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英語キーボード情報(再制作中)


充実した内容にしたいと思いますので英語キーボード機入手情報をお持ちの方ぜひメールを。アドレスdkbに修正してねm(__)m


私の所有マシンはほとんどが英語キーボードです。USキー、ASCII配列、101キーボード…いくつか呼び方があるようですが、つまりはキートップに日本語が無い米国仕様のキーボードです。
私の場合は見てくれの問題(かな表示が無くカッコいい)や、そもそもキーを見て打つのでかな表示があると見づらい、また@は2のSHIFTと覚えているなど幾つかしょーもない理由で拘っていますが、私以外にも記号を多用するプログラマーなど英語キーボードファンは多く、そこそこ需要はあると思われますが、まだまだ各メーカーの腰は重いようで英語キーボードファンはいつも不自由な思いをしています。
そこでこちらのページでは英語キーボード機入手情報を集めてみました。

方法1.日本でPCを買いキーボードをその後入手


まずはノートPCの交換サービスから。

幾つかのメーカーでは日本仕様のPCを買ったユーザーへ、英語キーに換装してくれるサービスをしてくれます。ただし機種が限定され、またPCを一週間とか預けなければいけないのがデメリットです。
が、メーカーの保障が残りますので一番安心でしょう。

HP
社の場合
私まったく知らなかったんですが、日本hp社は積極的に英語キーボードへの交換作業を請け負ってくれます。
なんときちんと101ドライバを当てて動作確認までしてくれるとのこと。機種によってはUSキーボードだけ装着してもBIOSを書き換えないとFnキーが効かず、しかもそのBIOSは一般ユーザーに非公開という、マニアにとってひどい仕打ちの機種もあるそうなので(私が言われたのはdv4でした)そういう場合はBIOSの書き換え込みで作業をしてくれます。
費用は18900円がほとんどですが、まあ専門家に頼んで保証も継続できてこの値段は妥当といっていいでしょう。
昔、デスクトップのパビリオンで散々英語キーボード欲しいって日本hpに嫌みったらしくメールを繰り返しましたが(^^; 今頃ノートPCになって対応してくれるとは。。いずれにせよ大歓迎ですね。
対応機種は私がざっと調べたところ以下の通り。

2133/500/530/B1900/G5000/G7000
dv 4/5/7/1700/2405/5200/6100/9200/
nc2400/4000/4010/4200/6000/6230/8000
nw8000
nx4800/4820/5000/6125/6310/6320/6325/7000/7010/9000/9005/9010
tc4400

詳細は専用ページで御確認ください。
特に家庭用のdvで実施してくれるのはhp社ファンとしてはありがたい。俄然、買いたくなって来ました()


シャープの場合
メビウスというパソコンを随分昔から売ってる割にはマニアにはあまり馴染みがありません。実はシャープも英語キーボード交換サービスのメニューが存在しましたが、利用者が少ないのか最近打ち切りとなりました。

PC-MT1/MT2
PC-MV1/PM
PC-MM1
という機種で以前は確認されています。専用ページで御確認を。


ソニーの場合
VAIO
では英字キーボードなどと呼んでいますが、やはり買った後で英語キーボードに交換が可能です。
専用ページによりますと、対応機種は廉価版以外のほとんどの機種のようです。


IBM
Lenvo聯想集団)の場合
以前はパソコンを買った後に英語キーボードに交換してくれるメニューが存在していました。が、最近はそれを行ってくれる各地のIBMPC DOCKなんて消えてしまいました。。どうも打ち切りの様子です。
まあカスタマイズで英語キーボード仕様を買うルートが残されていますから善いんですが。。

部品として英語キーボードを買って自分で装着というのはどうでしょうか?
『ノートPCでは』
HP
の場合
先に上で書きましたが、キーボードを部品で買って自分で付けるといってもBIOSを書き換えないとファンクションキーが効かず、しかもその書き換え用BIOSが非公開な機種が存在しますから要注意です。
ただ古い機種の場合は自分で交換が可能のようです。
以前このページをご覧になった、でこポンさんより、Omnibook 500の英語キーボード交換体験をお寄せいただいています。情報ありがとうございます。
ご本人より転載許可をいただいていますので、当時の内容を以下へ一部引用します。
数年前で換装サービスを実施していない頃のものですからあしからず。

