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 | 
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 Reds  | 
28 | 
7-13 | 
27 | 
Whites | ||
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21-14 | ||||||
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 | 
1 | 
T | 
1 | 
 | ||
| 
3 | 
2 | |||||
| 
1 | 
G | 
1 | ||||
| 
3 | 
2 | |||||
| 
0 | 
PG | 
2 | ||||
| 
0 | 
0 | |||||
| 
0 | 
DG | 
0 | ||||
| 
0 | 
0 | |||||
| 
高橋(トヨタ) | 
FW | 
中道(神戸製鋼)  | 
| 
弘津(神戸製鋼) | 
坂田(サントリー) | |
| 
木下(同志社大) | 
清水(神戸製鋼) | |
| 
仲上(新日鉄釜石) | 
桜庭(新日鉄釜石) | |
| 
 田沼(リコー)  | 
星川(サントリー) | |
| 
中村(東京ガス) | 
菅田(NEC) | |
| 
松本(清水建設) | 
安藤(日本IBM) | |
| 
ペネ(鐘淵化学) | 
伊藤(神戸製鋼) | |
| 
苑田(神戸製鋼) | 
HB | 
永友(サントリー) | 
| 
岩淵(青山学院大) | 
広瀬(トヨタ) | |
| 
西村(清水建設) | 
TB | 
秋山(東芝府中) | 
| 
難波(帝京大) | 
元木(神戸製鋼) | |
| 沢木(日大) | 
岡安(サントリー) | |
| 
増保(神戸製鋼) | 
オト(トヨタ) | |
| 
ミルン(鐘淵化学) | 
FB | 
今泉(サントリー) | 
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沢木→勝野(トヨタ)(前半34分・交代) 高橋→中地(日本国土開発)(後半0分・入替) 弘津→南條(神戸製鋼)(後半0分・入替) 苑田→大原(トヨタ)(後半0分・入替) 松本→星川(後半19分・交代) 増保→苑田(後半35分・交代)  | 
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秋山→大薮(トヨタ)(前半30分・交代) 中道→村上(東芝府中)(後半0分・入替) 坂田→長谷川(サントリー)(後半0分・入替) 星川→新土居(ヤマハ発動機)(後半0分・入替) 永友→西田(クボタ)(後半0分・入替)  | 
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ワクワクモノのセレクションマッチ。去年の公開セレクションは都合がつかず、3月のセレクションは協会の不手際のせいで非公開となっため、今回が初めての公開セレクションマッチの観戦です。新しい選手を発見する喜び。まだ見ぬ恋人に思いを寄せる、そんな気持ちで秩父宮へ向かった私は、信濃町駅のホームに降りたった瞬間からついつい足早やになってしまうのでした。 
      さてその試合の私の目に映ったポイントは・・・。 岩淵、もはやジャパンの大黒柱。 層の厚くなったセンター陣。 ミルンの勝利に対する執念。 というところでしょうか。 FWは全体的に、白が優勢のように見えました。一方、BKは赤の方がよく展開し、観衆を沸かせました。それには、何と言っても岩淵選手に依るところが大きく、想像力溢れるプレーを存分に見せてくれました。彼なしに今のジャパンは成り立たない、と言っても過言ではないような気がします。もちろんそのプレーに機敏に反応してくれる選手が不可欠なのですが、前半のドロップアウトからのプレーでは増保選手とミルン選手が見事に反応しトライまで繋げました。 赤のセンター陣。期待通りでした。難波・沢木のペアは胸がすくようなタックルで、試合をキッチリ締めてくれました。マコーミック選手は別格としても、現キャプテンの元木選手さえ、うかうかしてはいられないかも知れません。こういう風にそれぞれのポジションの層がどんどん厚くなれば、いざテストマッチに望んでも 「私が死んでもかわりはいるもの」 -レイ~新世紀エヴァンゲリオン19話 という気持ちで完全燃焼できることでしょう(笑)。 今回、一番注目されていたミルン選手。前半はFB、後半は岩淵選手とポジションチェンジでSOにつきました。うーむ、こういう選択肢もあったのか、と思いました。手薄なFBの候補としては勿論のこと、岩淵選手が万が一退場した場合のSOとしても存分に働いてくれそうです。逆転となったトライ、インゴールで中央付近まで必死に回り込んだプレーは、セレクションマッチと言えども決して負けたくない、という勝利に対する執念を感じました。今のジャパンに求められているのははこういう選手でしょう。 今日の働きを見れば、とてもジャパンから落とすわけにはいきません。ワールドカップ予選では外人枠はどこまで認められるのでしょうか?それだけが気がかりです。 80分間、ハーフタイムを除けば殆ど休みなく戦った今日の試合でした。さすがに終盤は出ずっぱりの選手は足が付いていかずバテバテの状態でしたが、それでも以前に比べるとフィットネスは確実に上がってるように見えました。始まる前は、第一回ワールドカップの壮行試合のようなノーガードの点の取り合いになるのでは?という危惧もあったのですが、セレクターから「ディフェンスを見るぞ」とでも言われてたのか、ゴール前は双方ともしぶとかったようです。 《あの壮行試合はひどい試合でした。ジャパンは顔見せで半分位交代したのに、対する関東代表(だったかな?)はフルタイムだったので、後半スタミナの差が現れ、ジャパンが圧勝しました(そんな中で代表落ちした葛西選手の頑張りがやけに目に付いたのを覚えています)。「こんなのでいいのかなあ?」と観衆の殆どは思ったはずなのに、翌日の新聞(Sスポ)は、『ジャパン絶好調。決勝進出も狙える!』みたいな書き出しをしていて、大いに疑問を持ったものです。案の定、一勝も出来ずに終わったのはご存知の通りです》 ところで、この試合の日程の問題ですが、セレクション合宿の参加メンバーを見ると、神戸製鋼が12人、トヨタ自動車が9人います。そしてその2チームは何と前日に試合がありました(特にトヨタは名古屋で)。アルゼンチン戦が中止になっての突然のセレクションマッチなので仕方ないかもしれませんが、この二チームの選手は相当つらかったと思います。(期待していた仙波選手も参加できませんでした)。 テストマッチの日には協会主催の日本中のすべての試合を行わない。セレクションマッチには、全能力を発揮できるよう、その参加選手は前後一週間は他の試合に出ない、というような暗黙事項が早く出来るようになって欲しいものです。 ※2016/4/16追記 これと同様のことをエデイーさんが言ってたことを先日下記の本を読んで知りました。 「ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話」 2015/8/27 (文芸春秋)生島 淳 (著) 最後にもう一つ。 ボードにはWhitesの6番安藤選手、7番菅田選手と掲示されてましたが、遠目に見てもどうも7番の方が髪が長いので、双眼鏡で確認するとやはり背番号が入れ替わってました。背番号で選手のプレーをチェックしてる筈だと思うのですが大丈夫なのでしょうか・・・。まさか入れ替わって選出されるなんてことないでしょうね、セレクターの方々?  |