FEDは1930年代半ばに、バルナックライカタイプのカメラとして、ソビエト領ハルコフのFED工場で製造がはじまり
その最初の機種として純バルナックライカタイプのFED-1各型が作られました。
(本来の名称は1はつかず、あくまでFEDなのですが、FED-2以降の機種と区別するため慣例にしたがって
FED-1とこのページでは記載します。 ちなみにZORKI-1も同じです。)
FED-1はタイプaから戦後のタイプ f / g までと、その派生系列としてFED-S・FED-Vがあります。
ここではその中のFED-Sについて、ご説明します。

FED-1a-FED-1gの基本スペックはほぼ同じであり、わずかな軍艦部周りの造作と刻印などの違いなのですが、このFED-Sは高級(?)バージョンとして
FED-1cまたはFED-1dをもとに1/1000シャッターを搭載し、レンズを普通のFED 50mm F3.5ではなく、FED 50mm F2.0を装着したものです。
ちなみにFED-Vはさらに低速シャッターを前面部に付けたものですが、これはまだ実物を見たことがありません。かなりの希少品です。

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