(引用開始)
ご存じのとおり Omnibook500 は北米を初め世界中で販売しているので、早速英語キーボードの入手を画策しました。
まず hp の本家のサイトを調べると、
http://partsurfer.hp.com/cgi-bin/spi/main
でパーツの詳細情報が手に入りました。Omnibook500 USキーボードのパーツ番号は F2157-60907 と判明。

次に hp のカスタマ・ケアセンタ(0570-000-510 または 03-5344-7181)に問い合わせました。
担当者の回答は「ノートPCの英語キーボードへの換装サービスは、行っていないが部品として販売は可能。但し交換方法のサポートや交換に伴う不具合や故障は保証できないので自己責任でお願いします。詳しくはリペア・センタに問い合わせて欲しい。」とのこと。

わくわくしつつ hp のリペア・センタ(047-355-6660)に電話すると、自己責任の忠告を少々頂き、快く英語キーボードの販売に応じてくれました。発注方法は、先方からFAXで注文票を送ってもらい、そこに住所、氏名等を記入してFAXで返送するという簡単なものでした。(FAXが利用できなければ郵送も頼めると思います)

納期については「日本に在庫が無いとかなり時間が掛かるが、Omnibook500 の英語キーボードなら多分在庫が有るので、数日で発送出来るだろう」とのこと。料金は、税別13,000円で、送料は無料。

発注から3日ほどで、hpリペア・センタから電話で「本日発送、明日到着」との連絡をもらいました。そして翌日、現品が無事到着^^)
まずは日本語キーボードの取り外し。メモリ増設時に一度分解したので、特に難しくなかったです。2本のフラットケーブルを外して、あっさりとれました。逆手順で、英語キーボードを装着。キーボードのドライバを入れ替えて夢の英語キーボード環境が実現しました!

確認した訳では有りませんが、hp の ノートPCなら同じ方法で英語キーボードが入手できるかもしれません。
(引用終わり)


IBM
ではThinkPadの一部の機種でパーツセンター(03-5445-0365)からキーボードが入手可能ですが、自分で交換する場合、やはり保証がきれるのはいたしかたありませんね。
部品番号は米IBMサイトや日本IBMのサポートサイトにある保守マニュアルダウンロードで検索可能ですから予め検索しましょう。
またThinkPadの詳しい型番と製造番号を聞かれますから本体を手許に用意して問い合わせてください。
本来素人相手の窓口ではありませんので、準備を整えて交渉はくれぐれも慎重に。
素人の馬鹿な問い合わせばっかり…と思われて窓口を閉鎖されるのを我々マニアは恐れていますので。

他社機の情報は募集中です。特にACERNEC、富士通、松下あたりの部品入手ルートご存知の方いらっしゃいませんか?

Apple
は私は専門外なので疎いのですけど、幾つかの店で物理的にキートップを差し替えて英語キーボードにするKITを見かけました。変換・無変換なんて妙なキーがないMacならではの裏技ですね。

ASUS
EeePCで現在人気ですが、どこかのサイトで需要が多ければ交換パーツを用意するという経営トップのインタビュー記事を見かけました。希望が持てるメーカーですが、現在未確認。情報募集します。


『デスクトップPCでは』

いちばん簡単にはパソコンショップで市販の汎用英語キーボードを買ってきて繋げば解決ですね。ただ最近は独自の機能キーが付いている場合も多く、またデザイン面での統一性も考えると純正品で英語キーボードを揃えたいところです。

IBM ThinkCentre
の場合
IBM
のデスクトップの場合、純正品では大抵英語キーボードも買えるようになっています。まるでThinkPadのようなトラベルキーボードはサーバー管理用にも素敵() こちらのリンクでどうぞ。

