第二次大戦後、戦時賠償品として持ち帰ったZEISS関連の技術・資材の中にはイコンタのパーツもあったのかもしれません。
その結果、イコンタシリーズのクローンとしてMOSKVAシリーズがロシアで誕生しました。
6x9のイコンタを母体にしたカメラは、MOSKVA-1からMOSKVA-5までの5種類です。
製造はKMZ(クラスノゴルスク機械工場)。1946-1960年の間に、計50万台以上生産されました。

ここではMOSKVA-5をご説明します。

機種名
レンズ
製造年代
製造台数
MEMO.
MOSKVA-1
INDUSTER-23 110mm F4.5
1946-1949
31,632
距離計無、ニュートンファインダー。
MOSKVA-2
INDUSTER-23 110mm F4.5
1947-1956
197,640
距離計搭載、スーパーイコンタ 530/15に近似
MOSKVA-3
INDUSTER-23 110mm F4.5
1950-1951
11,385
1型のシートフィルム仕様。箱形ボディにピントグラス装備
MOSKVA-4
INDUSTER-23 110mm F4.5
1956-1958
62,632
2型にマスクが装着でき、6x6/6x9の両サイズに対応
MOSKVA-5
INDUSTER-24 105mm F3.5
1956-1960
216,457
軍艦部・シャッター・レンズのリニューアル


NEXT →