1999/12/19
大学選手権一回戦
早稲田大学 VS 流通経済大学
早稲田VS流通経済
5727前半1741
4TRY2
2GOAL2
1PG1
0DG0
30後半24
3TRY3
3GOAL3
3PG1
0DG0



感 想
早稲田大学と流通経済大学。
どちらのチームにも思い入れがある。
かたや母校。かたやこのHPの観戦記でのコメントが縁で知己となり、その志の高さに感動し、交流が続き、ファンとなったチーム。
複雑な思いが駆け巡った。
どちらも負けないで・・・。
秩父宮の観客席でずっとそんな気持ちを抱きながら試合を見ていた。

 我々の大学選手権に挑むにあたってのモットーは、"挑戦者の精神を持ち続ける"ということと"自分達の能力を出し切り、最高のパフォーマンスを出す"ということです。リーグ戦ではないハードな戦いになると思いますが、今日のゲームは本当に素晴らしかった、観る価値のあるゲームだったといっていただけるような試合にしていきたいとおもいます。そして常にベストなゲームをやっていくことが、本大会を運営・支援して頂いた方々、またゲームを観戦に来て頂いた方々へのお礼になると思います。

これが選手権用のパンフレットに載った流経大の上野監督のコメントだ。意思統一された流経の強さの秘密をこんなところにも垣間見ることができる。流経が素晴らしいチームになるのも成る程と思わせるセリフだ。

それでも流経は敗れた。
試合内容としてはほとんど差がなかったように見えたが、この結果が大舞台の経験の差なのか、或いはこれが伝統の力なのか?流経が国立の晴れ舞台を踏むには、まだまだ多くの経験が必要だということなのか?

流経にすれば、監督のコメントにあるように、堅いディフェンスで凌ぎ合うような試合展開を考えていたはずだが、開始早々にあっけなく奪われたトライが流経のリズムを狂わせた。常に早稲田が先手を奪う試合展開となって、やはり選手達も、密かに抱いていたはずの自信に少しずつ不安を抱き始めたのかもしれない。

気負いが一層空回りしたためか、ラックに人が参加しすぎて、ターンオーバーされると、ディフェンスラインの人数があっけないほど少なく、早稲田のバックスに簡単に振り切られる場面が多く見られるようになった。そして早稲田は一度そんなチャンスを得ると、ミスのない繋ぎで悉くトライに結びつけた。前後半通じて、七つものトライを奪われたのは流経にとっては全くの誤算だったろう。
それでも後半、一端は逆転に成功し、主導権を握るかにも思えたのだが・・・。

(何故かビデオ録画に失敗したため、細かい部分の記憶がないので、水曜日のスカパーの再放送を見てから、この続きを書きたいと思います。m(__)m)
※すみません、続きが書けませんでした。



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