HP
デスクトップの場合
ビジネス向けモデルで付いている銀色と黒のあっさりしたキーボードに関しては、普通にHPダイレクトで純正オプションコーナーを見ると載っています。

問題は家庭向けPavilionです。
現行のモデルではキーボードの右サイドにCD操作キー、左サイドにはスタンバイやWEB、メールなどアプリケーション起動キーの付いた専用キーボードが添付されていますが、日本hp社では頑なに、これの英語キーボード仕様を日本で売りません。補修用パーツとしても買えず、取り寄せもしないと冷たくあしらわれます。

私の場合、得意の個人輸入で行くことにしました。PS/2版は部品番号が判明:5070-2536でネット検索すると扱う店がHITします。

PartStore.com

またワイヤレス版は商品コードKR836AA#ABAで検索すると、キーボード、マウス、受信機の三点セットを米hpの直販サイトで売っているのが判ります。ただ残念ながら米国直販サイトでは商品を日本へは送ってもらえません。米国内の住所を借りて申し込み、その後、日本へ転送してもらう工夫が必要となります。この手の転送サービスは業者が多数あり、質も玉石混交。商品未着や破損のトラブルも多いのでくれぐれも念入りに評判を調べてから利用しましょう。
私は現在、AshMartという、おそらくアメリカ在住の日本人主婦が運営していると思われる(あくまでサイトを見ての想像です)転送サービス業者でワイヤレス版の転送を依頼しています。現在hp社から転送業者に配達が完了。さて無事入手できるでしょうか。

SONY VAIO
の場合
私はVAIOを買ったことが無いので中身がわからないのですが、登録者のみ見られるページSONYVAIOの部品提供をしているようです。
ひょっとしてデスクトップ用も英語キーボードが買えるのでしょうか?オーナーの方詳細教えてください。。


アメリカでパソコンを売っている日本のメーカーでも、意外と米国法人と日本法人でモノの交流が少ないようでガッカリですね。
昔、IBMAptiva用キーボードも英語版の部品番号までUSサイトで調べてIBMパーツセンターへ聞いたことがあるのですが、日本IBMではお取り扱いいたしませんとつれない返事を貰ったことがあります。
ちょっと融通利かせて取り寄せ部品や商品としてOptionのラインナップに入れてくれればいいのに。。
各メーカーで英語キーボードの入手ルートご存知の方募集中です。
特に松下のレッツノートは知りたいですね。あんなローマ字すっきりキーボードなんて妙なものをわざわざ作る松下の神経がわかりません。プンプン。

方法その2.本体ごと輸入


私が行う方法です。いわゆる個人輸入ですね。いままでIBM Aptiva, HP Omnibook, NEC Ready, IBM ThinkPad,TransNote、 富士通LIFEBOOK と輸入してきました。
難点は保障が何処まで利くか、です。
ThinkPad
は国際保障機種なら輸入時のINVOICE(送り状)を提示すればOKです。(そもそも米国モデルには一般に保証書なんてものは付きません。みんなレシートでも保存するんでしょうかね?米国国内事情が知りたいです)実際に私は輸入したTHINKPADを修理に出したことがあります。INVOICE添付で無償修理でした。また個別対応でしょうが、本来は国際保証の無い米国版Aptivaも、INVOCE添付で日本で無償修理していただいた経験があります。
HP
も国際保障が存在しますがあまり積極展開はしていないようですね。だいたいほとんど日本へ輸出してくれる店がないんだから。。
NEC
は絶望的です。ましてやReadyは既に存在しないパッカードベル系の商品なのでもっと期待薄でしょう。
富士通の場合、買ったi-4190は国際保証対象機だそうですが、実際故障したことないんで何処まで日本法人がサポートするかは不明です。

OS
の日本語化についてはXP登場で大変楽になりました。何もダウンロードしたりせず、OS単独で日本語化が可能です。実際に輸入したLifebookで英語版XPを入れていますが、日本語のファイル名も通るし完璧ですね。詳しくはスズキゴン氏がやっている英語パソコンの日本語化専門サイト www.nihongo-ok.com をご覧になると善いでしょう。いつの間にか御本人のリアル画像がアップで出てきて不気味ですが。。


