一次判定の推計介護時間のあきれた「あてはまりの悪さ」
− 統計学者の遅すぎた弁明 −
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一次判定法作成のアドバイザーである群馬大学の関庸一助教授は、「要介護認定一次判定の基礎となった統計モデルの妥当性」という論文で、一次判定による推定介護時間がどの程度言い当てているのかという点について次のように書いている。 「総介護時間に対する寄与率(決定係数)は5割強あり、原データのばらつきの5割以上を説明できていることになる。これで充分といえるかについては評価が別れるところかも知れないが、次のような制約の下での推計モデルとしては、この寄与率は妥当なものであると評価している。」 そして性別・年齢・施設種別などの説明変数がないことと2日間しかタイムスタディを実施していないからと考察した上で、結論として次のように書いている。 「今回利用した説明変数と目的変数の組み合わせでは、今回の結果程度の寄与率がほぼ限界であると思われる。」 つまり「妥当なものであると評価」している内容は、「ほぼ限界である」ということである。このように一次判定の推定介護時間がせいぜい5割強程度の寄与率(決定係数)であることを誠実に述べている。
そして整容は4割で、入浴・問題行動関連・機能訓練が2割台、間接生活介助にいたっては1割台という決定係数となっている。 タイムスタディの結果を樹形モデルにかける、 |