1997/10/11
三洋電機 VS 東京ガス
【東日本社会人リーグ戦】






三洋電機
95
43-3
8
東京ガス
52-5

6
T
0

8
1
5
G
0
6
0
1
PG
1
0
0
0
DG
0
0
0

松野(国士大)
FW
菊池(大東大)
久米(東洋大)
尾関(日体大)
松田(京産大)
小林(行田工)
寺内(高経大)
佐藤(昌平高)
門倉(大東大) 
ワシントン(プリンスベン大)
シオネ・ラトゥ(大東大)
森(東京高)
太田(行田工)
片岡(早 大)
シナリ・ラトゥ(大東大)
中村(大東大)
西岡(早 大)
HB
宮島(明 大)
バニポラ(トンガ高)
中瀬(法 大)
藤田(新田高)
TB
三島(中 大)
吉田(大体大)
鈴木(明 大)
小林(国士大)
守屋(早 大)
木川(山梨学大)
小清水(常盤高)
新井(日体大)
FB
斎藤(秋田工)

途中交代


対伊勢丹戦でサントリーの仕上がりの悪さを目の当たりにした東日本社会人リーグ。三強の一角、三洋はどうなのか非常に気になるところです。
結果は14トライの圧勝。赤子の手を捻るように東京ガスを一蹴しました。

フォワードの強さは相変わらずですが、今期はSOにバニポラ選手が加入したことでバックスも上手く機能していました。トンガ代表として32キャップを持つバニポラ選手は、体はあまり大きくないのですががっしりとした豆タンク風の体つき。柔軟なステップとパスワーク、正確なキックとなかなか良い活躍をしていました。スピードのある両ウイングを自由に活かせるような展開になれば、王者東芝府中に互角の勝負を挑めるかもしれません。

ただ圧勝したゲーム内容に気が緩んだのか、各選手とも細かいミスが時々見られ、不必要な反則なども結構ありました。三洋の特色でもある自由な雰囲気は、厳しい戦いになった時の緊張感の中でのプレーへの不安、という『諸刃の剣』的な側面を常に併せ持っている、という気がします。

どんな試合展開でも、集中力を持続しミスのないプレーが出来るかどうか、その辺りが今後の課題となるでしょう。

一方の東京ガスはこんなものでしょうか。さすがに中村選手一人では如何ともし難く、もう何人か核になる選手がいなければこれ以上の飛躍は難しい、と思います。

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