1998/4/11
同志社大学 VS オックスフォード大学



同志社
12-21
オックスフォード
5-22
17
2
T
3
43
1
4
1
G
3
0
1
0
PG
0
0
0
0
DG
0
0
0

中村(清水建設)
FW
シャープルス
谷口(4年)
コラード
有吉(三菱自工京都)
ルーベン
 徳原(サントリー)
ロバーツ
杉原(清水建設)
ラッセル
駒井(4年)
ラビン
武藤(神戸製鋼)
ケラハー
黒川(ワールド)
オースラー
見先(2年)
HB
ポロック
伊藤(ワールド)
ジェンセン
東田(ワールド)
TB
マーシュ
大西(2年)
アドレン
大場(日本航空)
ラーセン
西村(清水建設)
ブース
平尾(三菱自工京都)
FB
ウッドファイン


 

試合経過
開始3分、同志社は長い連続攻撃から縦突進などを織り交ぜ、最後は徳原がゴール右にトライ。(7-0)

12分、オックスフォードは中央付近から右に展開、パスが奇麗に通り、クロスで入ってきた14番が切れ味鋭いステップでディフェンスを突破、中央にトライ。(7-7)

23分、オックスフォード自陣から右の広いスペースに展開、14が大きくゲインし、最後は8から6と繋いで右中間にトライ。(14-7)

27分、自陣でボールをもらった東田が無理な突破を図り、ノットリリースの反則。素早くオックスフォードがボールを回し、7-1-2-9-10-12と繋いで左中間にトライ。(21-7)

30分、同志社陣22m付近でのオックスフォードのパントがミスキック。こぼれたボールが残っていた同志社フォワードの手にすっぽり。それを素早く繋いで最後は伊藤-平尾とボールが渡り右中間にトライ。(21-12)

後半4分、同志社陣22m付近でペナルティをもらったケンブリッジは素早く右に展開。14が右サイドを走りきり右隅にトライ。(26-12)

8分、同志社陣でのペナルティからケンブリッジは左ブラインドサイドを突破。最後は5が左隅にトライ。(31-12)

29分、同志社陣22mでのノットーリリースの反則から、オックスフォードSHが素早く持ち込みそのまま左中間に。(36-12)

35分、自陣から繋いだ同志社。武藤が抜けて、谷口がフォロー。再び武藤がサポートして西村にパス。そのまま右隅にトライ。(36-17)

39分、同志社ゴール前でのラインアウトからマイボールを繋いで、最後は7がサイドを突破して左中間にトライ。(43-17)

感想
同志社、前半はまずまずの健闘。
特に試合開始からは同志社ペース。積極的にオープンに回すオックスフォードもミスが多く、つけいる隙は充分にありましたが、最後やはり振り切られてしまったのは、現時点での力の差でしょうか。


痛かったのは、前半終了間際、CTB大西選手の突破からオックスフォードゴール前10m付近まで攻め込み、ボールをキープしながらフォワードが再三の突進を繰り返した場面。まだ9点差でもあり、ここは勝敗を左右しかねない大事なところと察知したオックスフォードの堅いディフェンスに阻まれ、最後はたまりかねた同志社フォワードがオフサイドを犯し、無得点に終わってしまいました。
こういう場面での外国チームの集中力は素晴らしいものがあり、日本チームとの大きな差を感じます。

それでも昨年度関西リーグ五位という屈辱を味わった同志社。現役が少なく簡単には今シーズンの戦力予想が出来ませんが、今日のような積極的なオープンラグビーで何とか復権を図りたいところでしょう。
選手ではベテラン武藤選手の相変わらずの頑張りが目に付きました。33歳ながらスタミナの豊富さは目を見張るものがあります。現役では大西選手が良い動きをしていました。

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