1997/12/6
日新製鋼 VS 伊勢丹
【社会人選手権一回戦】









日新製鋼
5
5-22
45
伊勢丹
0-23

1
T
3

0
3
0
G
2
0
1
0
PG
1
0
2
0
DG
0
0
0

山下(都城高)
FW
志村(東海大)
青柳(佐賀工)
若山(大体大)
山本(大商大)
志賀(慶 大)
中野(大体浪商)
山田(大体大)
坂元(明 大) 
細川(竜谷大)
河野(都城高)
大友(青学大)
平野(盛岡工)
藤本(明 大)
三重野(大分水産)
イワシタ(ボーイズ高)
柴田(帝京大)
HB
オニール(マッシー大)
山中(萩 工)
赤羽(学習院大)
村上(府中東高)
TB
吉田(明 大)
永井(大商大)
木村(大体大)
野口(佐賀東高)
コニア(マッセイ大)
関口(専修大)
小林(明 大)
山本(大商大)
FB
土橋(大東大)

途中交代



社会人選手権一回戦、王者東芝府中がいるこのC組。伊勢丹にとっては確実に勝利をものにしたい試合です。
開始6分、ペナルティを得た伊勢丹は赤羽選手が22mの内側にキックを蹴り込み、マイボールをしっかりキープ、モールを押し込んでイワシタ選手がトライと、まずは順調な滑り出し。しかし。日新製鋼も10分過ぎから伊勢丹陣に攻め込み、ゴール前で再三のペナルティを得ると、サインプレーで左オープンに展開、中央にトライを返します。

前半、伊勢丹は要の赤羽選手のキックが不調。ダイレクトタッチやハイパントもほとんど真上に上がったり、となかなかリズムがつかめません。それでも37分にFB土橋選手がトライ、39分にはラインアウトを起点に赤羽選手がパスのタイミングをワンテンポ遅らせ日新製鋼のディフェンスのマークをずらし、すかさずコニア選手が抜け出しそのままトライ、ロスタイムの45分にはペナルティを確実に決めて、22-5で折り返します。

後半も、往年のスピードを思い出させる吉田選手の二つのトライなどもあり、手堅い試合運びをした伊勢丹が45-5と緒戦をものにしました。
初めて見た今期の日新製鋼ですが、ジャパンも経験しているベテランの平野選手もまだまだ元気なところを見せたり、バックスも時折良い走りをしたりするのですが、全体的なチームとしての力の差はまだまだありそうです。

伊勢丹の当たりが強いのか、度々うずくまる選手や、故障者が出ていました。これは第二試合のマツダも同様で、どうも東日本と西日本リーグではコンタクトプレーの厳しさが相当違うのかもしれません。
やはり東高西低の様相は如何ともし難いようです。
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