東芝府中 | VS | サントリー | ||
38 | 7 | 前半 | 24 | 37 |
1 | TRY | 4 | ||
1 | GOAL | 2 | ||
0 | PG | 0 | ||
0 | DG | 0 | ||
31 | 後半 | 13 | ||
5 | TRY | 1 | ||
3 | GOAL | 1 | ||
0 | PG | 2 | ||
0 | DG | 0 |
時間 | 試合経過 | 得点 |
3分 | サントリーは連続攻撃から東芝22m陣内でSO伊藤がインゴールへハイパント。競り合った後、伊藤が押さえてトライ。ゴール成功。 | 0-7 |
9分 | サントリーは東芝陣22mライン内でのラックから左展開。FBウルイナヤウがディフェンスを振り切って左隅にトライ。ゴール失敗。 | 0-12 |
28分 | 東芝はサントリー陣左サイドでのゴール前スクラムから、左に展開。SO島崎がゲインしてゴール前へ。ゴードン、小野と渡ってゴール左にトライ。ゴール成功。 | 7-12 |
39分 | 東芝はドロップアウトから大きくゲインするものの、LO釜沢がキックをミス。サントリーボールとなり、WTB吉田が大きくゲインして、最後は永友が右隅にトライ。ゴール失敗。 | 7-17 |
41分 | サントリーはラックから左展開。ラインに入ったFL大久保がゲインしてゴール前へ。最後は永友がトライ。ゴール成功。 | 7-24 |
HALF TIME |
||
5分 | 東芝は22m左サイドでのスクラムからSH伊藤が右サイドに回り込み、そのままスピードで振りきり、右隅にトライ。ゴール失敗。 | 12-24 |
8分 | サントリーはスクラムからハチキュー。永友が大きくゲインしてゴール前へ。ラックの後、左に展開してSO伊藤がディフェンスを交わして中央にトライ。ゴール成功。 | 12-31 |
13分 | サントリー中央20mPG成功(オフサイド) | 12-34 |
25分 | 東芝はサントリーゴール前でのスクラムからフォワードがサイドを突いてから左展開。WTB秋山がトライ。ゴール成功。 | 19-34 |
28分 | サントリー中央20mPG成功(ノットリリースザボール) | 19-37 |
31分 | 東芝は自陣22mライン内でのペナルティから速攻。WTB秋山が左ライン際を独走し、フォローしたSH伊藤が左中間にトライ。ゴール成功。 | 26-37 |
35分 | 東芝は自陣から速攻でFL小野が大きくゲインして右展開。FB松田が抜けてWTB薬師寺へパス。右中間にトライ。ゴール失敗。 | 31-37 |
37分 | サントリーSO伊藤、中央20mPG外す。 | 31-37 |
41分 | 東芝はサントリー22mライン内で波状攻撃。最後は松田から日原と渡って左隅にトライ。ゴール成功。 | 38-37 |
久々に気力を奮い起こし、生の迫力を秩父宮でと思ったのですが、二日酔いで断念。しかしながらテレビ観戦後はそれを後悔させるほどの好試合でした。 後半20分まではサントリーペース。常に先手先手と仕掛け、安全圏内のリードを奪いながらの試合展開。ところが後半13分、22点差がついた段階で勝利を確信したのか、サントリーの緊張感が次第に消えていきます。そこから一気に東芝の逆襲が始まり、圧倒的なスピードで瞬く間に3トライを返し、残り5分で5点差に。ひょっとして、と思ったのもつかの間、37分、自陣ゴール正面で痛恨の反則を犯し、サントリーにペナルティキックを与え、万事休すと思いました。ところが、当然のごとくPGを選択を選択したサントリーですが、SO伊藤選手がまさかの失敗。6点差のまま、ロスタイムに。そしてサントリー陣22mライン内に攻めこんだ東芝はゴール前での波状攻撃から、CTB日原選手が左隅にトライして、1点差。そして、この難しいゴールキックを日原選手が見事に決めたところでノーサイド。歓喜に沸く東芝府中フィフテイーン。 ワールドカップ病と推察した私の診断も杞憂に終わったようで、久々に強い東芝を見ました。 全体的にはお互いにミスも目立ち、万全とは言いがたいところもありますが、これだけの白熱したゲームを見せてくれれば、再び秩父宮に多くのファンが戻ってくるのは間違いないでしょう。 東芝では勝利の立役者となったCTB日原選手が目立ちました。キック力があり、ディフェンスも良く、アンガスの元で鍛えられれば将来が非常に楽しみな選手です。 松田選手もアタックでは相変わらずの大股での豪快な走りを披露。場内を沸かせていたようです。 5つものトライを簡単に奪われたディフェンス面はおおいに修正の余地がありますが、これで東日本1位を確定。一昨年、去年とここ一番の試合を実にモノにしてきた経験は、やはり侮りがたいものがあります。 サントリーは惜しい試合を落としましたが、天下のオールブラックスでも少しでも気を許せばワールドカップのような結果が待っているのですから、仕方が無いところかも・・・。あらためて勝負の怖さを知ったのではないでしょうか。 目立ったのはFBウルイナヤウ選手。今1つ活躍の目立たないジャパンスコッドと違って、国内では、ワールドカップで最も世界に通用した選手とも言えるだけに、これからも目が離せません。 それにしても、お互いにラインアウトがお粗末なのはどういうわけなのでしょうか? 良く理由がわかりませんが。 |