英語版PCを輸入する場合の店選びは根気しかありません。ネット上で発注しては日本への発送は出来ませんっていう悲しいメールを受け取る繰り返しになります。一般にIBMHPの商品は海外への輸出が出来ない店がほとんどです。
参考までに希望が持てる店をあげておきます。

1.     Euclid Computers     http://www.euclidcomputers.com/index.shtml   (お気に入りの店でしたが突然サイトが変更され現在要注意です。利用は控えたほうが。。)

2.     Cyberian OutpostFry'sになりましたね)http://www.outpost.com/

3.     Provantage   http://www.provantage.com/

アメリカにある日本の運送会社支社へ頼み込んでそこへ品物を発送してもらい転送依頼するのが一番確実かも知れませんがね。

 

方法その3.日本ではじめから英語キーボード機を買う

いま一番簡単なのは、こちら。
買うときに英語キーボードを選ばせてくれるメーカーからノートPCを買う方法でしょう。

まずはSONY
VAIO
ノートはやたら英語キーボードユーザーを大切にしてくれて気味が悪いくらいです(^^;
直販サイトではほとんどのモデルで英字キーボードが選べるようです。日本語OSで英語キーボードというのはありがたいですね。残念ながらデスクトップ機では選べないようですが、秋葉原の免税店などを探すとたまに輸出用デスクトップVAIOを見かけますので、絶望的ではありません。

IBM
ここは伝統的に英語キーボードユーザーを大切にしています。現在は直販サイトでカスタマイズ可能になっています。直販サイトへどうぞ。

HP
ビジネスノートの数機種で、直販サイトで購入時に英語版WINDOWSを選べます。(補足:2008/12現在、どの機種を見ても英語版OSが選べなくなってますね。Vistaになって事情が変わったかな※)そうすると自動的に英語キーボードが付いてきます。家庭向けの機種ではあらかじめは選べないようですから、先に述べた交換サービスをあとで利用することになります。
nx6310/6320
シリーズで購入可能のようです。直販サイトへ御案内。

※秋葉原の免税店では家庭向けdvシリーズの英語版を目撃しています。もはやhpではその手の特殊ルートしかないのかもしれません。ただ以前に法人相手の商社経由で交渉するとカタログモデルにない英語版のncシリーズを買っている会社を実際に目撃していますので、その手に希望を繋ぐのもあるかと思います。

DELL
個人向けノートPCDELLは積極的に英語キーボード仕様へのカスタマイズを用意しています。しかも変更は無料。Linux搭載のミニノートでも選択が可能で現在一番ありがたいメーカーです。ただ問題はよく噂に聞く電話サポートの質。。そこから連想して安かろう悪かろうと思ってしまい、どうもDELLマシンに手を出せないでいる私は単なる臆病者でしょうか。

東芝
昔から東芝ダイレクトで輸出モデルが購入可能でしたが現在は見当たりません。免税店ルートではまだ見かけますので、それだけが希望です。

松下(Panasonic)
現在、直販サイトでは、Wシリーズのみ英語キーボード仕様が選択可能です。他機種は例の『すっきりキーボード』が選択できるだけのようです。

アップルは日本語OS英語キーボードの組み合わせで買えるそうです。

※ 素敵な本体デザインなのに日本語キーボードしか存在せず涙を呑んだPCの多いこと。店頭に並べろとは言いません、取り寄せればなんとかなるなら受注発注形式で全てのPCで対応してもらいたいものです。特に日米双方で同じモデルを売ってるメーカー各位は宜しくお願いしますよ。多少コストが掛かってもそれはこちらのわがままなのですから喜んで負担しますから。

ただ何らかの認可の問題で、簡単にはアメリカのキーボードを持ってきては売れないのだと聞いたこともあります。だとすれば政治の問題なのかなあ。



DKB@HACHIOJI,TOKYO