ISDN接続要領


下図はMN128V21の場合の接続図です。点線部が 新たなデジタル通信用機器です。 従来のアナログ公衆回線にデジタル信号が乗りますので､モジュラージャックを変更する必要はありません。

NTTから予告される、INS64切り替え完了日以降は、従来のアナログ機器は使えなくなりますので、ターミナルアダプタの設定は その前に全て済ませておく必要があります。またINS64切り替え完了後、発信/受信ともに点検して おくことを忘れないように。ただしマニュアルによると出荷時のままでだいたい動作するようです。

ダイヤルイン番号割り当てなどはパソコンのシリアルポート( RS232C )経由で設定します。各種設定値はターミナルアダプタに記憶されます｡ MN128新バージョンV21では、パソコン無しに電話機を使って 設定できる機能が追加されています。

デジタル通信やアナログFAXモデムも、 シリアルポートを使います。一つのシリアルポートで両方利用したい場合は下図のようにスイッチで切り替えます。

INS64では、INS64(64Kbps)で通信しながら、アナログ電話の受信も可能で、1契約で同時2回線通信の容量があります。ターミナルアダプタは8個まで接続できます。

なお Aterm IT55DSU の場合 下図とは異なります｡ DSUはターミナルアダプタに内蔵されておりS点ユニットで外部に引き出して利用します。 アナログポートは3個あります。また AtermIB55Proは、外置きタイプではなくカードタイプでPCIバスに直結していますので、下図のような切り替えスイッチは不要です。