続攻撃。最後は左オープンに展開し、WTB四ノ宮が左中間にトライ。G成功。 | 17-10 |
25分 | 関東学院は、大東文化陣左サイドでのスクラムから左オープンに展開。一時攻撃であっけなく抜けてFB角濱がトライ。G成功。 | 24-10 |
33分 | 関東学院、右中間20mPG成功。 | 27-10 |
HALF TIME |
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分 | 関東学院トライ。G成功。 | 34-10 |
分 | 大東文化トライ。G成功。 | 34-17 |
分 | 関東学院は中央付近でのスクラムからSO淵上がギャップを上手く抜けてゲイン。パスを受けたCTB吉岡がG前左隅まで迫り、ラック。素早く右にボールを回し、角濱、四ノ宮とつないで右中間にトライ。G成功。 | 41-17 |
大東文化は自陣22m付近でペナルティをもらうと、一瞬の隙を突いてLO白水が素早くリスタートし自ら独走独走約70mを走りきって中央にトライ。G成功。 | 41-24 | |
35分 | 関東学院は、ラインアウトからラックを作り右オープンに展開。CTB萩谷が抜けてボールはWTB四ノ宮へ。FBをスワーブで振り切り右隅にトライ。 | 48-24 |
ワールドカップで質の高いプレーを毎日のように見せられた後では、大学生のプレーが貧弱に見えるのは仕方の無いこと。 それでも、この日の関東学院は、 "堅くパックされたスクラム" "正確なプレースキッカー" "的確な状況判断のスタンドオフ" "決定力のあるウイング" "高いラインアウトジャンパー" "選手全員に浸透しているボール継続の意識の高さ" など多くの面でレベルの高いプレーを見せてくれました。 大学レベルの試合内容としては、まずまず互いに良い面を出し合った好ゲームでした。結果的にこの点差は、反則や個人個人のプレーに対する意識の違いではないでしょうか。大東文化は、潜在能力の高さは感じられるものの、完成度、成熟度としては関東学院との間にかなりの開きが見られました。 関東学院は唯一不安視されていたスクラムハーフのポジションも、増田選手がいい形でボールを出し、要所では自らサイドを突破したり、と池村選手の穴を見事に埋めました。 チームとしてみると、今日の関東学院は、ボール継続の意識の高さ、完成された組織的な動きなど,強い時の神戸製鋼を連想させました。今の状況では一歩も二歩も他校をリードしているといっていいでしょう。 果たしてこの関東学院に勝てる大学チームは存在するのでしょうか? たとえば、とてつもなく強力なフォワードで徹底的にゴリゴリいくチーム、或いは、強い精神力でハートのあるディフェンスをするチーム、徹底した展開力でボールをつなぎ走りまくるチームなどがわずかにその可能性を残していそうですが、現段階ではかなり厳しそうです。ただしやはり大学生のこと。精神的な部分ではまだ脆さが存在しているので、どこで何があるかはわかりません 試合後、選手ひとりひとりと握手しながらまわる春口監督の姿が印象的で、強さの秘密を垣間見た気がしました。 |